バンコクの中心部、中華街の北に位置します。人工の丘の上に仏塔が建つ、平地のバンコクにあって、中心部を一望できる数少ないスポットです。観光ツアーには組み込まれていないのでしょうか、日曜日の午前中に行きましたが、タイ人参拝者が多く、観光客は個人客ばかりでした。
丘の下にある本堂。本堂の中では撮影できないので外から。
本堂の周辺（回廊）では何か沢山の人が食事をしたり、集まっていました。檀家の方々の集まりでしょうか、タイのお寺ではよく見かける光景です。
回廊には沢山の仏様。ここも金ぴかです。
平地の本堂から丘への案内板
平地の本堂のある所から一旦道路を渡って丘の上の参拝所へ続く参道へ入ります。この参道は緑が多くて涼しく、気持ちがいいです。
参道脇の崖の斜面にあった仏様。ここに参拝する人は多くないようです。
参道の崖の斜面には沢山の祠があって仏様がいらっしゃいます。ただここで注意したいのは、たくさんある祠のほとんどはお墓です。物珍しさに写真撮影する際には注意が必要、お墓を撮影しないようにしましょう。故人の陶器でできた遺影がはめ込まれてありますから、お墓はすぐにわかります。大体が中華系の方のお墓のようです。
黄金の丘（プーカオトーン）への参道入り口。丘の上への参道は階段になっています。さほど急ではありませんが入口からしばらくは大人二人がすれ違えるくらいの、さほどの幅がない階段です。登り一方通行ですが、下って来る人がたまにいるので要注意。
登り階段をしばらく登っていくと、少し平坦な道になります。ここには鐘が沢山吊るしてあって、これを鳴らしながら頂上へ向かいます。
平坦な道が終わると再び参道は階段となります。登りの一方通行ですが逆行して来る白人の若い女性二人組。ここからの階段は幅があるので、すれ違いは苦になりません。
頂上の仏塔の下にある参拝所。チベットのポタラ宮を思い出しました。行ったことはありませんが。
参道には大音量で僧侶の説法が流れています。これがその音の出所。
また少し平坦な道になります。ここにも鐘があります。
これを過ぎたらあと少しで頂上です。
頂上の参拝所に到着。靴をぬいで上がります。この参拝所に屋上へ上がる細い急階段があります。下りは別の階段を使うようになっていてここも一方通行。
参観料は志納10バーツ。
金ぴかの仏様。
土産物売り場もあります。
土産物売り場で購入したお札。生年月日と名前を記入します。
この銀色の入れ物の中にお札を納めます。
屋上の様子
屋上の仏塔
仏塔の周りを何周もまわる参拝者。熱心です。日本でいうお百度参りのようなものでしょう。
屋上からワットプラケオを望む。
参拝が終わったら下り用の階段で下山します。
階段を上から見るとこんな感じ。
下り階段。登りと雰囲気が似ていますが登り用とは別の階段です。
黄金の丘の成り立ちを記した説明板。
登り下りの階段にはこのような人工の滝があって涼を誘います。
出口終点
意外と混んでいないので穴場です。
日本全国、世界各地よりお目をお運び頂き誠に有難う存じます。
