撮りさるく

有名かとこっちゃ無名のとこっちゃ 写真ば撮ってさるくざい

ムエタイ観戦

2008-04-05 01:47:43 | タイ王国
バンコクに二つあるムエタイスタジアムのうち、日曜日に開催されているラチャダムヌンボクシングスタジアムへムエタイ観戦へ。午後6時から午後9時まで開催されているとの事で、午後6時から午後7時までの1時間観戦。リングサイドは2,000バーツ(邦貨約6,400円)、結婚式場で座る椅子のような座席で高額。その次が1,500バーツ(約4,800円)で野球場のスタンドにあるようなプラスチックの座席で2階席、これもいい値段。他に何段階か料金設定があり一番安い席は階段に座るタイプの300バーツ(約960円)だったと記憶。

スタジアムの入り口に片言の英語を操るおばちゃんと怪しい日本語を操るおばちゃん(テキヤではなく、スタジアムの呼び込み係員)がそれぞれいて、愛想笑いを振りまきながら、一番高い2,000バーツの席を勧めてくる。一番安い席でいいと言いつつ入場券売り場の窓口へ行って切符を買おうとすると、ついてきて「タイ人専門で外国人には売れない」などといってくるが、そのような規定はなく外国人でも買えます。

しかし子供連れで安い席はみな賭け(ムエタイはギャンブルでもある)に夢中でかなりエキサイトするそうで、治安上よろしくないと判断、めったに来るもんでもなし、奮発して2,000バーツを大人3人分購入。(子供は無料との事)
一度切符を買えばその日の試合は出入り自由。さあさあこちらですと高級料亭の客になったような感じでリングサイドまで案内され、子供は見えづらいだろうからと椅子を二つ重ねにしてくれたりこっちの方が見やすいですよなどと、2,000バーツも払ったからか、割と親切であった。
席は空いていればどこでも自由に座れます。

試合開始前のムエタイ踊り。バックには例のタイ風音楽が流れる。どうやら単なる踊りではなく、その所作から準備運動も兼ねていると思われる。

試合開始前のセコンドとの緊迫したやり取り。

赤不利。結局負けてしまいました。


怪しげな日本語の看板。

次の試合が始まる。

白熱する試合。

白い服を着たのは観客ではなく赤コーナー選手のお父さんです。その向こうにいるのは選手の兄弟だそうで 家族ぐるみでセコンドについています。

赤の選手が青の選手をロープへ押し付けます。でも負けてしまいました。

賭けに夢中の地元観客。

リングサイドの様子。

女房と義理の姉、長男は結構はしゃいで見ていましたが、長女は少し嫌だったようで、1時間で切り上げる事に。午後7時ごろ試合会場を後にする。安い窓口は閉まっていて2,000バーツのみ開いていた。

スタジアム入り口。

所在無げに階段にたたずむ人々。

ボクシングを生で見たのはこれが初めてでしたが、試合が終わった後の選手は互いの健闘を讃えあい、相手コーナーへも挨拶に行くなど、スポーツマンシップにのっとって行われていたのが印象的でした。
しかし自分自身、空手の試合に出たことがあり(1ラウンド1分30秒を2ラウンド)しんどかったのを今でも覚えているが、彼らは1ラウンド3分を5回こなしていた。
つくづくえらいと感じました。