撮りさるく

有名かとこっちゃ無名のとこっちゃ 写真ば撮ってさるくざい

酒類販売禁止日に酒を買おうとしたがやっぱりだめだった

2008-10-06 01:48:11 | タイ王国
10月5日(日)、夕食に出かけましたが、本日はバンコク都知事選挙の投開票日でして、酒類の販売は法律によって前日の夕刻から一切禁止、レストランでも出しません。ただし飲酒まで禁止はしておらず、買い置きを飲むのはOK。

ショッピングセンターのアストロビジョンでは選挙速報を放映中。

候補者へのインタビューも行なっている。

夕餉(鳥のささ身フライレモンマヨネーズかけ、うまい)を終えて、

スーパーの酒売り場へ行ってもご覧の通り。

古新聞を束ねる時に使う、例のビニール紐で、入れないようにしてある。「酒は売れません」という意味のチラシも貼ってある。

陳列棚にもチラシが張ってある。物欲しそうに付近をうろうろしていると、おばちゃんの店員が寄ってきて「あんた、日本人かい、今日は都知事選だから酒は売れないよ。投票権もないのに気の毒だが、我慢するこったね」と言う意味のことを言われてしまった。どうやらこのおばちゃんは不逞の輩が酒を買って行かない様に見張っているようだ。

ビールがだめなら、「ルートビール(炭酸ジュース)で我慢しよう」というと、怪訝な顔をしてジュース売り場までついてきた。現物を見て、「アンニー、ダイ(これなら問題ないさね)」と言って笑って去っていた。誰かがレジまで酒を持っていくと、このおばちゃんが怒られるのだろう、多分。

しかしその後、中国人の若者の一団がやってきて、おばちゃんの隙をついて、

棚からカクテルを抜いて買い物カゴの中に入れて去っていきました。(一番下の棚、1ヶ所だけ空間になっているのがお分かりいただけると思う)

中国四千年の歴史に裏打ちされた匠の技に(というか、タイ語も英語も全くわからなかった様子)、さすがの店員も気づかなかったようだ。どっちにしろレジではねられるんだけど。