撮りさるく

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平和の尊さを思いバンプー保養地を後にした

2018-12-28 21:51:07 | タイ王国
2017年5月7日(日)サムットプラカーンはバンプー保養地に遊んだ。


人気の撮影スポット。


入口ゲート方向を望む。


ゲートを再びくぐり、芝生広場を見て帰った。
芝生の上に小さく見えている石碑は、太平洋戦争の折ここに日本軍が上陸し、タイ警察と一触即発の事態に陥ったという旨を記した戦跡碑である。

バンプーでの戦闘は避けられたが、タイ南部のプラチュアップキリカーン、チュンポン、スラタニーでは戦闘状態となり日泰両軍に犠牲者が出た。
これら史実を題材にしたタイの文芸作品に 映画「少年義勇兵」、小説「メナムの残照」がある。

戦闘終了後、日泰は同盟を結び、日本軍はタイ領内を通りマレー半島へ侵攻し英豪軍を撃破、タイは枢軸国として連合国と対峙する事になるのだが、一部政府高官や財界人が中心となり「自由タイ運動」なる抗日地下組織を結成、組織の構成員は一般市民にまで及び、密かに連合国と通じ日本軍に対し抵抗運動を展開。このおかげで戦後タイは日独と同じ枢軸国としての連合国の裁きを受けずに済んだという。
筆者がこの「自由タイ運動」を知ったのは、泰緬鉄道関連の書籍によるのだが、そのネタはどこかでまた記事にしたいと考える。

エビもウマいし景色も良い、平和のありがたさをかみしめ、バンプー保養地を後にした。

以下次号