11月8日の満月ビーバームーン。皆既月食が起こったり、月食の最中に月が天王星を隠す天王星食が起こったりと、超豪華天体メニュー。夕方、バタバタとカメラを取り出し、皆既月食のカメラ設定に合わせてスタンバイ。18時頃に東の空を見ると、金色に輝く満月が🌕
その後、部分食(月の一部だけが地球の本影に入っている状態)から皆既食(月全体が地球の本影に入っている状態)へ、まさに、世紀の天体ショーが繰り広げられていたその時、家事に追われ😢。皆既食が終わった直後、なんとか赤銅色に近い月を撮ることができた🌒
ちなみに、天王星は薄い青色で、明るさは約6等級。条件の良い空でも、肉眼で確認するのはなかなか難しい。天王星食は満月の近くだと、月の明るさに負けて見えにくくなるが、今回は、月が皆既食中で月面自体が暗いので、通常よりも天王星食が観測しやすかったらしい。(自分のカメラではまず無理)
国立天文台によれば、次に、全国で皆既月食が見られるのは、2025年9月8日で約3年後。さらに、皆既月食と惑星食(月が惑星の手前を横切って隠される現象)が同時に観測できるのは、2344年7月の土星食で約322年後。ん~地球はどうなっているのかな?
部分食がはじまる直前(8日18時頃)撮影場所:福岡市内自宅
金色に輝く満月
部分食のはじまりから30分後(8日19時40分頃)
半影食
=中断=
皆既食が終わった直後(8日20時45分頃)
皆既食 実際にはもう少し赤かったけど、、皆既食が終わつた3分後、すでに端が明るくなりはじめていた
部分食が終わる前(8日21時40分頃)
いつもの姿に近づいて、、
以下、参考まで。(資料:国立天文台ホームページより)
月食中の月の位置
月食が起こるしくみ
皆既食中の月が赤く見える理由
※詳しくはこちらの解説資料をご覧下さい。
できるだけ肉眼の色に近けづようと、月の変化に合わせて、iso感度やf・S値など変えたりいろいろ試してみたものの、なかなか難しく、、それでも、介護に追われ、最近は月を見る余裕がなかったので、美しい月が見れただけで満足でした😊
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《参考資料》