26日、帰福すると、自宅近くの桜並木が満開を迎えていた。報道によれば、福岡は全国トップで満開になったとか。こうなると気は逸る。実は、先週、山口で突然、唇が腫れるクインケ浮腫(蕁麻疹のひとつ)ができてしまった。原因は疲れとストレスとのこと。あまり体調は良くなかったが、気分転換をしたほうが良いと思い、筑後桜めぐりに出かけることにした。
真っ先に目指したのは、朝倉市杷木の「夕月神社の桜並木」。この一帯は、5年前の九州北部豪雨で甚大な被害を受けた。夕月神社下の集落は土砂に飲み込まれ壊滅状態となった。そのため数年間、この場所に立ち入ることはできなかった。ようやく訪問できると思ったところ、コロナで外出自粛となった。(昨年はそれどころではなかったので)今年こそはと出かけてみると、それは見事に咲いていた。辺りの風景は変わり果てていたが、桜並木は変わっていなかった。しばらく佇んだ後、桜並木を通って神社へ向かった。人の姿はなく、静かだった。拝殿に向かい、豪雨で亡くなった人のご冥福を祈りつつ、災害やコロナ、戦争のない平和な世になりますようにと願った。
次に訪れたのは、うきは市の桜の名所「流川の桜並木」。こちらは大勢の人で賑わっていた…次項へ
※写真が多くなりそうだったので、2つに分けました。
撮影日:2022.3.27
夕月神社の桜並木(夕月桜) 5年ぶりの対面
前回訪れたのは2017年4月、この3か月後に豪雨に見舞われ、2019年まで通行することはできなかった。
ここから登る
復旧工事は今もなお(民家があったところ)
ゆっくり鑑賞しながら
お気に入りの場所へ
見下ろす (写真右は大分道)
柿の木と桜(柿の木は樹齢50年と地元の人)
夕月神社鳥居の桜、見事に満開
鳥居をくぐり抜けると桜並木
柿畑と集落(写真右上、大規模な土砂崩壊が発生した場所が見える)
横から桜並木を眺める(下に朝倉市、遠くにうきは市のまちが見える 正面は耳納連山)
夕月神社
~夕月神社の桜と花たち~
ヤマザクラ
ソメイヨシノ
ベニヤエサクラ
イヌノフグリ
アカネスミレかな?
「流川の桜並木」へ続きます。
《参考資料》