呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

セメントフォーク大全集1

2006-01-29 | コンサート・LIVE・演劇などの話
セメント・フォーク大全集 永久保存版 自由国民版―新譜ジャーナルコレクション

自由国民社

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★こんな曲も、あんな曲も載ってる!! 偉い!!
しばらく前に出版された60年~70年代の日本のフォークソング全集です。凄くマニアックでレアな曲も載っています。びっくりしました。
みなさんノラというグループの『懐かしのメロディー』という曲を知っていますか?その当時のフォークファンでも知っている人はそれほどいないと思います。でもとてもいい曲です。30年以上前に組んでいたうちのバンドのオハコでした。なんとこの曲の楽譜も載っているのです。
それからガロの『美しすぎて』。ガロというグループは『学生街の喫茶店』が有名になりましたが、実はそれ以前の曲に沢山名曲があります。「日本版CSN」と言われたぐらい完璧なハーモニーを聴かせるグループでした。ウチにはその当時の手書きの楽譜が残っていますが、今頃出版される楽譜に載っているなんて…。
この前偶然ネットで見つけたのですが、『奥のフォーク道』(ポニーキャニオン)という4枚組みのCDがあります。やはり昔のレアなフォークソングを集めたCD集ですが、これに『懐かしのメロディー』が収録されています。私にとっては昔学校の校庭に埋めたタイムカプセルを、30年ぶりに掘り出したような気持ちです。やっぱり良いものは復活するんですね。
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「輪舞曲」第3回

2006-01-29 | 映画(DVD)の話
★「輪舞曲」~いい役者が揃っていますが…
ミーハーな呑む気父さんはチェ・ジウが好きです。『冬ソナ』は、奥さんがヨン様の大ファンという会社の同僚からDVDを借りて全部見ました。『天国の階段』は会社の仲間のお勧めでレンタルDVDで見ました。「涙の女王」(でしたっけ?)と言われるだけあって、泣き顔が素敵な女優だと思います。
日本の男優のなかで、涙が似合う役者が竹野内豊だと思います。男っぽい風貌でもありますが、あのひげ面に涙がとっても似合うと、昔から思っていました。その日韓「涙役者」が揃っているのだから、なかなかいい配役だと思います。今日の第3回のラストも二人で頬寄せ合って涙を流していました。う~ん、美男美女同士で絵になるなぁ~。
でもストーリーはなんかなぁ。韓流ドラマの二番煎じにならないように工夫しているのはよく分かります。でも「神狗」だとか「もぐら」だとか「カジノ」だとか、それから杉浦さんや橋爪さんの親分方も、現実感がないですね。それとチェ・ジウの店がいつも荒らされるのはなぜ?よく分かりません。
韓流ドラマの「これでもか!」といういじめやすれ違いは、分かっていても引き込まれるところがあります。それなしで韓国の俳優を使って日本を舞台にどんなストーリーにするか。今後の展開に期待したいと思います。(というかそれほど真剣に見ているわけではないのですが…なのにこんな話を載せてすみません…)
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いよいよトロンボーン入手!

2006-01-29 | コンサート・LIVE・演劇などの話
★トロンボーンは手に入ったが…
弟のカミさんからトロンボーンを借りてきました。彼女は小学生から高校までブランスバンドでトロンボーンを吹いていたそうです。本格的!「もう20年ぐらいケース開けていないから腐っているかも…」と言っていましたが、とんでもない、いい楽器です。20年以上前に17万円で買ったというヤマハのボーンですから、今だったら多分30万円近くするんじゃないでしょうか。
早速弟の家で吹いてみました。私も30年前はブラバン経験者。クラリネットをやっていましたが、ペットやボーンもいたずらしていて結構吹けたものです。しかし!やっぱり30年の月日の経過はそう生易しいものではありませんでした。ほとんど音が出ません。弟のカミさんにちょっとアドバイスもらって、ようやくポワ~ンと情けない音が出ました。『ため息キップ』の回にTommyさんからいただいたコメントにご返事したように、なんか自分の「おなら」のような音です。つくづく情けない…トホホです。
頑張るぞぉ~、3年後には会社のオケでデビューするぞ!それと仙台のJAZZ FESに友達と出演するぞ!!やっぱりレッスン受けないとダメですかね。でもサックスやペットは沢山あるのに、ボーンのレッスンってほとんどないんですよ。やっぱりマイナーな楽器かな。前途多難な、かつ結構無謀なオジサンの挑戦であります。
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呑む気父さんの読書感想文・その13 「ぬしさまへ」

2006-01-29 | 本の話
ぬしさまへ

新潮社

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★「ぬしさまへ」畠中恵著 新潮文庫
「しゃばけ」の続編です。前作が一つの物語だったのに対し、本作は短編集です。日本橋通町の廻船問屋兼薬種問屋長崎屋の若だんな一太郎と妖(あやかし)たちが繰り広げる謎解きものです。前作と比べると、登場人物のキャラクターがより鮮明になり、若だんなの謎解きも腕を上げて冴えてきました。また短編の分噺の展開も速く、さらに面白味を増しています。
「空のビードロ」や「仁吉の思い人」など人情味溢れる話にはほろりとさせられます。本作によりシリーズ化するための『核(骨格)』が完成したようです。もう既に第4作まで刊行されている由、私の読書感想文候補が増えてうれしい限りです。
それにしてもなぜこういう「江戸市井もの」って、読んでいて落ち着くというか、すんなり体に染み込んでゆくのでしょう?それは決して私が年を取ったからだけではないと思います。世の中がどんどん進化して、その結果心身ともに余裕をなくしつつある現代にあっては、一種憧れの時代ですよね!
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