トマト

♪トマトの季節到来！
今は年中食べることの出来るトマト、でも本来は夏が旬だね。冷やしたトマトに塩をパラパラッと振ってがぶりと食いつく。独特の青味と甘みとすっぱさと、そこに適度の塩気が混ざって、最高！父さんはトマトには絶対塩だ。それもできれば「美味しい塩」を使いたいね。
子供（若い）のころはあまりトマトが好きではなかった。でも大人（中年）になって好きになったね。イタリアンの、トマトの酸味が効いた料理は大好き。
この前朝のラジオで、鈴木杏樹が「冷製カッペリーニ」のレシピについて話していた。カッペリーニとはそう麺のように細いパスタらしい。詳細は省くが、湯剥きトマトのざく切りとバジルを刻んだものをオリーブオイルで和えて、塩こしょうして半日冷やしたものと、これまた冷水に晒したパスタを混ぜ合わせる・・・。う～ん、冷えた白ワインに合いそうだなぁ。

これまでの人生の中で一番旨かったトマトは、札幌にいたときに代理店のＦさんの畑で、子供と一緒にもぎ取ってそのまま齧りついた生温いトマトだ。住宅地の空き地の畑だったが、Ｆさんはその畑から大根千本、トウモロコシ数百本、そのほかトマトに茄子に、きゅうりに葱などを収穫する。Ｆさん自分で育てたそれらの野菜をお客さんへのお土産として配って歩く。
「来週収穫すっから、家族で来たらいいっしょ！」と誘われ、家族で伺った。そして持ちきれないぐらいの野菜を頂いた。「トマトは今食ったら旨いよぉ～。」その場で子供と食べたトマトは、間違いなくしっかりした夏のトマトの味がした。