呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

ハマ音合唱団「第19回サマーコンサート」~追伸

2008-07-23 | コンサート・LIVE・演劇などの話
ハマ音合唱団のコンサートを聴いていて、感じたことをもうひとつ・・・。

コンサートは、第1部が一般公募(固定メンバーはいるが)の合唱団による合唱曲。
第2部がプロの声楽家の演奏。
第3部はまた合唱団の演奏。
要するに音楽が大好き歌うのが大好きな人々が集まり、自分で歌いかつプロの本物の演奏を堪能する。
聴衆もみんなの歌を聴き、ゲストの歌を聴く。
これがハマ音(旧労音)の趣旨なのかなぁ・・・ということだ。
労音の活動は、それこそ僕たちの親が若い頃の昭和30~40年代にとても盛んだったと聞く。
ウチの親父やお袋だって、若い頃は随分労音のコンサートを聴きに行ったとか。
その頃の精神が、まだ脈々と続いていることに感心した。
だからピッチだ声質だとあまり細かく言うよりも、演奏側も聴衆も音楽を楽しむことが大切なのかな、とも思った。
尚且つあんな素晴らしいソリストの歌が聴けるんだからね。

それにあの聴衆の多さ!
県立音楽堂の1千を越す座席が満席だ。
この聴衆や出演者たちが、日本のクラシック界を支えているのかな・・・。
出演するおじいちゃんやおばあちゃん(?)を見に来た孫もいるだろう。
普段あまりクラシックや合唱を聴かない人だって来ているだろう。
だけどあの楽しそうな合唱や福井さんたちの素晴らしいソロを聴いたら、ぜひまた聴きたいと思うに違いない。
その辺の趣旨を十分意識した指揮者辻先生の舞台進行MCも、ユーモアたっぷりでなかなか良かった。

なるほどねぇ、こういう音楽活動もあるんだなぁ~と感心した一日でもありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする