![]() | 2002 小澤征爾 歓喜の歌 [DVD]ユニバーサル ミュージック クラシックこのアイテムの詳細を見る |
最近、会社帰りの電車の中で「第九」を聴いている。(取り敢えず第4楽章だけ)
本当は、月末に迫った混声合唱のコンサートの暗譜も終わっていないんだから、そっちに集中すべきだが、来週の第九練習のために1回聴いたら、もうダメ。
1日に一回は聴かないと気が済まない。やっぱり第九はいいなぁ。
我が家には「第九」のCDとDVDが4枚ある。レコードは2枚。
CDは・・・
・小澤征爾、ニューフィルハーモニア管弦楽団(1974年録音)
・ロリン・マゼール、クリーヴランド管弦楽団(1978年録音)
・ウイルヘルム・フルトヴェングラー、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団(1942年録音)
DVDが
・小澤征爾、サイトウ・キネン・オーケストラ(2002年録画)
僕が生まれる前の、まさに神がかり的なフルヴェンの「第九」の感想はまた今度お話しするとして、小澤征爾の演奏を聴き較べると・・・。
小澤の30歳代と60歳代最後の演奏は、30数年の年月を経るとどう変化したのか・・・?
僕の耳と感性では良く分からないということもあるが、全体的にはほとんど変わっていない。
若い頃の方が多少テンポが早めのようだし、現在の方がやはりゆったりと落ち着いた感じはあるが、全体的な印象はほとんど同じだ。
神々しく優雅で、かつ躍動的でまさに歓喜に満ちた演奏だ。(ボキャ不足で月並みにしか表現できないのが悔しい)
いやぁ~、でも小澤の第九は良いなぁ。この演奏、好きだなぁ。涙が出るなぁ。
ナマで聴きたいね。サイトウ・キネンを聴きに松本まで行かないとダメかなぁ。
帰りの京葉線や東海道線で小澤の第九を聴いていると、涙が止まらなくなる。
なんでこんなに感動するんだろう。歳のせいで涙腺が緩んできたから?
それとも、それこそ歳のせいで感性が広がってきたのかな?
東海道線の中で、窓の外を眺めながらヘッドフォンをつけて音楽を聴き、なにやら口の中でブツブツと歌らしきものを口ずさみ、時々涙を拭っているデブの変なオヤジは、僕です。
