この前、覚えている限りでは初めて、亡くなった妻が出てくる夢を見た。
最近ではあまり夢を見なくなった(覚えていないだけ?)のだが、それにしても妻は僕の夢に出てこなかった。
病院の待合室のようなところで、家族4人が集まっている。
特に妻が入院していてお見舞いに来たということでもなさそうだ。
待合室のソファーの僕の向かい側に妻が座り、その隣に長男が座っていた。
長男は今より若い感じで、多分高校生ぐらいか。
僕が次男に何かを買ってくるように言ってあり、その代金のことを心配していると、長男が「大丈夫だよ、あいつはバイトばっかりやって金は持っているんだから」と言う。
そうしたら妻が、ふふふっと笑った・・・。
たったそれだけ。
妻が亡くなってから、なんで夢に出て来ないんだろうとずっと思っていた。
こんなに毎日思い出しているのに、こんなに気に掛けているのに。
本当は見ているけれど、記憶に残っていないだけなんだろうか。
それとも、僕は妻の夢も見ない冷たいダンナなんだろうか。
でも、夢にぐらい出てきてくれてもいいよなぁ。
夢にも出てこないということは、とても寂しいことである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最近、歳のせいか夢を見ない・・・、なんか示唆に富む言い回しだね。
もう50も越えると、夢は見ないのかなぁ、見れないのかなぁ、夢もなくなるのかなぁ・・・。
これまた寂しいねぇ・・・。
上記画像は、15~16年前の家族写真。妻が亡くなってからサイドボードの写真立に入れた。
僕も妻も本当に若い。あのころの息子たちは、すこぶる可愛い。