呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

妻の夢

2009-07-30 | 家族のこと

この前、覚えている限りでは初めて、亡くなった妻が出てくる夢を見た。
最近ではあまり夢を見なくなった(覚えていないだけ?)のだが、それにしても妻は僕の夢に出てこなかった。

病院の待合室のようなところで、家族4人が集まっている。
特に妻が入院していてお見舞いに来たということでもなさそうだ。
待合室のソファーの僕の向かい側に妻が座り、その隣に長男が座っていた。
長男は今より若い感じで、多分高校生ぐらいか。
僕が次男に何かを買ってくるように言ってあり、その代金のことを心配していると、長男が「大丈夫だよ、あいつはバイトばっかりやって金は持っているんだから」と言う。
そうしたら妻が、ふふふっと笑った・・・。

たったそれだけ。
妻が亡くなってから、なんで夢に出て来ないんだろうとずっと思っていた。
こんなに毎日思い出しているのに、こんなに気に掛けているのに。
本当は見ているけれど、記憶に残っていないだけなんだろうか。
それとも、僕は妻の夢も見ない冷たいダンナなんだろうか。
でも、夢にぐらい出てきてくれてもいいよなぁ。
夢にも出てこないということは、とても寂しいことである。

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最近、歳のせいか夢を見ない・・・、なんか示唆に富む言い回しだね。
もう50も越えると、夢は見ないのかなぁ、見れないのかなぁ、夢もなくなるのかなぁ・・・。
これまた寂しいねぇ・・・。

上記画像は、15~16年前の家族写真。妻が亡くなってからサイドボードの写真立に入れた。
僕も妻も本当に若い。あのころの息子たちは、すこぶる可愛い。
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混声合唱サマコン~もう少し詳細を

2009-07-30 | コンサート・LIVE・演劇などの話
サマコンの、もう少し細かい感想を・・・。

あれだけの大きなホールで舞台も広いので、正直言ってソプラノパートの声やオケの音が聴こえないことがあった。
T先生が日々仰っていたが、「本番では周りの音を聴いていると遅れるし、ピッチも分からなくなるから、テンポは指揮者に、音程は自分を信じるかちゃんとオケの音を聴くこと」
確かにその通り。特に夢中になって歌っていると、もう他のパートは聴こえなくなる。
テンポも、どうしてもオケは遅れて聴こえるし、周りのメンバーのピッチが正しいとは限らない。
やっぱり自分とオケと、それと最終的には指揮者に頼らざるを得ないんだね。
グロリアではパイプオルガンが入ったが、舞台上の僕たちには全く聴こえなかった。
今回の演奏がどんな音色で、どんなボリュームで、どんな風にホールに響いたのか・・・。CDが出来るのを楽しみにしている。
(なぁ~んて、CDを聴いてみたらがっかりということは良くあるが)

みなとみらい大ホールは、よく響くコンサートホールだ。
タンホイザーやグロリアのように、オケがジャジャ~ン!!!とフォルテシモで終わる曲は、丸々2秒ぐらいの残響がある。
これまた気持ちが良いものだ。
第九の演奏会でも、本来最後の「ジャン!!」で残響があるはずなのに、知ったかぶり(失礼!)の聴衆が、終わるか終わらないうちに、うわ~っと拍手を始めるので、残響もあったものではない。
今回は割りと大人しい聴衆(=クラシックにあまり慣れていない=知ったかぶりはしない?)が多かったせいか、無粋にフライング拍手はほとんどなかった。
やっぱり指揮者が棒を降ろして、初めて曲が終わるんだよね。それをわかって欲しい。
残響だって、曲の一部だと思います。

今回のコンサートが聴衆にとって満足度が高かった(多分)のは、オケが入ったこと、そしてまさに日本を代表するソリストのステージがあったことが大きいと思う。
三縄さんと福井さんが、オケをバックにそれぞれの得意な曲を披露していただいた。それだけでなく、デュエットや合唱との共演まで!
これは相当聴き応えがあっただろうし、我々合唱団にとってもとても素晴らしい経験だった。
小編成だったが、オケの華やかな演奏とコラボ出来たことも大きい。
来年はソリストをまたお願いするようだが、オケは付かない予定。それがどう影響するのかなぁ。
それと「グロリア」は、やっぱり相当苦労した。
そんな曲を、一回の演奏会で歌い終えるのは寂しいね。ぜひオケ付きで、あと3回は歌いなぁ・・・!

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