🎵入院したら、病室の窓から見える毎日同じ風景なんて、俳句の材料にはないだろうと思っていたが、豈図らんや意外とそうでもない。母親が部屋の中の文具や本類、お世話をしてくれるベトナムのお姉さん、窓の外に見える電線の小鳥と新幹線ぐらいでよく毎月俳句が詠めるなぁと思ったが、なるほどこういうことか。句材はどこにでもあるし、人間の心情は毎日変化するものだから。
🎵以下、入院してからの俳句の一部です。本来は写真と俳句を組み合わせる「フォト俳句」とは違うので写真添付は邪道だけど、病室からのどんな風景を詠んだのか、参考までに。
まだまだ推敲の余地ありなところは勘弁!駒草投句までに直します😊。
鈴守チリンと入院初三十日

病窓の先に春まつ蔵王かな(大いなる凡人だな🙄)

誰走る沈むトラック春の宵

初点滴胸の真中の余寒かな
カテーテル抜く日はいつや浅き春

春の雪ゆらりとバスの出立す

🎵抗がん剤3日目、さすがに少しムカムカして食欲がほとんどない。朝昼は半分、夕飯は2割ぐらいしか食べられなかった。栄養士さんがカウンセリングに回って来て、ご飯を減らすことと夕飯を麺類にすることにした。ローソンのプリンやヨーグルトが美味しい🙂。
