ふろしき王子のブログ◎
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ふろしきは、中身をくるむ
器ともいえますが、
さらに風呂敷にとっての器は
包みを持つ本人。

だから、誰が持つかによっても
雰囲氣は変わる。
色や柄次第でどんな人でも
似合いますが、
やはり和服に風呂敷づつみは
ピッタン子です。

昨日、高校でふろしきの授業をしましたが
制服から浴衣に着替えたら、
またいちだんと華やぐでしょう。

布を織るのは、繊維植物を
育てることからはじまり
とても手がかかっている。
これをハサミでくりくりと
切り抜くのはもったいなくて
本来はしなかった。
綿布の産地のインドやアフリカは、
長方形に織ったままの布を体に巻く。
切り抜いて作る洋裁は
北方の皮の文化。

日本はもともと木綿ではなく
大麻なので、
直接巻くには硬めだから
きものの定形に縫うけれど、
布は織ったままを使う。

ふろしきも同じく
形は四角く一定で、
染めや模様を遊んだり
中身に合わせて自由に変化する。
着物とも通ずる
素直な布の生かし方です。

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