健康に関した業に携わっている方は、
自らの手がける技だけで、人々の心身や世の中を改善しよう、
またはできる、と思い込んでしまう傾向がある。
「アロマで精神病を治癒」
「鍼灸でアトピーを解決」
「みなが菜食になれば、平和が訪れる」
「大あさの栽培が解禁されれば、格差のない世の中が実現する」
しかし、深くて広い視点から原因を見出せなければ、真の解決はない。
・散らかった部屋でアロマを炊くよりも、部屋をすっきり片付けた方が
心も落ち着くかもしれない。
部屋の風通しがよくなって、自分や部屋に居着く微生物が変わり、
免疫力と体力が改善されて、心が晴れ晴れするかもしれない。
アロマや瞑想をするのは、その後の話です。
・家の古い水道管の赤サビが原因のアトピーであったとすれば、
毎週鍼灸に通い続け、その時はよくなった氣がしても、何になろうか。
まずは、目に見えて、手足を動かせば解決できる、当たり前のことを
きちんと調えるべきだ。
様々なヒーリングは、それさえままならない時のための種火、氣つけ薬、
または、けじめとしての最後の仕上げなり。
通い続けないと元氣を維持できないのは、治療も間違っている。
・また、菜食で健康の人は、いままで過去(母から受け継いだものもふくめ)
たくさんの動物性の脂肪や蛋白質を体内にストックしているからよいのであり、
それがなくなれば、栄養不足になって健康や精神に何らかの問題が起こる。
ただし、現在流通している肉や魚、卵はその育てられ方、処理のされ方が
不自然なため、かえって食べないほうがよいものが多いので、問題はのこる。
・例えとして大あさを出したが、たとえば、裏で大きな矛盾を抱えた政治家であっても、
「大あさを解禁する」を公約としたなら、大あさを信奉している人は
その点のみで、支持を固めてしまうだろう。
だます方は、二段も三段もうわてであるから、言葉だけの共感で動かされず、
知的保留をし、のらりくらりと棚上げも辞さないマイペースに立ち帰って、
それでも胸を打たれ、腰に響きつづける何かがあって細胞がざわざわするならば、
自分の責任で決めたい。
まあ、例としてこのような話を書きましたが、
自分のやっていることだけではなく、
いろんな人や場所に、すてきな角度を持ったアンテナを建て、
ふさわしい器を準備し、自然と発信せずにはいられなくなるくらい、
あふれ出ちゃうような、まずは受信の環境を用意することが大切と感じている。
(まにまに書いているので、読みづらいかもしれませんが)
受信箱としての家や町、受信の森や田畑、山、海、川、受信体としての人。
それを護る衣食住。
自分の行動の前に、応援したくなるような自分、帰りたくない家、
脱ぎたくない服、深く噛み締めたいほど美味しい料理。
そんな器にある自分から自然に飛び出す行動が、きっと本当だ。
(メモ)
・霜降り肉の牛は糖尿病。
・パーマ液(1液)は、1ccが致死量。2液も毒。健康を害し、下水から環境にも悪影響。
・ヘナも髪を酸化させる。髪につやのない方が多い。
・麻酔薬や痛み止めの乱用は、将来アルツハイマーにつながる可能性が増す。
・何でもメモを取っていると、記憶力が弱まる。
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