ふろしき王子のブログ◎
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片付けに参った 友達の家は
とても和やかで暖かな家庭でした。

友達の部屋は、夢の島のごとく
ちりあくたに 布 紙 本 飲食 散らばっている
なんてこたぁ全然なくて、
収納に収納されておりましたが、
漫画やゲーム、文房具などのものが
たくさんの箱にしまわれていて、置き場に
あぶれてきた、という状態でした。

それを、2人で協力して いるいらないで分けたりしながら
おしゃべりしたりして、
僕もおみやげに 漫画原稿用紙、スケッチ帳、はがき、直るかもしれない
デジタルカメラをいただいた。
その後、彼の家族とともに夕飯まで
団らんの中で一緒にさせていただく。

絵に描いたような平和な家庭だが、
また10年もすれば息子たちが独立したりで
静かに落ち着いていくのだろうか。
もちろん、新たしき生命が加わって
次のステージもあるでしょう。

うちもこれから、ますます 器のひろい
みなぎる家庭を築いて行かむと思う。

ひとり ひとりの人生だが、そこには
家族や友達、ご近所、同時代を生きるすべての生命との
目くるめく交わりがいつでもここにある。
願わくは、憎しみ合うことなく
手を結んで、互いに喜ばしい、かけがえのない今を共有したい。

目の前のきみも、産まれた赤ちゃんの刻があり
いつしか天へ召される日が来る。
愛して、愛されて、
色々あっても 最後には全部感謝できるような
うれしく尊い一生を全うしたい。

泳いで泳いで流されて、
流れ流れてまた泳ぎ、
辿り着いた岸にはどんな果物のみのりたる、
どんな眺めにあらむか知らねど
ただただ歩け、流れ、歩け、流れ、
男と女が奇蹟を産むこの星で。

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布団のなかは、ぬくかる温帯なれど
フトンの外は、しばれて亜寒帯。

うちは縦長で、3つの部屋に分かれる。
玄関側は台所で、風呂や音入(トイレ)にも通じる。
庭側はタタミの和室で、寝室や客間、ミシンするときに使う。

真ん中の居間は、普段食事をするところだが
この部屋でだけ、暖房を使う。
電氣につなげるオイルヒーターだが、
一階ゆえ底冷える我が家では、1日の半分着けていれば
電氣料金は月に1万を超える。
本来は木炭の火鉢で直接人体を暖めつつ
お湯も沸かすのが効率的だろうが
幼な子がいて、じさまばさまはいない家庭なので
少し危なさがあって使わない。

実家では自室でヒバチを使い、
薬缶で沸かしつつ
パンやクッキー、おむすびに餅なぞ
何でも焼いたり暖めて食べて楽しかった。

今日も青きよい空で、
友達に頼まれた藍染ものをお渡ししたのち
埼玉の友達宅へ、なぜか 片付けをしに参る。
片付けが好きなのだ。
結果は、後ほど。

道中、所沢あたりから見える雪筋なる山々はチチブかな。
父と読みつつ、女山ならば、
そのお乳に触れに参るが男たるべし。
むしろその滴(しずく)を飲むがごと、
ある晴れた春の日に
秩父のお乳を飲みに行きたいものだが、
我が家にゃすでに、山の神おってんねんから
独身男は山を攻めて揉みて、包まれよ。
女性は受け身が本質なれば、積極的に山へ登ることは勧めないが
自らこそ、男が登りたくなるような、
瑞々しく大らかな山となるべし。

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