雨ふる暮れの日曜日、
クシを買いに、浅草 伝法院通りの よの屋へ参るが
開店まで2時間半ほど、上野から浅草、そして界隈を歩きつづける。
夏は下駄で日に3万歩は行くし、講座のときと比べて
荷物が軽いから、雨といえども いくらも歩ける。
私の本体は、脚なり。
先日、重心は足裏よりも低くなり
とうとう自我喪失か。
これは悪くない意味で、大自然との調和に他ならず。
ちょっと久々の故郷散策では、上野松坂屋のある春日通りの
街路樹がヤマモモになっていたり、
吉池デパートは工事中(別館は営業らし)。
浅草では、新仲見世にシンニャカというゆるキャラができていた。
朝から、外国人観光客が非常に多かった。
そして、銀座線で銀座へ向かう。すぐだ。
・・・ナチュラルハーモニー銀座店で
妻希望の 人参 大根 菜っ葉に、
今日の会に差し入れるお菓子
チンゲン菜の種も買った。
今から蒔いて、がんばってもらい
春に小麦畑の周りが菜の花畑となるように。
このお店の会社では、兄も働いている。
そして今は、紅い京急線に乗って、
横浜へ。
雨が、天と人と街と海をつなぐ。
平らな大森の町を眺めつつ、
どこからか先は元々広い干潟で、海苔ひびが立ち
帆かけ舟が浮いていたのかな、と想う。
埋め立てなんざ、男の成せる業だ。
穴があったら埋めたくなるのが男の性。
女性がさかる男をやわらかく溶かしていれば、
わざわざふるさとの海を埋め殺すこともなかったろうが、
時代と事情があったのだろう。
工業地帯にしていたチャイナや北朝鮮を手放すことになったので、
日本列島の沿岸を、埋め立ててでも
工業化に邁進するしかなかった時代の風。
2013年立春からの新しい時代には、
いのちを中心に置いた邁進こそ男子の本懐たるべし。
問題ないことを問題とし、
大問題なことを問題としない、
男がずれる原因は不安にあるから、
女性はただひとこと、オトコに
「大丈夫」と伝えさえすればよい。
横浜にもあっという間に到着し、バタバタと下りたら
傘を置き忘れマシタ・・・。
防水ふろしきマントと潮干狩り帽子、の装置で対応いたします。
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