何だかすっかりと秋ですね。
今度の日曜に庭の稲を刈る予定。
それからは風景が一変していきます。
刈った後、田んぼにいるメダカや小エビ、貝、ヒル(血は吸わない)などを
冬越し用の容器に移します。
今年から、発砲スチロールをやめて、プラ舟にしようと。
モルタルなどを混ぜる深緑色の丈夫なプラ容器で、ホームセンターにも売っています。
発砲スチロールは、特に土に直接置くと、底に棲み付くダンゴ虫やナメクジがか、
小さい穴をうがってきて、水漏れにつながります。
寒さよけに、容器は土に埋設します。風が当たらないのと、地中はやや温かい。
さらに、半分以上板をかぶせて、風と雪の侵入から守る。
田んぼの土は容器から引っくり返して、麦畑に転換。
地表を覆うのは、刈った稲のわらくずです。夏草が冬草を育て、逆もしかり。
庭が狭い故に同じ場所の二毛作にしていますが、
本当は田んぼの土の中も微生物の層ができているので
そのまま耕さず水を張りつづけて、次の田植えを待ちたいところ。
一つくらいはそのままにしておきます。
11月の満月(もちづき)前に小麦の種を蒔くと、いよいよ冬景色に向かいますが
枯れ色や雪の中にひとり、小麦の若葉が青々と息します。
庭のどこかでカナヘビは冬眠。
10度以下になると、片すみに放った野菜の皮なども分解されず、
こんもり盛り上がってしまいますが
冷たくて腐りもせず、春が来てふたたび虫たちが片付けてくれる。
人畜無害の、アブのような存在がいて、その子どもが
ミミズよりもずっと旺盛な食欲で分解するため、
日々投げている野菜くずも、嵩が増えない。
他メンバーは、アリ、なめくじ、だんご虫。
悪臭はなく、ごきぶりは来ない。
植木鉢の下には、かぶと虫の幼虫そっくりの
こがね虫の幼虫がもぞもぞ。
凍てついた季節も、雪と落ち葉と石の下で、
たくさんの生きものたちが休んだり、来春の準備をしている。
衣替えのように、僕も今日からいつもの風呂敷リュックの
ふろしきを変えました。
リネン(亜麻)の大風呂敷に、藍の型染めのカバーを結んでいたのを
ほどいて洗い、替わりは
ヘンプ(大麻)の大ふろしきに、藍の絣(先染め)の中風呂敷でカバー。
たくさんの思惑うごめく浮世にあって、ただ一匹の生きものとして
季節に、大自然に寄り添って、マイペースながらも
先の世代がより生きやすくなるよう、開拓をしていこう。
(追加)
抜け毛が多く、髪が薄くなる原因は何なの?と導入する広告があったが、
僕なりの答えは シャンプーが原因。男は頭頂部に原液をふりかけるから
脳天から薄くなる。シャンプーの界面活性剤は頭皮の脂を取り去るゆえに
乾燥させてフケを呼ぶ。また、ツヤを出すのはシリコン塗料でフタをするから、
窒息して髪が死ぬのかと。
水やぬるま湯で洗い、つげ櫛でよく解いておけば、髪は清浄を保つ。
シャンプーをやめた当初は、脂が多く出ますが、次第に減ってくる。
その脂を落とすには、湯と水で交互に洗うとよい。
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