ふろしき王子のブログ◎
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昨日は3つ重なって、風邪氣味になった。

そのみっつとは、
・ご飯を食べている割に、子どもたちと留守番であまり体を動かしていない。
・オイルヒーターの掃除でホコリを吸い込む。
・急に寒くなっても、夏の服装。



そこで、庭にもはや自生している(こぼれ種から生長)辛苦いルッコラを
お昼に生でパリパリと食べて、
夜は先日酢漬けした新生姜をしゃくしゃく。
疲れたときは、酵素の多い生ものを摂り入れ、暖かくして寝るのが一番。

それでも今日は用事が重なっていて、午前中は自転車に息子を乗せて八王子で買い物。
午後は家で染め物をしてから、また自転車で息子と、稲刈りの手伝いへ。
鼻水を拭きながら、坂道をキコキコ。

先ほど、風邪の原因を3つ書きましたが、それらは最後の呼び水に過ぎず、
内実は、夏の疲れ、本やふろしき作り、テレビ撮影完了の安堵などで
目に見えないでっかいものがあって、それが台風のスイッチで
しゅるしゅると溶けている表れでしょう。
さあ、日本人は季節のたびに生まれ変わる。
(稲刈り時にもらった長ねぎを翌朝刻んで味噌汁に入れて飲み、体調も落ち着く)

そんな折、新しい本の表紙が送られてきました。



『毎日カワイイふろしき』(玄光社)11月27日(水曜日)に発売の予定です。

風呂敷とおなじく、ほぼ正方形の本です。
いろんな色柄が登場し、眺めてるだけでも可愛く、
ふだんでも非常時でも役立つ内容が揃い踏みです。
様々なテーマのコラムも挿入。
世代を超えて、たくさんの人たちに愛される本になるように願っています。


今日の稲刈りで、田んぼの雑草「コナギ」をもらってきました。
蛙系男子?の僕はこの、つるんと広がった葉のコナギや水アオイが大好き。
帰宅してさっそく、年中水を張ったままの田んぼに植えておいた。


(中央の、先の細いのがこなぎ。周りの円いのは姫睡蓮のアサザ。こまいのは浮草)

ヨシとコナギ、水辺の役者が揃ってきました。
そのうち建てたい家の周りに、生活廃水を流しつつヨシで浄化する堀を
作りたいのですが、ヨシの下草としてコナギがぴったり。
東京だるまがえるとヌマエビとドジョウの天国にしたい。

家の周りにぐるりと堀を掘って、少し粘土で踏み固めた後に
砂じゃりを敷き、そこに台所排水を配管から注ぐようにするだけで、
とっても簡単な工事なんだけど、やっている人はまだ聞いたことがない。

エコのためっていう精神的な満足以上に、
そこで浄化された水を二次利用できるし
(用水路がなくても、台所を水源に水田ができる)、
エビや蛙やどじょうを、食糧とさえ考えている。

路地の植木鉢のふちにはミノムシの蓑が下がっていた(みの虫は昨今激減している)。





裏庭の本さかきの鉢の根元には、ジグモの巣が伸びている。

ペットショップや園芸コーナーには置かれない、身近な虫や草。
突飛なもの、目新しさ、妙竹林なものばかり迎合するのではなく、
こういう当たり前のはず存在が、土台としてあることを大切に思っています。

テレビも新聞も、基本的には極端な案件を発信しますが、
誰々さん家のチャボのひよこがかえった、おめでとう!とか、
○○さん家の次女が、おむすびを上手に結べるようになった、
そんなニュースにも逢いたいな!

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