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風呂敷は道具というよりも、素材です。

小麦粉と同じ。

自分の好きなように、いちから手作りします。
レシピ通りにお菓子やケーキ、お好み焼きに仕立ててもよいけれど、
毎回異なった創作料理でもいけます。

いちまいの風呂敷が、
・バッグ
・帽子
・水着
・エプロン、スカート
・敷き物、
・手袋、きんちゃく袋
・リュック、スリング、服
・はらまき、帯、ウエストポーチ
・トートバッグ、ペットボトルカバー、ティッシュBOXカバー
・イス、ボール、人形、風よけ、リボン、包帯、三角巾、マスク 他にも沢山

そして、用が済んだらほどいて、また振り出しに戻れる。
ここは小麦粉とは違います。
まるで、時間を巻き戻しながらも、今までの記憶は全部のこっている状態。
反復練習を無限にこなせて、いつしか一身同体に。

昨日は大荷物を背負って遠征し、今日も下駄でたくさん歩きました。
それで、いつにもまして腸の調子がよい。

腸がすっきりしていると心も晴れますが、
まさに、心臓を動かしているのは腸内細菌です。
有名どころは大腸菌ですが、病原となるのはごく一部、牛の腸に住むO-157などで、
大腸菌自体は生命維持に必要不可欠な存在。

その大腸菌のいる腸も、滞れば腐敗の方向へ行く。
動かすには、よく歩くことですが

この頃は、若者でも肩が前に垂れて、背中が左右にまるまっているような
姿勢の人間が多い。
これは、肩の力が無いということではなく、
下半身、とくに腰を締める筋肉が弱りすぎていて上半身を支え切れないために、
崩れて、いかり肩や猫背になっています。

これを正常化するには色んな方法があるでしょうが、
腰をよく使い、自然と腰に意識が向くようなライフスタイルが必要で、
たとえば、腰に帯を締める。下駄で歩く(坂道もおすすめ)、
そして、風呂敷包みを背負う。

帯を締めると、それ自体がテーピングの如く筋肉のサポートとなって
上半身の支えを助けますが、次第に反発によって、骨盤を締める
筋肉(括約筋など)がついてきます。

下駄で歩くのは、慣れないとやや難しいために、歩くこと、足に意識が集中します。
それで、頭で考えすぎたり、胸(こころ)で悩んだり感情的になっている場合じゃなくなります。
実際、足で踏みしめてバランスをとりながら、上体を支える腰も発達します。

風呂敷を背負うと、上半身が重くなります。
それを支える足腰の鍛錬になりますが、全身運動なので、どこか一ヶ所に
負担が集まることはありません。こうして鍛えられた下半身、
荷物を下ろしたなら、天使の跳ねるような身軽さを手に入れます。
でっかい荷物をちゃんと背負ってきたんだ、
手ぶら状態で猫背になる理由は存在しません。

帯はズボンの上からでも、薄手で柔らかいへこ帯ならかさばらずに締められるし
(2mほどで、腰を2周して結べればよい)、その上に上着を羽織れば目立たない。
下駄や風呂敷は、朝や休日の散歩や旅行時でもよいので、非常におすすめです。

猫背とともに氣になるものに、若者、美しいお嬢様でも、頭頂部の髪が薄くなっている人が多い。
これはシャンプーが原因。せめて純石けんで洗うか、重曹と酢(クエン酸)のほうがまし。
湯と水で交互に洗うのもすっきりする。
髪は大切な鉄線アンテナ。女性の命は、長い黒髪。
染めやパーマの方が多いが、健康と環境の面からも、
そのままの髪を、結ぶことで髪型を変えるおしゃれを、僕はおすすめします。

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ほのかに金木犀の香る、雨あがりの朝。

キンモクセイって匂いが結構つよくて、苦手な方も意外に多い。
銀木犀のほうがやや穏やか。

今日稲を刈る予定でしたが、まだ濡れているので明日にします。

昨日の野田市の風呂敷講座のために制作した風呂敷。
墨を大豆の呉汁(生豆乳)ですって描いたもの。
かまわぬ というデザインがありますが、野田市なので
「かまわの」という依頼を受けました。



鎌って、一見こわいかもしれませんが、鎌が無かったら稲刈りもスパッと断てずに
手でぐしゃぐしゃと引きちぎることになります。
役割をおえたらいさぎよく断ち切り、また新たしき命へバトンタッチする働きもあるでしょう。
そんな鋭い鎌の次に、今度は円い輪がくるのはバランスがよい。
そして、本来の「ぬ」は忍耐づよき意志も感じるが、「の」は子ども言葉のようで
ささやかな未来志向も感じる。「かまわの」自体に意味はないかもしれないが、
耳キャッチになって野田市のアピール効果はありますね。



3才の虎之介の描いたエビ。
僕も幼少時によく絵を描いていたが、図鑑ばかり眺めてた。
実物を観察できる息子は、なかなか恵まれてる。



また、僕が出張ってる間、自宅でのパン作りで
彼は「ざりがにぱん」をこさえてました。

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