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ジュウシマツを飼っていた時、

一般的に、カゴの底の引き出しには新聞紙を敷き、
小鳥が直接下りないように金網のスノコが乗せてありますが、

うちでは、スノコは取り去り、引き出しに砂を入れて
ことりが砂の上を歩けるようしていました。

掃除時に引き出しを抜くと逃げみちができてしまうため、
何か適当なものをはめておく。

砂を敷くのは、降りたときの衝撃緩和、
糞が砂で固まり掃除が楽、乾きやすくて衛生的。
鳥自身も砂を食べますが、

面白いのは、砂に混じっている小石をついばんでは
ころころとくちばしの中で転がしています。
そのうちにそれを水入れの中に落とすので、
氣がつくと水の底に小石が数粒沈んでいる。

これは何の為か。ただのいたずらっ子なのか。
詳しい人に尋ねてみると、
「水に石を入れると水がきれいになるのは、自然界では常識」

えっ!なんと  ジュウシマツはそれを本能でしていたのか。

水に小石が数粒入ると、石の種類でも働きは異なるだろうけど、
酸を中和してPHを安定させる。すると、水を浄化する微生物が
棲みやすくなるし、水に溶けたミネラルが、酵素の働きを助ける
(ミネラルは補酵素ともいわれる)。
また、2種以上のミネラルがあると電位差で電子が呼び込まれるために
酸化しづらくなることで、清水(せいすい)に調えられる。
僕の足りない知識ではそういう仕組みかと考えますが、

ともあれ、確かに大自然では石と清水はセットだ。

石に機能があるならば、それが細かくなって表面積が増えている
砂の状態は、効能も大きいに違いないと思うのだが、
砂が身近で当たり前(公園や砂浜など)すぎて意識していないだけかも。

先日、田んぼからプラ舟に移したメダカとエビの池の底には
ちょっと泥が沈んでいるくらいなので、ぜひともここに砂を敷きたいと。
大きめの小石よりは、細かいほどバクテリアの棲み家もふえて
浄化力が上がると思うし、メダカやヌカエビは、川でいえば下流域を
生息場とするから、川底は砂になる。

きょうの夕方、メインはホームセンターで ヨシを植え替える
丈夫なバケツ(工事でセメントを混ぜたりする、深緑色の)を
買う予定だったが、思ったより容器が小さかったのでやめて、
砂だけ買って帰ることに。

モルタルやコンクリート用の砂は20kgもあって使いきらないので、
園芸用の2kgの川砂を選ぶ。
明朝、よく洗ってから、手のひらでつかんだ砂を池の底でひらいて入れます。

何種類ものパワーストーンが細かくミックスされている奇跡の存在  すな。

よい池になって、トンボをやかえるを呼んで、我が家の憩いの水場になるでしょう。


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蛇を想う。

穏やかなアオダイショウ。
やんちゃな縞蛇。

まずは青大将がお庭にいらしてほしい。

その為に必要なセッティングは、
1.水場を増やす(ヨシ池)
2.鶏を飼う
3.裏庭に石を積む
4.裏庭に樫の樹などふえてうっそうとする。
と、まだ少し先になりそうだけど、一歩いっぽ。

ある 雨の夜、いっぴきの大きなひきがえるが
うっとこへ、のっそりやってきた。
彼/女?の辿ってきた道は、もともと
カナヘビが表庭と裏庭を安全に行き来できるよう、
路地に鉢植えをぽこぽこと並べた「カナヘビロード」だった。
結果、カナヘビも確かに使ってるだろうが、

こおろぎが隠れ住み、
蟻がつたい、
アマガエルが居着き、
そしてヒキガエルをひきこんだ。

だから今度は、あえてひきがえるのために
路地や裏庭に造作を加えてみよう。
ともすれば、蛙はもとより、予期せぬ誰かの
通りみちや住み家になるかもって。

だけどさ、これらみんな、けっきょく薬局
僕自身の居場所なのだね。

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