鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

昔の話

2009-11-20 20:44:00 | 鳥撮る
 
6年前の2003/12/4、午前9時半ごろいつも通る川沿いの往復2車線の道路を走行中、中央ライン上にハトが横たわっていた。車に轢かれてせんべいになってはあの世にいっても飛べなくなるのではと思い、どこかへ埋めてやろうと50㍍行きすぎ車を止め引き返した。翼をたたみ仮剥製のような姿で仰向けになっている鳥を手にした時、虹彩が黄色で瞳孔の黒の目が私を見た。目の前で見る黄色、黒の眼光は太陽光を直接浴び一瞬美しいと感じた。ハトではなくタカであった。体は暖かったが動かなかった。取りあえずタオルに包み紙袋に入れ車中へ。正午過ぎ家に帰り紙袋に手を入れると動いている。慎重に両足を持ちタオルを取る。どこも外傷はない。頭はしっかりして脛骨は大丈夫、両足を持って上下に動かし、力強い羽ばたき、次は体を持ち腕に止まらす、しっかり掴む。翼、足等骨折なし。小鳥を追い車に当たり脳震盪だけだったようだ。ところでおまえはだれだ。目を見開き口を開けキャーキャーと声を出し嫌がるのを体の測定、後はデジカメで撮影、そして手からそっと放してやった。低く飛び林の中へ消えていった。

グッタイミングでこの小さなタカに遭遇、タカは車に轢かれなくてすみ、私どもはこの小さなタカを直接てに触れいろいろ勉強させてもらう機会を作ってくれ、お互いハッピーな?数時間であった。昔の話です。おわりsmile