丸い巣を枝から吊り下げるので「つりす」。ガラは「カラ類」の意味で「吊巣雀」ツリスガラ。
日本では冬鳥で全長10.5㎝、メジロ(12㎝)よりはちと小さく越冬期は小群で行動している。
2月11日 小鳥も好き時間をかけてみていても飽きんというあきが、ツリスガラを見つけ付き合わされた。アシ原の茂みの中で、右だー、左だー、セイタカアワダチソウの少し右だとあきに言われても、私と見てる方向がちとずれていてなかなか小さな鳥を視野にいれるのに時間がかかった。
やっと見つけファインダーに入れたと思ったらもう消えてしまう。何か茂みの中で鬼をさがすかくれんぼみたい。
アシの葉鞘をはがしたり、アシの茎を開いたりガマの穂、セイタカアワダチソウの花の中等の昆虫類をさがし食していた。
ツリスガラの嘴は短く鋭いだけではなく開く力もある。枯れたアシの茎に嘴を差し込み嘴を開けて茎を開くときパチッと音がする。これが分かってみていれば納得できるが開くことを知らなかったら図鑑説明の「はがす」「むいで」で終わっていただろう。
この場所で長時間付き合わされたが翌日には群れも一羽の姿も見つからなかった。移動中だったのだろう。
あきのお蔭でツリスガラの世界を覗くことができたが、次回チャンスがあればくつろいでいるシーン群れの飛翔シーンを狙ってみたい。
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