鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

えーもうー夏羽

2010-02-15 21:30:00 | 鳥撮る
   
2月11日〰14日遠出。峠のトンネルを出ると道路はアイスバーン、銀世界と思いきや冷たい雨降る路がどこまでも。翌日も雨と強風、13日やっと午前中晴れ間午後はまたも雲多し、最後の14日も太陽顔出さずで四日間あっというまに終わってしまった。

その中のひとつの出会い、枯野にシジュウカラと声が出たほど頭の黒い夏羽のシベリアジュリン。20羽前後の中の一羽をマークしたがなかなか目の前に現れず。
証拠写真だけはなんとかゲット。黒くなりかけた個体もいて、いろんな個体を狙ってみた。オオジュリンもこの中にいて体の比較確認OK。
タカが出てくるまでのお遊びでした。つづく。



シジュウカラと思わず声が出た黒と白の♂夏羽



草の穂の実を食べに地面に降りた黒くなりかけた個体



頭部も喉も黒くなりかけている♂



テーマのハイイロチュウヒ

2010-02-09 20:32:00 | 鳥撮る
   
前回の日曜日はパスで二週間ぶりのフィールド。寒さは和らぎ、春が来た来たとヒバリたち、お天気も最高。この日テーマのハイイロチュウヒ、三個体を映像(&あき)と画像で記録。 

しかしサンカクの場合、ローマ字4(1610万画素)+ ヤゴロクで初撮り、8GBを目いっぱいに「下手な鉄砲数打ちゃ」を地で行き後の削除の整理が大変だった。
初撮りにしては貴重な画像が何点か有りフィールドノートのページもプラスされた。その中での一つ獲物ハンティングシーン。背丈が高い草むらの場合高度をやや上げての飛翔。獲物をキャッチすると最短距離、最速で捕える。画像ではタイミングとタカとの距離等によって難しさがあるが、映像ではOKでスローで見てこの機敏な動作が良く分かる。
もう一つの収穫は雄幼鳥。2009年12月20日に撮らえてから今日で50日目、雄羽の変化が出てきた画像ゲット。サンカクにとって半歩前進です。



草むらの中の獲物をキャッチ。



獲物に突進、この後両足を出して趾を開いて獲物を捕まえようとしていた。



♂幼鳥、翼の付け根あたりに雄羽のグレーがのぞく。



オオタカ 雄雌

2010-02-05 18:22:00 | 鳥撮る
   
1月31日日曜日 ポットに熱いコーヒー、生チョコ三個、みかん二個、ペットボトルに水道水、折り畳み傘等をバックに 持たされ会場へ。外は暗い雲時々雨、だが心は晴れマーク。この日晴れていたらフィールドの事が気になるが、今にも雨が降りそうなグレーの一日で、長い長い4時間の講習会に集中でき心は晴れ。帰りは私の大好物の吾作饅頭10ケを買い、美味しいお茶とでまたまた晴れマーク。

この惰性でオオタカ雄雌を整理してみた。
11月29日のブログに「犬も歩けば・・・」時のオオタカ、雄か雌の判断が出来ず、東の方で猛禽天国をフィールドにしているハイタカ先生にお伺い。偉い先生なので今頃回答あり
まず細枝に止まる(雌より体重が軽い)頭部のバランスが良い(体が雌より小さいから)背面の色をみればこれは雄成鳥 とのこと。
では雌個体は、春のシギ・チのフィールド時出会った個体を再度確認、先生のおっしゃるとうり雌は頭部がやや小さく見え背面の色も雄の黒青灰色に比べ褐色がある。改めて雌成鳥と確認できた。
これで野外で出会ったとき雄雌が分かるような気がする。



ハイタカ属に詳しい人は背面の色頭部の大きさで♂と即判断する。



体が大きく見え♀と判断したが。



この一枚では♂♀の判断は難しい。


ノスリ二個体

2010-02-02 20:37:00 | 枯野の猛禽 写真集
  
毎冬 ここフィールドで本種は数個体よく見ている。
2007年出版の第二弾「枯野の猛禽 笠岡・阿知須・平田」写真集では13ページに18点の写真、8個体の幼鳥成鳥。2009年出版の第三弾「枯野の猛禽 笠岡湾干拓」写真集では11ページに16点の写真5個体の幼鳥成鳥の生態形態を掲載。今冬シーズンも8個体。note

しかしこの白い個体は初めての出会い。胸部の白さが印象的だ脇は褐色だが腹部は褐色のゴマ塩(これは♂を示しているのか)虹彩も黄色ではなく成鳥と判断した個体。
もう一個体 この幼鳥はシマモヨウかと、よく見ると羽根毛の先端部分が擦り切れて白く見える個体であった。近距離でないとごまかされるところでした。



光に反射してか白さがまぶしい。他のバーダー達も白いノスリと話題にする。



胸だけではなく脛毛も白さが目立つ。



遠距離で見たとき、白と褐色のシマモヨウで珍鳥かと思った。