鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

ハイタカ 雌成鳥

2014-02-06 17:29:00 | 鳥撮る
   
オオカラモズのテリトリー内に現れた一羽のハイタカ、こいつちと謎めいた個体と思った。田んぼの中で寛いでいる姿は私の周りの人はみな雄だとお答え。しかし私が知っている雄とも雌とも違うと思った。

そうじゃーーー私には頼りになる強い味方がいるでぃー
前から見ても後ろから見ても、遥か遠くから見ても男前じゃーーと言っている大学生の息子がいる関西のお父ちゃんである。ハイタカの生態形態について教科書のような人だ。この男前さんに一時間以上も付き合ったハイタカの画像を見てもらった。
「こういう個体は初めて。田んぼに居る画像は私が見ても雄だと思う。だが同じ個体でもセンダンの枝に止まっている近距離の画像は雌である。まず顔に対して嘴が大きいのは雌の証。頬、喉はオレンジ色ではなく茶色の縦斑、脇に薄茶色の羽毛が見えるがオレンジ色ではない。脇から腹部にかけての横帯もオレンジ色ではなく背面も雄に見られる灰色が無い。白の眉斑の細いのは個体差。画像のタイプは初めて見る雌」 と解答をもらった。

これで私の疑問は解決したが、そのあとこの個体の飛翔画像はあるかと。
そんなもんはありませんがーーブラインドが車でガスのかかったような暗いお天気、シャッタースピードが上がらない中の近距離。ヤゴロクでは振れず運転席から前を横切るのを目で追うのが精いっぱいじゃったーー。zzz




今シーズンであった中の一羽 胸を見ると若い個体。



オオカラモズのテリトリー内で顔を出したもう一羽の幼鳥。



問題の個体。



顔に対して嘴が雄よりも大きい雌 とおっしゃるが雄をこの
距離で見ていないのでわからん。



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ノスリ の虹彩

2014-02-04 20:00:00 | 鳥撮る
   
冬のマイフィールドでは毎シーズンノスリ数個体に出会う。今ではただ出くわすだけでじっくり付き合うことは無い。幼鳥、成鳥は虹彩で判断できるが、雄雌の体と模様の違いは小さく細かい所を確認しないと性別判断はできない。ええ加減に観てる私にとっては難しい。

それにしても気になるのは虹彩である。幼鳥時は黄色で成鳥は暗褐色、チュウヒとは逆である。素人の推測であるがチュウヒとノスリのハンティング行動の違いだろうか。チュウヒの場合飛行しながら近距離でのハンティング、ノスリの場合は高い位置から100㍍先の獲物をも探す。
虹彩が暗色では眼球に光が入りにくくより遠くが凝視できる距離も大きな一つの答えがあるかもしれない。
越冬地だけで観ている私にとって性別より虹彩の方が気になるなあー。oni



ノスリ二羽対カラス二羽。



電波くん 用が無かったらはよう取ってえやー



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オオカラモズの天敵

2014-02-03 20:10:00 | 鳥撮る
   
鳥たちは捕食者たちから身を守る術を心得ている。
越冬しているタゲリの群れもハヤブサが現れたら急いで草むらの中に潜む。オオタカの攻撃を受けた場合、体を反転しながらの超スピードでの飛翔飛行。捕食者の違いで対応の行動の違いがある。

オオカラモズの天敵もタカである。あまり広くない囲まれた農耕地(約500×500㍍)をテリトリーにしているが、ここはチョウゲンボウ、ハイタカも姿を見せる。どちらかのタカがテリトリー内に現れた時オオカラモズは忍者のように一瞬にして草むらの中、水路の中などに身を隠す。タカがこの場から去った後何処からか現れ竹棒の上などに白い個体。
空を翔けて800~1000㍍以上飛んでいく時もある。コチョウゲン雄が防波堤の上から農耕地にスーと降りてきたときなどオオカラモズはもうすでに土手を越え1000㍍も南の方の農耕地に移動していた。

2月2日朝食が終わったのかハイタカが2時間近くもゆっくり居座っていて飛び去った。その後10分ぐらいしてオオカラモズが姿を見せた。しかしまたハイタカが現れ危険を感じ電線に止まっていたオオカラモズは空を一直線に翔け土手を越えテリトリーから見えない農耕地の枯れ草の上。遠くへ飛んでいくがまたテリトリー内に帰ってくる。モズも農耕地の西側と東側と二個体いる。昆虫類、ミミズ、カエル、ネズミ、小鳥と食となる獲物はオオカラモズにとっても越冬条件がいいのだろう。

見通しのきくオオカラモズのテリトリーの農耕地、写真が撮りやすいと噂になり他県ナンバーの車が入れ替わり立ち代わりやってくる。カメラマンたちが居ればタカは近寄らない。オオカラモズはバーダーカメラマンを味方につけているのだろうか、皆の前でポーズをとったり捕食、はやにえ等を近くで演出。

だが農道にはバルブの目印に竹棒があるのに、止まり木を立てているカメラマンもいるが終わったら後片付けをして帰るのがエチケットと思う。地元の農家の人に迷惑をかけないように。




早朝北側の電柱から時々姿を見せる。



テリトリー内に二個体のハイタカに出会った。





コチョゲンボウ雄も姿をみた。



高い木の上からテリトリー内の農耕地を低く横切って行くこともあり
ハヤブサも時々電柱の上に姿を見せる。