仄 ソク・ショク・シキ・かたむく・ほのか・ほのめかす 人部

解字 篆文の少し前の字体である籀文チュウブンは、「厂(ガケ)+夨ショク・ソク(人が頭をかたむけた形⇒かたむける)」 の会意形声。体をかたむけてガケに身を寄せている人の形で、かたむく意を表す。篆文以降は、「厂+人」の形となった。また、発音のソクは側ソク(がわ・そとがわ)に通じ、中のことが外側にほのかに聞こえる意ともなる。
意味 (1)かたむく(仄く)。「仄日ソクジツ」(日がかたむく意で夕日) (2)漢字音の四声のうち平声以外の音。「仄声ソクセイ」(平声以外の、傾き(上げ下げ)のある発音)「仄韻ソクイン」(仄声の発音=韻)「平仄ヒョウソク」(平らな発音と上げ下げのある発音)「平仄が合わない」(漢詩を作るときに守るべき平声字と仄声字の配列が合わない。転じて、話のつじつまが合わない意) (3)ほのか(仄か)。かすかに。ほのめかす(仄めかす)。「仄聞ソクブン」(ほのかに聞く=側聞)
イメージ 「かたむく」(仄・昃)
音の変化 ソク:仄・昃
かたむく
昃 ショク・ソク・かたむく 日部

解字 甲骨文字は、午後に太陽が傾き人の影が斜めに伸びてゆくさまを描き、日がかたむく意で午後を表す。金文は「日(太陽)+夨ショク・ソク(人が頭をかたむけた形)」 の会意形声となり、篆文から「日+仄(かたむく)」の形になった。意味は日が傾くことで、午後の時間をいう。
意味 (1)かたむく(昃く)。日が西にかたむく。 (2)午後。日が西にかたむくころの時間。「日昃之労ニッショクノロウ」(昼食も食べずに午後を働く)「昃食ショクショク」(夕食)
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。

解字 篆文の少し前の字体である籀文チュウブンは、「厂(ガケ)+夨ショク・ソク(人が頭をかたむけた形⇒かたむける)」 の会意形声。体をかたむけてガケに身を寄せている人の形で、かたむく意を表す。篆文以降は、「厂+人」の形となった。また、発音のソクは側ソク(がわ・そとがわ)に通じ、中のことが外側にほのかに聞こえる意ともなる。
意味 (1)かたむく(仄く)。「仄日ソクジツ」(日がかたむく意で夕日) (2)漢字音の四声のうち平声以外の音。「仄声ソクセイ」(平声以外の、傾き(上げ下げ)のある発音)「仄韻ソクイン」(仄声の発音=韻)「平仄ヒョウソク」(平らな発音と上げ下げのある発音)「平仄が合わない」(漢詩を作るときに守るべき平声字と仄声字の配列が合わない。転じて、話のつじつまが合わない意) (3)ほのか(仄か)。かすかに。ほのめかす(仄めかす)。「仄聞ソクブン」(ほのかに聞く=側聞)
イメージ 「かたむく」(仄・昃)
音の変化 ソク:仄・昃
かたむく
昃 ショク・ソク・かたむく 日部

解字 甲骨文字は、午後に太陽が傾き人の影が斜めに伸びてゆくさまを描き、日がかたむく意で午後を表す。金文は「日(太陽)+夨ショク・ソク(人が頭をかたむけた形)」 の会意形声となり、篆文から「日+仄(かたむく)」の形になった。意味は日が傾くことで、午後の時間をいう。
意味 (1)かたむく(昃く)。日が西にかたむく。 (2)午後。日が西にかたむくころの時間。「日昃之労ニッショクノロウ」(昼食も食べずに午後を働く)「昃食ショクショク」(夕食)
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