窿リュウを追加しました。
夅 コウ 夂部
解字 左右の足が上から下向きにおりる形。上から降下する意を表す。篆文から下の足が横向きになっている。降コウの原字。陟チョクが階段や梯子(はしご)によってのぼる形と対極の字。
※古代文字は、降の字から夅を抜き出して作成した。
意味 おりる
イメージ
「おりる」(降・洚・隆・窿)
「形声字」(絳)
音の変化 コウ:降・洚・絳 リュウ:隆・窿
おりる
降 コウ・おりる・おろす・ふる・くだる 阝部こざと
解字 夅コウは、下向きの足を二つ描いた形で、下へくだることを示す。降は「阝(階段や梯子はしご)+夅(おりる)」の会意形声で、階段や梯子をおりる形。高いところからおりる意を表わす。
意味 (1)おりる(降りる)。高い所からおりる。おろす(降ろす)。「降下コウカ」「降格コウカク」「降臨コウリン」(神などが高いところからおりること) (2)くだる(降る)。敵に負けて従う。「降参コウサン」「降服コウフク」 (3)ふる(降る)。「降雨コウウ」「降雪コウセツ」 (4)のち。「以降イコウ」
洚 コウ 氵部
解字 「氵(みず)+夅の旧字(おりる)」の会意形声。大量の水が天からおりること。洪水をいう。
意味 おおみず。洪水。「洚水コウズイ」(おおみず)
隆[隆] リュウ・たかい 阝部こざと
解字 篆文は「降(おりる)+生(草木が芽をだす)」の会意。降コウは、この字では、神が降りてくること。それに生がついた隆は、神が降り立った地に草木が芽生え、それが繁茂してさかえること。旧字は夂の下の足が「一」となって残り、生の上に付いたが、新字体ではこれも無くなった。
意味 (1)たかい(隆い)。盛りあがってたかい。「隆起リュウキ」「筋骨隆々キンコツリュウリュウ」 (2)さかん。さかえる。「隆盛リュウセイ」「隆昌リュウショウ」(勢いがさかん=隆盛)「隆隆リュウリュウ」(盛んなさま。盛り上がっているさま)
窿 リュウ・たかい 穴部
解字 「穴(横穴住居)+隆の旧字(たかい)」の会意形声。住居の屋根が弓のように盛り上がって高いこと。穹キュウ・ドーム形テント「(穴(住居)+弓(弓のような屋根)」と同じ構造の字。
意味 (1)まるく高い屋根。ドーム形テント。そら。「穹窿キュウリュウ」(①弓型天井の建物。②大空)「蒼窿ソウリュウ」(あおぞら) (2)ゆみなり。たかい。「窿然リュウゼン」(弓なりに高くおおきい)
形声字
絳 コウ・あか 糸部
解字 「糸(ぬの)+夅の旧字(コウ)」の形声。コウは紅コウ(あかい)に通じ、あかい色の絹をいう、転じて、あかい色の意。
意味 あか(絳)。あかい(絳い)。深い紅色。「絳英コウエイ」(あかい色の花。英は、はなの意)「絳裙コウクン」(①あかい色の裳裾もすそ。②芸妓)
<紫色は常用漢字>
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。
夅 コウ 夂部
解字 左右の足が上から下向きにおりる形。上から降下する意を表す。篆文から下の足が横向きになっている。降コウの原字。陟チョクが階段や梯子(はしご)によってのぼる形と対極の字。
※古代文字は、降の字から夅を抜き出して作成した。
意味 おりる
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「おりる」(降・洚・隆・窿)
「形声字」(絳)
音の変化 コウ:降・洚・絳 リュウ:隆・窿
おりる
降 コウ・おりる・おろす・ふる・くだる 阝部こざと
解字 夅コウは、下向きの足を二つ描いた形で、下へくだることを示す。降は「阝(階段や梯子はしご)+夅(おりる)」の会意形声で、階段や梯子をおりる形。高いところからおりる意を表わす。
意味 (1)おりる(降りる)。高い所からおりる。おろす(降ろす)。「降下コウカ」「降格コウカク」「降臨コウリン」(神などが高いところからおりること) (2)くだる(降る)。敵に負けて従う。「降参コウサン」「降服コウフク」 (3)ふる(降る)。「降雨コウウ」「降雪コウセツ」 (4)のち。「以降イコウ」
洚 コウ 氵部
解字 「氵(みず)+夅の旧字(おりる)」の会意形声。大量の水が天からおりること。洪水をいう。
意味 おおみず。洪水。「洚水コウズイ」(おおみず)
隆[隆] リュウ・たかい 阝部こざと
解字 篆文は「降(おりる)+生(草木が芽をだす)」の会意。降コウは、この字では、神が降りてくること。それに生がついた隆は、神が降り立った地に草木が芽生え、それが繁茂してさかえること。旧字は夂の下の足が「一」となって残り、生の上に付いたが、新字体ではこれも無くなった。
意味 (1)たかい(隆い)。盛りあがってたかい。「隆起リュウキ」「筋骨隆々キンコツリュウリュウ」 (2)さかん。さかえる。「隆盛リュウセイ」「隆昌リュウショウ」(勢いがさかん=隆盛)「隆隆リュウリュウ」(盛んなさま。盛り上がっているさま)
窿 リュウ・たかい 穴部
解字 「穴(横穴住居)+隆の旧字(たかい)」の会意形声。住居の屋根が弓のように盛り上がって高いこと。穹キュウ・ドーム形テント「(穴(住居)+弓(弓のような屋根)」と同じ構造の字。
意味 (1)まるく高い屋根。ドーム形テント。そら。「穹窿キュウリュウ」(①弓型天井の建物。②大空)「蒼窿ソウリュウ」(あおぞら) (2)ゆみなり。たかい。「窿然リュウゼン」(弓なりに高くおおきい)
形声字
絳 コウ・あか 糸部
解字 「糸(ぬの)+夅の旧字(コウ)」の形声。コウは紅コウ(あかい)に通じ、あかい色の絹をいう、転じて、あかい色の意。
意味 あか(絳)。あかい(絳い)。深い紅色。「絳英コウエイ」(あかい色の花。英は、はなの意)「絳裙コウクン」(①あかい色の裳裾もすそ。②芸妓)
<紫色は常用漢字>
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