善 ゼン・よい 口部
解字 金文は、「羊(ひつじ)+言言(ふたりが神に誓って言う)」の会意。羊を神へのいけにえとして差し出し、争う両者が自分たちが正しいと言うこと[字統を参考にした]。両者が、よい結論を求めることから「よい・正しい」意となる。篆文もおなじく「羊+言言」、現代字は「羊+言言の略体[ソ+一+口]」に変化した。善を音符に含む字は、「よい」イメージを持つ。
意味 (1)よい(善い)。正しい。「善導ゼンドウ」「独善ドクゼン」 (2)すぐれた。りっぱな。「善行ゼンコウ」 (3)むつまじい。「親善シンゼン」 (4)りっぱに行なう。「善戦ゼンセン」
イメージ
「よい」(善・繕・膳)
音の変化 ゼン:善・繕・膳
よ い
繕 ゼン・つくろう 糸部
解字 「糸(いと)+善(よい)」の会意形声。糸でつくろってよい状態に直すこと。
意味 つくろう(繕う)。「修繕シュウゼン」(つくろいなおす)「営繕エイゼン」(建物の新築と修繕)「身繕(みづくろ)い」
膳 ゼン 月部にく
解字 「月(にく)+善(よい)」の会意形声。よい肉の意。転じて、おいしい御馳走を言う。日本では料理を並べる台を含めていう。
意味 (1)取り揃えた料理。「本膳ホンゼン」(料理の主となる取り揃えた料理。一の膳ともいう)「薬膳ヤクゼン」(漢方薬の材料を取り入れた料理) (2)[国]ぜん(膳)。料理を並べる台。また、その上の料理。「食膳ショクゼン」(食事をのせたお膳。また、料理)「膳部ゼンブ」(膳にのせるご馳走。また、料理人)「配膳ハイゼン」 (3)飯を数える詞。「一膳めし」 (4)かしわで。料理人。「膳夫かしわで」
<紫色は常用漢字>
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。
解字 金文は、「羊(ひつじ)+言言(ふたりが神に誓って言う)」の会意。羊を神へのいけにえとして差し出し、争う両者が自分たちが正しいと言うこと[字統を参考にした]。両者が、よい結論を求めることから「よい・正しい」意となる。篆文もおなじく「羊+言言」、現代字は「羊+言言の略体[ソ+一+口]」に変化した。善を音符に含む字は、「よい」イメージを持つ。
意味 (1)よい(善い)。正しい。「善導ゼンドウ」「独善ドクゼン」 (2)すぐれた。りっぱな。「善行ゼンコウ」 (3)むつまじい。「親善シンゼン」 (4)りっぱに行なう。「善戦ゼンセン」
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「よい」(善・繕・膳)
音の変化 ゼン:善・繕・膳
よ い
繕 ゼン・つくろう 糸部
解字 「糸(いと)+善(よい)」の会意形声。糸でつくろってよい状態に直すこと。
意味 つくろう(繕う)。「修繕シュウゼン」(つくろいなおす)「営繕エイゼン」(建物の新築と修繕)「身繕(みづくろ)い」
膳 ゼン 月部にく
解字 「月(にく)+善(よい)」の会意形声。よい肉の意。転じて、おいしい御馳走を言う。日本では料理を並べる台を含めていう。
意味 (1)取り揃えた料理。「本膳ホンゼン」(料理の主となる取り揃えた料理。一の膳ともいう)「薬膳ヤクゼン」(漢方薬の材料を取り入れた料理) (2)[国]ぜん(膳)。料理を並べる台。また、その上の料理。「食膳ショクゼン」(食事をのせたお膳。また、料理)「膳部ゼンブ」(膳にのせるご馳走。また、料理人)「配膳ハイゼン」 (3)飯を数える詞。「一膳めし」 (4)かしわで。料理人。「膳夫かしわで」
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