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未発見の種族を発見:アマゾン流域

2011-02-02 | 先住民族関連
WIRED NEWS  2011年2月 2日

アマゾン流域のジャングルで、これまで見つかっていなかった種族が発見され、航空写真が公開された。
 写真は、ブラジルの先住民管轄当局が撮影したもの。先住民の保護を目的とした団体『Survival International』が1月31日(現地時間)に公開した。
 世界全体では、「未発見の種族」は100程度存在すると考えられている。もっとも最近の発見は2008年で、やはりアマゾン流域だった。この種族はブラジル西部、ペルーとの国境近くのエンビラ川流域に分散して住んでいた。
 こういった種族は、開発によって生存を侵害されつつある。Survival Internationalのスタッフは、こうした種族は脆弱であるし、政府はしばしば彼らの生存を無視することがあるため、世界に彼らの存在を知ってもらおうとしている、と述べている。「こうした写真を公表するのは、彼らが存在していることの証明が必要だからだ」
 今回発見された種族はおそらく、19世紀後半か20世紀はじめ、アマゾン流域でゴム収穫のブームが起き、ほとんど大量殺戮的な開発が行なわれたときに、その地域から避難した人々ではないかと推測されている。
 冒頭の写真では、中央の少年が山刀を持ち、石の上に鍋のようなものが見えるため、他種族との交易があると推測されている。画面左下の籠にはパパイヤ。その上にあるのはキャッサバだ。画面右上には背負い籠があり、バナナの皮が使われている。
 アナトーの種を使った染料で体を染めている。アナトーやキャッサバ、バナナ、パパイヤ等が栽培されており、おそらくはハンモックやブレスレットなどを作るための綿花も栽培されていると推測されている。
 保護団体は、アマゾン流域のマホガニー等を買わないことを勧めている。森林伐採が進み、こうした種族の生存が脅かされるからだ。
原文(English)
http://wiredvision.jp/news/201102/2011020217.html

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白老のアイヌ伝統工芸品を直売する3店きょうオープン

2011-02-02 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2011年2月1日(火)朝刊】

 白老でアイヌ伝統工芸品を直売する3店舗がきょう1日、アイヌ民族博物館の入場口近くにオープンする。
 解体された「民芸会館(ミンタラ)」でかつて営業していた事業者を含む白老観光商業協同組合の関係者らが全額出資し、木造の仮店舗を建設した。一棟に複数の業者が入り、木彫りや刺しゅう製作を実演、アイヌの伝統工芸品を販売する「伝統工芸館」の役割を担う。
 オープン前日の31日、入店する業者が商品の展示などに追われていた。ミンタラで40年以上営業した岩村きや子さん(61)は「うれしいです。頑張ります」、宮本かずえさん(68)はミンタラがクローズしてからの15カ月を「長かったです」と話した。
 1日は観光客らを歓迎する4カ国語の旗を立ててオープンをアピールすることにしている。
(富士雄志)

http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/02/01/20110201m_08.html

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