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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

【平取】子どもも熱演 アイヌ文化祭

2011-02-27 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 2/22)

第22回シシリムカアイヌ文化祭が20日、平取町中央公民館で開かれ、大勢の町民が伝統的な古式舞踊やアイヌ語劇を楽しんだ。
 道アイヌ協会平取支部(木村英彦支部長)、平取アイヌ文化保存会(鍋沢保会長)、平取町二風谷アイヌ語教室(川奈野一信運営委員長)が主催した。
 開会式に続いて、劇「子どもと遊んだ神」(萱野茂著「カムイユカラと昔話」)でステージは幕開けした。出演はアイヌ語教室で学ぶ子どもたち。ヘビ神やオキクルミの子、村の子どもたちのやりとりを、アイヌ語で演じた。
 保存会は、ウポポ(座り歌)、ハララキ(鶴の舞)やエルムシノッ(ネズミの遊び)など7つの古式舞踊を披露した。
 3年前からスタートしたイオル(伝統的生活空間)再生事業の「コタンの再現」「イオルの森」「水辺空間」整備と、体験交流を撮影したスライド上映のほか、静内民族文化保存会による古式舞踊特別講演も行われた。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11022202.html

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アイヌシアターに期待/阿寒湖温泉

2011-02-27 | アイヌ民族関連
釧路新聞 2011年02月23日

 釧路市阿寒町阿寒湖温泉での建設が進む(仮称)阿寒湖温泉アイヌシアターについて、地元関係者でつくる運営協議会(会長・大西雅之NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構代表理事)が22日、釧路市役所を訪れ、蝦名大也市長に運営についての要望書を手渡した。要望書では施設運営を協議会代表団体の同機構とし、市から無償貸与してもらうことと、同施設の名称の早期決定を申し入れた。
http://www.news-kushiro.jp/news/20110223/201102233.html

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人種差別撤廃委の勧告を実現させる集会 朝高生が「無償化」アピール

2011-02-27 | アイヌ民族関連
[朝鮮新報 2011.2.22]

権利獲得し、学校守る
 19日、東京・永田町の星陵会館で300余人参加のもと行なわれた「国連人種差別撤廃委員会の勧告を実現!-先住民族アイヌの権利回復・審議会の設置を!『在日』・沖縄・あらゆる差別撤廃!」(主催=国連人種差別撤廃委員会の勧告を実現!実行委員会)集会で、朝高生が「無償化」問題についてアピールした。
 国際人権諸条約などの対日勧告には、「在日」に対する諸問題が示されている。昨年3月、9年ぶり2度目(2001年以来)となる、国連人種差別撤廃委員会の対日審査の総括所見にも、在日朝鮮人に対する暴力や「高校無償化」の朝鮮学校排除問題などが言及された。
大集会突破口に
 「高校無償化」問題について発言した東京朝鮮中高級学校の康麻梨さん(高2)は、「無償化」制度から朝鮮学校が除外され、生徒たち、とりわけ高級部3年生たちがビラ配りや街頭宣伝、デモ行進などに積極的に参加してきたことに触れながら、先輩たちの努力が報われず、そのまま卒業式を迎えようとしていることが悔しいと訴えた。また、かつて朝鮮学校は、父母たちが学生の頃に、JR定期券差別撤廃問題や大学受験資格問題、高体連加盟・インターハイ出場資格の問題などが生じ、その度に生徒たちが権利獲得のために声をあげ、たたかい勝ち取ってきたといい、今度は私たちが後輩のために権利を獲得し、学校を守る番だと力説した。
 康さんは、今まで、支えてくれた日本の人々に謝意を述べながら、「先代たちが汗と涙で守ってきた、この朝鮮学校で、民族教育を受けれることに誇りを持っている。『無償化』が適用されるまで、決してあきらめない。これから生まれてくる子孫たちが思う存分学校で学べるように、『無償化』の権利を勝ち取りたい」と語った。
 これに先立ち、「高校無償化」の朝鮮学校排除を許さない!全国集会実行委員会の長谷川和男さんが発言した。36年間、朝鮮学校と交流をしてきた長谷川さんは、「無償化」問題をめぐる1年間の経緯、3回に渡り行なわれた大規模な集会とデモ行進について述べた。26日には、代々木公園で4回目の大集会が行なわれる。賛同団体は、300を超える見通しだ。「(朝鮮高級学校の)卒業式に、日本の民主主義、人権感覚はまともだったんだというメッセージが届けられるよう、大集会を一つの突破口としたい」。
撤廃委勧告の実現へ
 昨年3月に出された人種差別撤廃委の総括所見には、▼コリアンスクールに通う生徒を含むグループに対する不適切で下品な言動、及びインターネット上での、とくに民に対して向けられた有害で人種主義的な表現や攻撃と言う事象が継続的に起きていること▼「高校無償化」法案において、朝鮮学校を除外することを示唆する複数の政治家の姿勢などに懸念を示し、改善を勧告した。
 同所見には、有識者懇談会や各種協議の場への▼アイヌ民族の代表の参加を増大させ▼協議の結果を、アイヌの権利に明確に焦点を当てた行動計画やプログラムに結実▼先住民族の権利に関する国連宣言など国際的な公約を吟味し実施することを目的とする3つ目の作業部会の設置を検討すること、「沖縄の軍事基地の不釣合いな集中」などの差別問題も対象となっている。日本政府のアイヌ政策推進会議の(アイヌ政策見直しの)作業報告が、3月にも出る。しかし、その内容は、先住民族アイヌに対する植民地支配の歴史的責任を否定した上で、「先住民族の権利に関する国連宣言」に基づく権利回復は切り離されている状況である。
 集会の1部では、旭川アイヌ協議会の川村シンリツ・エオリパック・アイヌ会長をはじめ、先住民族アイヌの人々が発言し、アイヌ・ラマット実行委員会共同代表の出原昌志さんが同会の位置づけ、この間の経緯について報告をした。
 また、在日の慰安婦裁判を支える会の梁澄子さん、沖縄一坪反戦地主会関東ブロック顧問の上原成信さんらがそれぞれの角度から、連帯のメッセージを送った。一方、社民党の福島みずほ党首からもメッセージが寄せられた。
 2部では、アイヌと朝鮮の歌舞が披露された。
 集会後、日比谷公園まで、参加者らによるデモ行進が行なわれた。(姜裕香)
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2011/03/1103j0222-00001.htm

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【白老】枝野官房長官がアイヌ民族博物館を視察

2011-02-27 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2011年 2/21)

 枝野幸男官房長官が20日、白老町のアイヌ民族博物館を視察し、先住民族の歴史や文化に理解を深めた。長官は政府のアイヌ施策推進会議座長。飴谷長蔵町長らと懇談し、国が白老町で整備する「民族共生の象徴的空間」などアイヌ関連施策の早期推進の求めに、枝野長官は「アイヌ民族の歴史や伝統が周知されるよう、できる限り早く進めていきたい」と述べた。
 民族共生の象徴的空間の白老内定(2010年12月)から、初の現地訪問になる。枝野長官はアイヌ民族の宗教観や暮らしを伝える館内の展示や、ユネスコ無形遺産のアイヌ古式舞踊の公演、伝統工芸の作業風景を見学し、ポロト湖畔の伝統家屋「チセ」に足を運んで意見交換会に臨んだ。
 意見交換には、鳩山由紀夫前首相、三井辨雄国土交通副大臣、高橋はるみ知事、加藤忠道アイヌ協会理事長、アイヌ政策推進会議・民族共生の象徴となる空間作業部会の佐々木利和部会長、飴谷町長が参加した。加藤理事長は「菅首相は『国民の命を守るのが政治家の仕事』とおっしゃった。共生空間はアイヌ民族の国民理解を促進し、アイヌ民族自身の誇りを育むという人に関わる政策。長官の強いリーダーシップで1日でも早い整備をお願いしたい」と訴えた。飴谷町長は、アイヌ民族博物館を国立にするよう要望した。
 民族共生の象徴的空間は、大規模公園の整備やアイヌ民族の人骨を納める慰霊施設の建設などが検討されている。国が整備計画策定に向けて11年度に調査が行われる見通しだ。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11022101.html

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アイヌ伝承基に動物観察 帯広

2011-02-27 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 02/21 13:27)

 【帯広】帯広市のおびひろ動物園で20日、「アイヌ語で動物園かんさつ」講座が開かれ、参加した親子連れら16人が、飼育されているエゾシカやエゾリスの生態や、その動物のアイヌ語での言い方とアイヌ民族に伝承された物語を職員から学んだ。
 おびひろ動物園と帯広百年記念館の合同企画。参加者は職員とともに、エゾリスとモモンガの飼育舎へ。百年記念館の内田祐一学芸員が、エゾリスはアイヌ語で「ニウエオ」と呼ばれると紹介し、「エゾリスは前足をすり合わせてさっと姿を消す習性から、アイヌ民族にとって縁起の良くない動物と考えられていた」と説明した。
 十勝では「フーニ」と呼ばれたモモンガについては「高音の鳴き声を子守歌と考え、人間を助けてくれる動物ととらえていた」と話した。
 「ユク」と呼ばれたエゾシカの飼育コーナーでは、動物園職員が「シカはアイヌ民族の重要な食料で、骨や角も弓矢などさまざまな道具として活用した」と解説。一部の参加者が動物園の午前中の講座で木と魚の皮で作製したシカ笛を吹くと、シカたちは耳をそばだて、動きを止めた。
 内田学芸員は「シカ笛の音色は、シカの繁殖時の鳴き声に似ているため動かなくなる。アイヌ民族は、その習性を利用してシカを射止めた」と述べた。
 おびひろ動物園の冬季営業は26、27両日の午前11時~午後2時で終了する。夏季の営業開始は4月29日の予定。
(大場俊英)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/273987.html

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支局長からの手紙:参加できる魅力 /和歌山

2011-02-27 | 先住民族関連
毎日新聞 2011年2月21日 地方版

 新宮の「お灯(とう)まつり」に6日、3年連続で参加。その魅力は当コラムで2回書いているので、今回はネタ切れかと思っていたら、どうしてどうして……。いろいろな出会い、感動をご紹介します。
 私たちのグループは、女性も含めて総勢22人。その中には、オーストラリア人の映像プロデューサー、サイモン・ワーンさん(54)も加わって、白装束、足袋、わらじ姿にご機嫌。たいまつには「家内安全」「無病息災」など願い事を5カ所書き込みます。ワーンさんの五つの英文の中の一つには「whale(クジラ)」と書かれていました。ワーンさんは映像の仕事の一環でこれまで、太地町なども訪問。地元に愛着を持っていて、クジラなどを巡る環境保護論争がなくなるように、との願いを込めたのでした。日本の文化、慣習に深い理解を示すワーンさんのような人が、熊野の神聖な祭りにかかわってくれたことが、うれしいです。「地域の大切な神事に参加でき、皆さんに大変感謝。年代を問わず、特に3世代にわたって参加している家族に感動した。伝統継承の努力が、草の根で行われていることも素晴らしい」との感想を残していました。
 一行には、仁坂吉伸知事(60)=写真前列左から2人目=も初参加。一斉に駆け下りる午後8時の開門を前に、神倉山上で待ちながら周囲の人々と気さくに談笑していました。各人のたいまつに次々点火して、まるで山が燃えるようになった時には危険すら感じたそうですが、無事降りきってからは、「素晴らしい、最高。原点を見る思いだった」と、満足げでした。
 この日は女人禁制となるため、女性は下界で「下り竜」を堪能。ライブを控えて風邪ひき防止のため、ウインズの平阪佳久さん(52)も見学組に。「素晴らしいのは、祭りにかける地元の人々の心意気。若者から年配者まで一つになって文化、伝統を守るとともに、岸和田のだんじり祭りのように参加することが、一つのステータスとなっていることにも感動した」と語っていました。私も、1400年もの歴史を持ちながら、外部の者を参加させてくれる熊野の懐の深さに感じ入っています。
       ◇
 その5日後、印南町出身の芥川賞作家、辻原登さんが、紀伊民報創刊100周年記念として田辺で講演。「熊野は神々が宿り、クマ、オオカミなどが住まう聖なる土地」「白浜は、白い砂が美しいゆえんではない。シラとはアイヌ語で『聖なる』を意味する」などと、地域の神聖さを語っていました。100年前の大逆事件にも触れた辻原さんは毎日新聞で、新宮を舞台として大逆事件を題材に「許されざる者」を計582回連載。一昨年に当支局主催の講演で、その単行本(毎日新聞社刊)を朗読してくれた感動を思い出しました。お灯まつりの人込みにまぎれ、不倫関係の主人公2人が愛の炎を燃えたぎらせるシーン。「ふたりの人さし指の先端が触れ合った。胸を焦がすような電流が走った」【和歌山支局長・嶋谷泰典】
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20110221ddlk30070236000c.html

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苫小牧駒澤大で卒業研究発表会、市民と質疑応答も

2011-02-27 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2011年2月21日(月)朝刊】

 苫小牧駒澤大学主催の「第5回卒業研究発表会」が19日、市内旭町の苫小牧市民会館で開かれ、卒業を控えた国際文化学部の4年生6人が、同大関係者や市民約50人を前に成果を披露した。
 学生が取り組んだ内容を多くの市民に知ってもらおう―と平成19年から毎年開かれている。今回は北前船交易における松前藩の政策、アイヌ語地名などをテーマに研究された。
 このうち、渋谷あゆみさんは「北海道の馬文化について」と題して発表。開拓に大きな役割を果たした和種馬の活躍、戦後の馬文化としての競馬やサラブレッドの歴史などに触れ、「北海道和種馬なくして北海道の発展はなし得なかった」と結んだ。
 質疑応答も行われ、学生と市民らが意見を交わす場面も見られた。
(伊藤洋志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/02/21/20110221m_08.html

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枝野氏、共生空間に意欲 白老のアイヌ民族施設を視察

2011-02-27 | アイヌ民族関連
(北海道新聞02/21 08:25)

 【白老】枝野幸男官房長官は20日、胆振管内白老町のアイヌ民族博物館を視察した。政府が同町内に計画するアイヌ文化伝承の拠点施設「共生空間」に関し「伝統と文化がしっかり伝承されるための役割を果たしたい」と記者団に述べ、年度内にもまとめる具体案づくりに意欲を示した。
 枝野氏は政府の「アイヌ政策推進会議」座長。
 枝野氏は同日、納沙布岬から北方領土を視察後、白老町入り。国会の超党派の議員連盟「アイヌ民族の権利確立を考える議員の会」会長の鳩山由紀夫前首相も同行し、アイヌ民族の古式舞踊の見学や、伝統楽器ムックリの演奏体験をした。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/273920.html

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