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高嶋政宏、11年ぶり大河で愛のキューピッド

2012-10-08 | アイヌ民族関連
スポーツ報知 10月7日(日)8時2分配信
 俳優の高嶋政宏(46)が徳川家康を演じた「利家とまつ」(02年)以来11年ぶりに大河ドラマに出演することが6日、分かった。来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」(日曜・後8時、綾瀬はるか主演)で、第2代京都府知事を務めた槙村正直役を演じる。八重(綾瀬)と新島襄(オダギリジョー)の仲を取り持ったとされる物語のキーマンといえる人物だ。
 11年ぶりの大河ドラマ出演に、高嶋は胸を躍らせている。演じる槙村正直は34歳の若さで京都府大参事(京都府副知事)に就任し、同府権知事、第2代同府知事を歴任。政府を京都から東京に移す東京奠(てん)都(1869年)で、衰退しつつあった京都の復興に尽力した中心人物だ。
 「八重の桜」は同志社大学を創設した襄の妻で、キリスト教の伝道と教育活動に尽力し、男尊女卑の世情の中、時代をリードするハンサムウーマンとして「幕末のジャンヌ・ダルク」とたたえられた新島八重の生涯を描く。
 福島出身の八重は京都にある女性の教育機関・女紅場(にょこうば)に勤務し、度々、槙村に意見を述べていた。一方、襄は学校設立のため、何度も槙村を訪問。こんな二人を見て、襄に八重を生涯の伴侶に薦めたのが槙村で、ドラマでも2人の行く末のカギを握ることになる。
 舞台の中心は福島。昨年、東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方への「応援歌」にしたいという同局の考えに、高嶋も賛同。「復興のために―」という思いが、出演を後押しした。
 高嶋は現在、坂上田村麻呂役を演じるNHK―BSプレミアムの時代劇「火怨・北の英雄 アテルイ伝」(大沢たかお主演、来年1月放送、3月から総合テレビで放送)の撮影中。岩手・胆沢地方を守る先住民・蝦夷(えみし)の英雄・阿弖流為(アテルイ)に、征夷大将軍として対峙(たいじ)する役どころ。こちらも劇中で重要な役割を果たすとあって、強い意欲で臨んでいる。
 8月に舞台「エリザベート」で2000年6月の初演以来、主要キャストの中でただ一人となる1000回出演(ルキーニ役)を達成。演劇界の歴史に名を刻んだ。来年は舞台からテレビドラマにフィールドを変え、輝きを放つ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20121007-OHT1T00027.htm?from=yol

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