先住民族関連ニュース

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金子市議ツイート、官房長官が遺憾表明 他会派「当然の認識」 対応求める

2014-08-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 08/26 08:00、08/26 08:45 更新 
 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(東区選出)が「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと短文投稿サイト「 ツイッター 」に書き込んだ問題は25日、菅義偉(すがよしひで)官房長官が政府として遺憾の意を表明する事態になった。金子氏や所属する自民党・市民会議に対し、書き込みの撤回などを求めている他の主要会派からは、速やかな対応を求める声がさらに強まった。
 自民党の一員でもある菅氏は会見で、金子氏の書き込みについて「政府の姿勢を理解されていない」「極めて遺憾」などと述べた。
 これを受け、市議会自民党会派の村松正海会長は「重く受け止めたい。政府はアイヌ政策を推進しており、会派としてその方針を順守していく」と強調。同会派は、28日にも最終的な対応を決める方針だ。
 国政で連立を組む公明党の阿知良寛美幹事長は「菅氏の発言は全くその通り。もはや市議会全体の問題であり、自民党は厳正に対応してほしい」と注文。民主党・市民連合の大嶋薫会長は「当然の認識で、本来であれば謝罪や撤回要求まで踏み込んでほしかった。(自民党会派は)政府に問題が波及する前に結論を出すべきだった」と指摘した。
 共産党の宮川潤幹事長は「菅氏は記者会見を待たずに、遺憾の意を示した方がよかった。(金子氏は)発言を謙虚に受け止め、速やかに謝罪、撤回すべきだ」と強調。市民ネットワーク北海道の小倉菜穂子会長も「(会派の)対応が遅れているのは残念」と語った。
 また、金子氏に謝罪と発言の真意の説明を求める質問状を提出している「金子やすゆき市議のアイヌ民族差別発言を究明する共同実行委員会」の木幡寛事務局長は「現政府もアイヌ民族を先住民族と認め、生活向上に取り組んでいることが確認できた。(金子氏は)差別的な書き込みであったことを反省し、謝罪してほしい」と訴えた。(片山由紀、水野富仁)
 ■菅義偉官房長官の記者会見での発言(要旨)
 政府として6月に閣議決定した象徴空間( 民族共生の象徴となる空間 )の整備や生活向上、アイヌ政策の推進にいま積極的に取り組んでいる。このような政府の姿勢を理解されていないのは極めて残念だ。引き続き国民の理解促進に努めていきたい。さらに生活向上施策の各事業は、施策ごとに低所得者であることなど、一定の考え方や基準が設けられており、アイヌであれば誰でも便益を受けられるものではない。今回のツイッターは、そうした経緯を全く無視しており、極めて遺憾だ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/558962.html

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菅官房長官、金子札幌市議の書き込み批判 道アイヌ協会が評価

2014-08-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (08/25 16:02、08/26 01:24 更新)
 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(東区選出)が「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと短文投稿サイト「ツイッター」に書き込んだ問題で、菅義偉官房長官は25日の記者会見で「極めて残念だ」などと述べ、政府がアイヌ民族政策に積極的に取り組んでいることを強調した。これに対し、道内のアイヌ民族からは評価する声が上がった。
 政府は2008年にアイヌ民族を先住民族と認め、アイヌ政策推進会議を設置して文化復興策などを議論している。
 菅氏は同会議の座長を務めており、金子氏の書き込みについて「政府はアイヌ政策の推進に積極的に取り組んでいる。政府の姿勢を理解されていない」と批判した。
 また、アイヌ民族向けの生活支援策に関し、金子氏が「利権を行使しまくっている」と記述したことに関しても「低所得者であることなど一定の考え方や基準が設けられている。そうした経緯を全く無視しており、極めて遺憾だ」と述べた。
 この発言について、北海道アイヌ協会の阿部一司副理事長は「アイヌ民族は昔から日本人のことを『シ・サム(良き隣人)』と呼んできた。菅氏の発言はありがたい。(金子氏は)アイヌ民族について正しい歴史を学び、良き理解者になってくれることが謝罪だと思う」と語った。<どうしん電子版に全文掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/558832.html

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「アイヌ民族もういない」発言、官房長官「極めて遺憾」

2014-08-26 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2014年8月25日17時02分
 菅義偉官房長官は25日の記者会見で、金子快之(やすゆき)・札幌市議がツイッターに「アイヌ民族なんて、いまはもういない」「利権を行使しまくっている」などと書き込んだ問題について、「アイヌ政策推進に積極的に取り組む政府の姿勢を理解せず、極めて残念だ」と批判した。
「アイヌ民族はもういない」札幌市議、ツイッターに
 菅氏は「生活向上の事業は、低所得者であることなど(受給には)一定の基準が設けられている。アイヌだから誰でも受けられるというものじゃない。今回のツイッターはそういうことを全く無視した極めて遺憾なものだ」と述べた。金子氏は2011年にみんなの党公認で札幌市議に初当選。現在は自民党会派に所属している。
http://www.asahi.com/articles/ASG8T3WBKG8TUTFK003.html

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「事実誤認」「歴史学んで」 アイヌ民族「いない」ツイート 白老でも批判と困惑

2014-08-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (08/24 18:51)
 【白老】札幌市議で自民党・市民会議所属の金子快之(やすゆき)氏が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだ問題を受け、アイヌ文化復興の拠点「民族共生の象徴となる空間」(象徴空間)開設を控える白老町の関係者に批判や困惑が広がっている。
 金子市議の「いまはもういない」とした発言について、町内在住で苫小牧駒沢大の岡田路明教授(アイヌ文化)は「現実にアイヌ民族として生きている方がいて事実誤認だ。100パーセント純血のアイヌ民族がいないといって存在を否定するなら、和人だっていないことになる」と批判した。
 白老アイヌ協会の長谷川邦彦会長も「私たちは長年差別をなくす活動をしてきて、ようやく共生に向けて動きだした。これまでの努力を無にするような発言。もっと歴史を学んでほしい」と不快感をにじませた。
 アイヌ民族をめぐっては2008年6月、国会が「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」を全会一致で可決。今年6月には政府が2020年に開設する象徴空間の管理運営などに関する基本方針を閣議決定したばかりだ。
 戸田安彦町長は「これからという時に、政権与党に所属する議員の発言としては残念だ」と述べ、アイヌ民族博物館の野本正博館長は「私たち(アイヌ民族)はここにいる。この発言で、アイヌ文化や歴史の正しい認識が伝わっていないことがあらためて分かり、象徴空間の意義やその役割が大きいことを思い知った」と語気を強めた。
 金子氏が批判しているアイヌ民族対象の住宅資金の貸し付けなどの支援について、岡田教授は「明治政府の同化政策により生活の場が奪われ困窮を余儀なくされたことが原点。現在でも必要な制度だ」と指摘。札幌市の住宅資金貸付制度の返済率が74・8%と低いことには、「制度の運用上の問題であって、それだけで要不要を論じるものではない」と強調した。(能正明)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/558676.html


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アイヌ民族への差別、偏見の意識調査 政府、全国対象に来年度

2014-08-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (08/25 07:15)
 政府は24日、アイヌ民族への差別や偏見に関する全国意識調査を2015年度に実施する方向で最終調整に入った。差別経験の有無をアイヌ民族から聴取する調査は道などが実施しているが、全国に対象を広げた本格的な意識調査は例がない。国内全般の差別に対する認識を把握し、差別根絶に向けて教育や広報などの施策に反映させたい考えだ。複数の関係者が明らかにした。
 内閣官房が15年度予算の概算要求に調査費を盛り込む方向だ。電話やアンケートの方法が予想される。
 内閣府は昨年、アイヌ政策全体に関する全国世論調査を実施し、差別や偏見に関して「平等ではないと思う」との回答が33・5%に上った。政府のアイヌ政策推進会議座長を務める菅義偉官房長官は6月の記者会見で「重く受けとめている。要因の分析や対応策についてアイヌ政策推進会議で検討したい」と述べていた。
 具体的な調査項目は同会議作業部会(部会長・常本照樹北大教授)の意見を参考に検討を進める。<どうしん電子版に全文掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/558740.html

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道内一高い山!ガイドが案内 旭岳(あさひだけ)、気軽に散策(さんさく)/通信員だより

2014-08-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞  (2014/08/23)
 道内で一番高い山を、みんなは知っていますか? 北海道のほぼ中央にある旭岳(あさひだけ)(2291メートル)です。大雪山系(たいせつさんけい)という標高2千メートル級の山々の連なりがあり、その中で最も高い山です。大雪山系(たいせつさんけい)は、国が指定する国立公園になっていて、今年で80年をむかえました。旭岳(あさひだけ)はロープウエーで5合目近く(約1600メートル)まで気軽に足を運べて雄大(ゆうだい)な自然を味わうことができます。7~9月は観光ガイドが付近の散策路(さんさくろ)を案内してくれます。その案内に同行しました。《文・東久保逸夫(とうくぼいつお) 写真・野沢俊介(のざわしゅんすけ)》
貴重(きちょう)な高山植物 火山活動、間近に
 標高約1100メートルのふもとからロープウエーで約10分。森の樹木(じゅもく)も生育できなくなる「森林限界(しんりんげんかい)」《旭岳(あさひだけ)では標高約1400メートル》の高さをこえると、ロープウエーの到着地点(とうちゃくちてん)、姿見駅(すがたみえき)が見えてきます。この駅周辺には1.7キロの散策路(さんさくろ)があり、夏は有料で1日数回、上川(かみかわ)管内東川(ひがしかわ)町のガイドさんが案内してくれます。
 「まだ雪が残っているんですね」。家族旅行で訪(おとず)れた東京都に住む西田一存(にしだかずあき)さん(42)ら8人は山の残雪に驚(おどろ)きの声をあげていました。同行したのは7月下旬(げじゅん)。大雪山系(たいせつさんけい)は6月から雪がとけ始めたかと思えば、早ければ9月中旬(ちゅうじゅん)には雪が降(ふ)り始めます。「高山植物は6月から3カ月のわずかな間で、次の世代に命をつないでいるんです」。ガイドの山下(やました)なつ絵(え)さん(49)が丁寧(ていねい)に説明をしてくれました。
 ごつごつした石が並(なら)ぶ道を進んでいくと、道のわきには青色のエゾオヤマリンドウや薄紫色(うすむらさきいろ)のイワブクロといったきれいなの花の姿(すがた)も。夫婦池(めおといけ)とよばれる二つの池の近くでは、山下さんがエゾイソツツジを発見。「ハーブに近いにおいで、アイヌ民族は茶にせんじて飲んでいたそうです」と説明すると、みんな顔を近づけて葉っぱのにおいをかぎました。
 さらに進むと、散策路(さんさくろ)からエゾシマリスがひょっこりと出現(しゅつげん)。これには山下さんもびっくり。普段(ふだん)は警戒(けいかい)し、人の近くに出てくるのはとても珍(めずら)しいそうです。約2メートル近くで、リスは顔を洗(あら)うような愛らしい姿(すがた)をみせ、西田さんたちは感激(かんげき)していました。
 コースも折り返しをむかえ、ガスが勢(いきお)いよく出る噴気孔(ふんきこう)に到着(とうちゃく)。硫黄(いおう)のにおいが辺りに立ちこめ、火山活動が続いていることを間近で感じることができます。戦時中、火薬をつくるために硫黄(いおう)を採掘(さいくつ)していたそうです。でも、量も少なく、ほどなくやめたというエピソードもあります。旭岳(あさひだけ)は大雪山系(たいせつさんけい)で最も新しい火山で、2万年前に誕生(たんじょう)しました。約600年前の噴火(ふんか)を最後に目立った火山活動はありませんが、今も山の一部からは地熱が発せられています。西田さんの長女で東京都文京区立本郷小(とうきょうとぶんきょうくりつほんごうしょう)2年の朱莉(あかり)さん(8)は岩場のすきまに手を入れてみて「あったかい」と話し、火山活動の一端(いったん)を感じていました。
 1時間ちょっとで姿見(すがたみ)の池に到着(とうちゃく)。湖面に旭岳(あさひだけ)を映(うつ)すことから池の名前がついたといわれています。この日は風のえいきょうで、くっきりとは映(うつ)りませんでした。その後、チョウやツバメが飛んでいる自然の風景をゆっくりと楽しみながら、2時間ほどで姿見駅(すがたみえき)にもどってきました。西田さんは「自分たちだけでは、知識(ちしき)もなくただ歩いているだけになる。ガイドさんから、景観や植物についていろいろと教わることができました」と満足そう。山下さんは「大雪山系(たいせつさんけい)の魅力(みりょく)とともに自然保護(ほご)の大切さを伝え、また来たいと思ってほしい」と話しました。
◇国立公園◇
 国の調査(ちょうさ)で「日本でそこにしかない自然がある」ことなどが認(みと)められると指定されます。全国に31カ所あり、大雪山(だいせつざん)国立公園は1934年(昭和9年)に阿寒(あかん)とともに道内で初めて指定されました。釧路湿原(くしろしつげん)、知床(しれとこ)、利尻礼文(りしりれぶん)サロベツ、支笏洞爺(しこつとうや)をふくめ、道内は計6カ所です。
 大雪山(だいせつざん)国立公園の総面積(そうめんせき)は22万7千ヘクタール。国立公園の中では最大(さいだい)で、上川(かみかわ)管内の上川(かみかわ)、東川(ひがしかわ)など10市町にまたがります。約200種類の高山植物や、約140種類の鳥類が確認(かくにん)されています。アイヌ民族は、その美しさを敬(うやま)い、この地域(ちいき)を「カムイミンタラ」(神々の遊ぶ庭)と表現(ひょうげん)しました。

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アイヌ民族団体、金子氏に質問状

2014-08-26 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2014年8月25日09時46分
■ツイッター問題で公開質問状を発表
 金子快之(やすゆき)・札幌市議がツイッターで「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね」などと書き込んだ問題で、札幌市や旭川市のアイヌ団体などが22日、金子氏に説明を求める公開質問状を発表した。
 質問状を出したのは、アイヌ文化の伝承に取り組む団体「アイヌモシリ チノミの会」「旭川アイヌ協議会」「ウコ・チャランケの会」などによる「アイヌ民族差別発言を究明する共同実行委員会」・
 2008年の国会決議を受け、町村信孝官房長官(当時)がアイヌを「先住民族」と認め、政府が総合的なアイヌ政策に取り組んできた事を否定するのかどうかを尋ねた。また、「差別や偏見を助長しかねない」として訂正された百科事典の古い記述を金子氏がホームページに引用したことに「悪意を持った行為ではないか」と指摘した。
 実行委は22日、金子氏が所属する市議会会派「自民党・市民会議」を通じて質問状を出し、27日までに文書で回答するよう求めた。
 実行委の木幡寛事務局長は記者会見で「まじめに生きるアイヌまでひとくくりに否定する動きには、我々が立ち上がって発言すべきだ」と話した。
http://www.asahi.com/articles/CMTW1408250100004.html

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「アイヌ語にチャレンジwith栗山監督」を開催します

2014-08-26 | アイヌ民族関連
札幌大学 2014.08.25
一般社団法人札幌大学ウレシパクラブ(以下、ウレシパクラブ)では、9月1日(月)にプロ野球・北海道日本ハムファイターズ監督の栗山英樹氏をお迎えし、アイヌ語とアイヌ文化の基礎を学ぶ公開講座「アイヌ語にチャレンジwith栗山監督」を開催します。
本講座は、ウレシパクラブ代表理事、本学副学長の本田優子教授が講師を務め、アイヌ語カルタを使いながら、アイヌ語の楽しさやアイヌ文化の美しさを栗山監督と一緒に学ぶことができる講座です。
栗山監督が指揮する北海道日本ハムファイターズの2014年シーズンのスローガンは「前進せよ~トゥミコロクル~」。「トゥミコロクル」はアイヌ語で「戦う人」を表します。今も北海道民の暮らしの中に息づいているアイヌ語を用いて、 "原点"に立ち返り前進する姿勢を示し、優勝へ向けて戦い続けています。
受講料は無料ですが、参加を希望される方は事前の申し込みが必要です。
なお、この講演会は、道民カレッジ連携講座「ほっかいどう学」1単位として認定されます。
皆様のご参加をお待ちしております。
※このプレスリリースのダウンロードはこちらから↓
http://www.sapporo-u.ac.jp/news/image/pdf/20140731_kuriyamakantoku%28370K%29.pdf

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「アイヌいない」発言:市議に撤回と謝罪促す 自民会派

2014-08-26 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2014年08月24日 11時09分(最終更新 08月24日 16時30分)
 「アイヌ民族はもういない」と金子快之(やすゆき)・札幌市議(43)がインターネットの短文投稿サイト「ツイッター」に書き込んだ問題で、同市議会の所属会派「自民党・市民会議」の役員会は23日、会合を開き、金子市議に発言の撤回と謝罪を促すことを決めた。
書き込みをめぐり、同会派は金子市議から事情を聴いたが、「アイヌに対する見解はさまざま」として問題はないとの方針を示していた。
 しかし、市議会の主要4会派が22日、発言の撤回と謝罪を求める要望書を金子市議などに送り、アイヌ民族などでつくる団体も発言を批判する公開質問状を提出した。また会派内からも発言を疑問視する声が上がり、一転して対応を改めた。一両日中に金子市議に伝え、受け入れない場合は議員総会などを開いて処分を検討するという。
 同会派の幹部は「金子市議はアイヌへの補助制度や利権について批判しているが、制度への批判と『民族がいない』と言うのは話が違う。明らかな誤りで、個人的見解では済まされないという結論に達した」と話した。【山下智恵】
http://mainichi.jp/select/news/20140824k0000e040150000c.html

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札幌市議会・自民会派、金子市議に撤回謝罪要請へ アイヌ民族書き込み問題

2014-08-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (08/24 07:01、08/24 08:07 更新)
 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(東区選出)が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだ問題で、金子氏が所属する市議会の自民党・市民会議は23日、札幌市内で役員会を開き、金子氏に書き込みの撤回とアイヌ民族などへの謝罪を求める方針を決めた。近く金子氏に伝える。
 同会派関係者によると、役員会では、22日に他の主要4会派から金子氏の処分と書き込みの撤回、謝罪を求める申し入れがあったことなどをふまえ、対応を協議。「会派としてきちんと対応すべきだ」との意見が多数を占めたという。
 金子氏は北海道新聞の取材に対し、「まったく聞いていないので、コメントできない」としている。
 金子氏の書き込みをめぐっては、高橋はるみ知事が遺憾の意を表明、アイヌ民族有志が金子氏に説明を謝罪を求める質問状を提出するなど破門が広がっていた。自民党は当初、書き込みについて「個人的な見解で問題ない」としていたが、批判の高まりを受け、対応を再検討していた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/558587.html

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