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「二度と繰り返さない カンダマルの日」集会、インド各地で開かれる

2014-08-30 | 先住民族関連
クリスチャントゥデイ-2014年8月29日20時48分 記者 : 行本尚史
2008年にインド南東部のオリッサ州カンダマル地区で起きたキリスト教徒に対する暴動から6周年を迎えた8月25日、その犠牲者や生存者の正義を求めようと、「二度と繰り返さない カンダマルの日」と題する集会が、カンダマルや首都ニューデリー、ムンバイやバンガロールなどの都市、および部族地域などで全国的に行われた。インド教会協議会(NCCI)が公式サイトで伝えた。
集会の発題者たちは、過去の犯罪に立ち向かうために緊急の行動を取り、カンダマルの共同体に対する暴力の犯人たちを罰しなければならないと述べた。そして、この問題が無視されている限り、刑罰免除が続き、共同体を分断する精神構造が免じ続けられるとした。
デリーでの集会では、カンダマルの暴動で生き残った被害者たちによる次の6つの要求を支持した。1)でっちあげの容疑をかけられ、非合法活動予防法(UAPA)という厳しい法律の適用などに直面している、全ての被害者たちを即時釈放すること、2)カンダマルの暴力について責任がある全ての犯人に対する適切な法的措置、3)カンダマルの先住民族やダリット(不可触民)たちの信仰や文化、言語、価値、宗教の保護、4)この暴力に直接的または間接的に関わった、あるいはそれを助長した政治家や組織に対する厳しい行動、5)政権や警察機構の役割について調べるために、高いレベルの特別調査団を設置し、警察と政権の怠慢や任務について必要な行動を開始すること、6)(暴動による)悪影響を受けたカンダマルの全ての人々や団体に対する適切な補償。
一方この日、インド福音同盟(EFI)も25日を迎えて、「カンダマル:二度と繰り返さない」と題する声明文を発表した。
EFIは声明で、「カンダマルの大虐殺6周年の日にあたって、インド福音同盟は、2008年にインド東部のオリッサ州カンダマル地区で起きた暴力の被害者たちと連帯します」と述べた。また、「インド福音同盟は中央政府とオリッサの政府に対し、インドの宗教的少数者の権利を必ず守り、暴力や憎悪犯罪に責任のある者たちに対して厳しい行動を必ず行うために、積極的な措置をとるよう要求します」と求めた。
カンダマルに関する調査報道で昨年に国際キリスト教メディア機構(ICOM)からジャーナリズム国際人権賞を受賞した、インドのキリスト教ジャーナリストでカトリック信徒のアント・アッカラ氏の著書によると、カンダマルでは2007年のクリスマスに、100を超える教会が神聖を汚され、キリスト教施設が略奪、破壊され、数百もの家屋が丸焼けにされたという。
それによると、これらの攻撃はヒンドゥー教原理主義者の一味によって主導された。また、それは山岳地帯で40年間キリスト教に対するしつこい運動を行なってきた彼らの指導者であるスワミ・ラクシュマナナンダ・サラスワティ氏を、キリスト教徒たちが「攻撃」したという噂に基づくものだという。同氏は2008年8月23日の夜に殺された。
アッカラ氏によると、教会やキリスト教団体はサラスワティ氏が殺されたことを即座に非難したが、ヒンドゥー教国家主義者の諸団体は、その殺人がキリスト教徒による共謀だと断固として譲らなかったという。
そして同年8月25日にカンダマルで暴動が起き、その結果、カンダマルのキリスト教徒たちは、オリッサ州政府の統計では38人、複数のキリスト教団体によると100人が殉教した。放火犯たちはカンダマル地区に7654キロ四方にわたって広がる約2300の村々のうち、415の村でキリスト教徒たちを標的として略奪を行なった。このインド史上最悪のキリスト教徒に対する迫害で、同地区にいた11万7千人のキリスト教徒のうちの半数近くが住む家を失ったという。
アッカラ氏はインドの英文週刊誌『インディアン・カレンツ』で、「6年経って カンダマルの正義の茶番劇」という記事を著し、「(サラスワティ氏の)殺害の前に起きた奇妙な出来事の連続と、その葬儀の前に『キリスト教徒の共謀』を示す重大な証拠とされる怪しい『教会の決議』がすぐに出てきたことで、国民の前に一つの疑問を投げかけざるを得ない。つまり、スワミ・ラクシュマナナンダ・サラスワティ氏の殺害の背後に誰がいたのか?」と追及した。
なお、インドの英文ニュースサイト「マターズ・インディア」が今月16日に報じたところによると、カンダマル事件に関するアッカラ氏の英語による著書『21世紀の初期キリスト教徒たち('Early Christians of 21st Century')』のヒンディー語訳が出版されたという。
http://www.christiantoday.co.jp/articles/13950/20140829/never-again-kandhamal-6-year.htm

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4000年間孤立していた民族「パレオ・エスキモー」

2014-08-30 | 先住民族関連
AFPBB News-2014年08月29日 14:35 発信地:ワシントンD.C./米国
【8月29日 AFP】「パレオ・エスキモー(Paleo-Eskimo)」として知られる、約700年前に消滅した古代の民族集団は、北米の北極圏で4000年以上にわたり孤立した状態で生活していたとの研究論文が、28日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。
 シベリア(Siberia)からベーリング海峡(Bering Strait)を横断して、新たな生活の地に移動してきたパレオ・エスキモーは、歴史上の異なる時期に同じ道のりをたどって来たアメリカ先住民やイヌイット(Inuit)などの他の文化の人々とは全く接触しなかった。
 デンマーク自然史博物館(Natural History Museum of Denmark)などの研究チームが発表した論文によると、今から約700年前、現代のイヌイットの祖先がアラスカ(Alaska)から東へ移動したのとほぼ同時期に、パレオ・エスキモーはついに姿を消してしまったのだという。
 米スミソニアン協会国立自然史博物館(Smithsonian Institution National Museum of Natural History)北極研究センター(Arctic Study Center)のウィリアム・フィッツヒュー(William Fitzhugh)所長は「彼らはある意味、無防備な標的だった。北極地域の周辺に追いやられ、そこで生き残ることができなくなったか、もしくは単に、何らかの未知の方法で滅ぼされたのかもしれない」と語る。
 研究チームは今回の研究で、北極圏のシベリア、アラスカ、カナダ、グリーンランド(Greenland)で収集された古い人の骨、歯、毛髪のサンプルからDNAを採取した。
 さらに研究チームは、現代のグリーンランドに住むイヌイット2人、シベリアのニヴフ(Nivkh)人2人、北太平洋のアリューシャン列島(Aleutian Islands)の島民1人、アサバスカ(Athabasca)アメリカ先住民2人のゲノム(全遺伝情報)を解読した。
 これらの遺伝的特徴を分析した結果、パレオ・エスキモーは、アメリカ先住民やイヌイットとは遺伝的なつながりはないことが分かった。
 北米先住民のサカク(Saqqaq)人やドーセット(Dorset)人として知られるこれらのパレオ・エスキモーは、それぞれ家屋は数戸で住民は20~30人の小規模な村々で暮らしていた。
 パレオ・エスキモーの人口規模については、確実な人数を把握することは困難だが、研究チームによると、合計で数千人規模だったと思われるという。
 また研究チームによる分析の結果、母親から受け継がれるミトコンドリアDNAが均一であることが判明した。この均一性を考えると、集団の中に女性はわずかしかいなかったと思われ、近親交配が広く行われていた可能性がある。
 デンマーク自然史博物館の研究員で、分子生物学者のマーナサ・ラガバン(Maanasa Raghavan)氏は「北極圏の居住史には、世界の他の地域とは全く異なる独自性がある」と指摘する。
「文化の変容をもたらしたのは思考の展開であって、当地に新たに流入した人々ではなかったということだ」
 専門家らによると、ドーセット人は、石を薄く削って先端をとがらせた尖頭(せんとう)器や小さな刃物の作製に優れた技術と技能を持っていたことで知られているという。だが、弓矢は持っていなかったと考えられている。
 動物や魚を捕獲して生活し、伝統的な「ロングハウス」で儀式的な集会を開いていた。
 だが今もなお、考古学者らは「彼らの思考様式を理解するのに多大な困難を抱えている」とフィッツヒュー所長は指摘している。
 またこれまで知られている中で、パレオ・エスキモーほど長い間、孤立した状態のままだった民族集団に匹敵するものは、歴史上には存在しない。
「これほどの文化的な安定性と継続性が保たれたのはまさに他に類を見ないことだと思う。この4000~5000年間でこれに酷似した現代的な事例を探そうとしても不可能だと思う」とフィッツヒュー所長は話している。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3024428

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沖縄の人々の権利保護を 国連委

2014-08-30 | ウチナー・沖縄
沖縄タイムス-2014年8月30日 05:01
 【ジュネーブ共同】国連の人種差別撤廃委員会は、29日公表した対日審査会合に関する「最終見解」で沖縄の状況について言及、沖縄の人々の権利保護を重点に置いた対策を取るよう日本政府に促した。
 最終見解は、沖縄が独自の歴史や文化、伝統を持っていると国連教育科学文化機関(ユネスコ)も認めていると強調した上で、日本政府が沖縄の人々を「先住民」と認めないことについて遺憾の意を表明。沖縄の言語の保護に向けた対策も促進するよう求めた。
 アイヌ民族への差別問題についても、政府の対策が不十分との懸念を示し、アイヌ民族とその他の日本人との雇用や教育、生活水準の面での格差を埋めるため対策を強化するよう勧告した。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=81518

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アイヌ側からの質問状に回答 ツイッター発言の札幌市議

2014-08-30 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2014年8月29日23時49分
 札幌市議会の金子快之(やすゆき)議員がツイッターで「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだ問題で、金子氏は29日、アイヌ民族団体らが説明を求めた公開質問状に文書で回答した。金子氏は同日、札幌市内で報道陣に応対し、ツイッターの内容などを撤回しない考えを改めて示した。
 「利権幹部と真面目なアイヌの人々を区別して発言せよ」の問いに対し、金子氏は回答で「真面目に暮らしているアイヌの方々にお詫(わ)びを申し上げます」とした。だが、「差別や偏見を助長しかねない」と訂正された百科事典の古い記述をホームページに引用したとの指摘に対し、「差別を理由に出版社に圧力をかけ自らの主張に沿うように記述を変えさせること自体が問題であると考えます」などと回答した。
 質問状を出した「アイヌ民族差別発言を究明する共同実行委員会」の木幡寛事務局長は「自分の考えを押しつけているだけで相手を理解する気持ちがない。今後の対応を考えたい」と語った。(続きはログイン)
http://www.asahi.com/articles/ASG8Y5H4DG8YIIPE017.html

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自民会派、金子市議に離脱勧告 拒否なら除名へ 「アイヌいない」書き込み

2014-08-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (08/29 07:01、08/29 09:05 更新)
 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(東区選出)が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだ問題で28日、金子氏に会派離脱を勧告した市議会の自民党・市民会議は、9月4日までに勧告を受け入れない場合は除名処分とする方針を決定した。金子氏は書き込みの撤回や謝罪に応じない姿勢を崩しておらず、離脱か除名となる見通しだ。
 金子氏は同日、自民党会派が札幌市内で開いた議員会で、書き込み撤回を拒否。2008年にアイヌ民族を先住民族とすることを求めた国会決議についても「認められない」と主張した。
 同会派は金子氏に会派離脱を勧告し、対応を9月4日までに文書で回答するよう求めた。金子氏は北海道新聞の取材に対し「(離脱を求める)会派の方針を重く受け止めている。熟慮したい」と話している。<どうしん電子版に全文掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/559606.html

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「民族として存在しない」-アイヌ発言、主張撤回せず  

2014-08-30 | アイヌ民族関連
富山新聞(8/29 19:29更新)
 短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と書き込んだ札幌市議会の金子快之議員(43)が29日、同市内で記者会見し「厳密な意味での民族としては存在しない」と述べ、主張を撤回しない方針を示した。
 金子氏は同日、アイヌ民族の団体などでつくる「金子やすゆき市議のアイヌ民族差別発言を究明する共同実行委員会」から提出された質問状に文書で回答し、その内容を会見で説明した。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/newspack/syakai2014082901002171.html

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アイヌ民族存在しない…札幌市議主張撤回せず

2014-08-30 | アイヌ民族関連
 日刊スポーツ-[2014年8月29日19時25分]
 短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と書き込んだ札幌市議会の金子快之議員(43)が29日、同市内で記者会見し「厳密な意味での民族としては存在しない」と述べ、主張を撤回しない方針を示した。
 金子氏は同日、アイヌ民族の団体などでつくる「金子やすゆき市議のアイヌ民族差別発言を究明する共同実行委員会」から提出された質問状に文書で回答し、その内容を会見で説明した。
 回答で、金子氏は発言の真意について「アイヌの文化や歴史を否定する意図ではない」とした上で、「宗教や言語が違い、政治的な要求を持つ集団という意味での民族としては存在しないと認識している」と主張。「書き込みの撤回ではなく、真意を説明するのが務めだと思う」と述べた。
 実行委員会の木幡寛事務局長は「回答というより言い訳の文書。はぐらかそうとしているようにしか思えず、納得できない」と話した。
 金子氏は、所属会派の自民党・市民会議から28日、離脱勧告を受けたことについて「熟慮している」と述べるにとどめた。9月4日までに発言を撤回しないか、勧告に応じない限り除名処分となる見通し。(共同)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20140829-1358502.html

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東京五輪でアイヌ文化発信 政府、過去の海外事例調査へ

2014-08-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞(08/29 13:29)
 政府は2020年の東京五輪でアイヌ文化を発信する方針を固めた。過去の五輪に先住民族がどう参画したかなどを事例調査する費用2700万円を15年度予算の概算要求に計上する。政府・与党関係者が28日、明らかにした。これを含むアイヌ政策関連の概算要求の全容も判明。総額は本年度当初比40%増の13億3400万円。胆振管内白老町に計画しているアイヌ文化復興の拠点「民族共生の象徴となる空間」(象徴空間)の整備を本格化させる。
 政府は東京五輪に合わせて先住民族重視の姿勢をアピールしたい考え。過去の五輪では、開催国の先住民族が開会式などに参加して注目を集めた例があり、現地調査などで情報発信のあり方を探る。白老町の象徴空間についても、五輪開幕の20年7月までに開設する方針を既に固めている。
 アイヌ政策関連の概算要求総額が増えたのは、象徴空間の整備関連費が本年度当初比5・6倍の4億6900万円に上ることが大きい。中核施設となる国立のアイヌ文化博物館(仮称)の設計のほか、全国の大学が保管するアイヌ民族の遺骨の返還・集約に向けた調査費も新たに盛り込む。<どうしん電子版に全文掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/559670.html

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自民・市民会議、金子市議に離脱勧告 他会派、批判収まらず

2014-08-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (08/29 08:15)
 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(東区選出)が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだ問題で、所属する自民党・市民会議は28日、当初「問題視しない」とした方針を転換し、金子氏に会派離脱を勧告した。だが、書き込みの撤回とアイヌ民族などへの謝罪を求める他会派の批判は収まっておらず、事態収束にはなお時間がかかりそうだ。
 「アイヌ民族は存在しない、という考えは変わらない」。同日、市内で開かれた自民党会派の議員会。金子氏は市議23人がそろう中、書き込みの撤回を拒否し、2008年にアイヌ民族を先住民と認めることを求めた国会決議についても「内容は認められない」と強調した。一方で「会派には残りたい」とも述べたという。
 しかし、金子氏の退席後、出席者からは「撤回はしないが、会派に残りたいというのは矛盾している」「書き込みが修正できないなら、会派に残るのは難しい」など厳しい意見が相次いだ。同会派は金子氏に対し、会派離脱を勧告し、9月4日までに受け入れない場合は除名処分とする方針を決めた。
 村松正海会長は会合後、記者団に対し「何度も撤回するつもりはないかと確認したが、考えは変わらなかった。こうした結果になり残念」と厳しい表情で語った。自民党は当初、書き込みを「問題視しない」としていたが、国政で連立を組む公明党を含む主要4会派などから、発言の撤回と謝罪、処分を求める申し入れを受け、方針を転換した形だ。(片山由紀)<どうしん電子版に全文掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/559615.html

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白老・民族博物館で結婚記念写真、職員が協力しPR

2014-08-30 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2014年8月29日(金)朝刊】
 白老・アイヌ民族博物館で結婚記念の写真撮影はいかが―。同博物館で27日、公共施設での結婚式などを手掛けるエル・ワール(札幌、梶谷祐子社長)企画の「フォトウエディング」が行われ、今春結婚した同博物館のカップルが撮影に応じていた。
 「アイヌ民族の文化、ポロト湖の自然を知ってもらい、ポロトならではの結婚写真プランを作りたい」(梶谷社長)と同地を撮影場所に選んだ。この日撮影した写真はプラン告知のパンフレットに掲載するほか、同博物館のホームページからも発信する。さらにチセ(伝統的家屋)を会場にした結婚式も検討しているという。
 モデルを買って出たのは同博物館職員で今年4月に結婚した八幡一厳さん(35)と巴絵さん(30)。ウエディングドレスやタキシード、民族衣装に着替えながらカメラマンの注文に応じていた。巴絵さんは「すごく楽しいです。この機会にとてもいい景観があることを知ってもらいたいし、アイヌ文化に興味を持ってもらえれば」と話していた。(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/08/29/20140829m_08.html

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「アイヌもういない」市議に自民会派離脱を勧告

2014-08-30 | アイヌ民族関連
読売新聞 2014年08月29日 09時15分
 札幌市の金子快之やすゆき市議(43)が簡易投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と書き込んだ問題で、所属する「自民党・市民会議」は28日、金子氏に会派離脱を勧告した。
 9月4日までに応じなければ除名処分とする方針。
 同会派は28日、札幌市内で議員会を開き、金子氏に書き込みの撤回を求めたが、応じなかったという。金子氏は読売新聞の取材に「多くの人が怒っているので謝罪はしたい。しかし、主張は曲げるつもりがない」と話した。勧告の受け入れは「未定」という。
 同会派の村松正海会長は「粘り強く指導したが、結果として従わなかった。アイヌ民族や団体の方におわびしたい」と話した。「民主党・市民連合」の幹部は、議員辞職勧告決議案の提案を検討するとしている。
 金子氏は2011年4月の統一地方選で初当選。所属会派は、当初の「みんなの党」から、発足させた「市政改革・みんなの会」に移り、無所属を経て、今年5月から自民党・市民会議だった。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140829-OYT1T50017.html?from=ytop_ylist

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