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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アマゾンの孤立先住民、部族同士の衝突で死傷者 ペルー

2016-11-08 | 先住民族関連
AFPBB News-2016年11月07日 19:40 発信地:リマ/ペルー

先住民の権利保障を訴える国際組織「サバイバル・インターナショナル」が公開した、ペルー南部の密林に暮らす先住民マシコ・ピロの人々(2012年1月31日提供、資料写真)。(c)AFP/www.uncontactedtribes.org/Diego Cortijo
【11月7日 AFP】南米アマゾン(Amazon)の熱帯雨林で外界から孤立して暮らす先住民の部族が、他の部族との衝突で1人を殺害、2人を負傷させた。ペルー当局が6日、発表した。
 ペルー文化省によると、地球上に残された数少ない孤立した先住民の一つとされるマシコ・ピロ(Mashco-Piro)は、自分たちが暮らす先住民保護区に入り込んだ別の先住民ナフア(Nahua)の20人ほどのグループを襲ったとみられている。
 報告によると、ナフアはペルー南東部のクガパコリ保護区(Kugapakori Territorial Reserve)で、マシコ・ピロの足取りを追っている。ナフア自身も最近になって、外部と接触するようになったという。
 ペルー文化省の声明によると衝突は3日に発生。文化省のチームが「必要な医学的配慮から」セパウア(Sepahua)にある医療施設への負傷者の搬送を手配したという。また両先住をさらなる暴力行為から守り、さらに免疫系が外部と接触したことがないマシコ・ピロを疾病から守るため、緊急規定を発動したと発表した。
 ペルー当局は、マシコ・ピロが保護区周辺の別の地域に頻繁に入り込んでいることについて警鐘を鳴らしている。不法伐採業者や麻薬密売人によるアマゾン熱帯雨林への侵入により、マシコ・ピロが旧来の居住地の外へ追いやられている可能性があるという。
 先住民族の権利保障を訴える国際組織「サバイバル・インターナショナル(Survival International)」によると、ペルーには50を超える先住民が暮らしており、そのうち約15の部族は現在も外部と接触せず、孤立したままだという。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3107108?cx_part=txt_topics


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バンクーバーで「WE Day」 1万8千人の子どもたちに社会貢献訴え

2016-11-08 | 先住民族関連
バンクーバー経済新聞-2016年11月07日

 バンクーバーのロジャースアリーナ(800 Griffiths Way, Vancouver)で11月3日、「WE Day」が開催された。有名子役や元首相夫人など著名人らも参加しBC州各地から来場した1万8千人の学生たちに「あなたなら世界を変えられる」と呼び掛けた。
ゲストのジェイコブ・トレンブレイ君 
 「WE Day」は子どもたちに「世界を少しでも良い場所にするためにできることを始めよう」と呼び掛けるイベントで、2007年にカナダ人のキールバーガー兄弟がトロントで始めた。現在はカナダ、アメリカ、イギリスの14都市で開催され、毎年計20万人の小中高校生を前に俳優やミュージシャンなど著名人や社会活動家などが参加し、環境問題や差別、いじめ、発展途上国などの問題を解決するために活動することの大切さを説いている。
 今年はシリアからカナダに移民した青年、難病の少女、先住民族出身の少女などの一般人と共にマーガレット・トルドー元首相夫人、映画「Room」にも出演した人気子役ジェイコブ・トレンブレイ君、ダンサーのポーラ・アブドゥルさん、俳優のジョージ・タケイさん、ユーチューバーのリリー・シンさんらも参加、それぞれの体験を話し大きな喝采を浴びた。
 マーガレット・トルドー元首相夫人は双極性障がい患者としての体験を話し、「病気であることを隠そうとせずに専門家の助けを受けて」と呼び掛け、ジェイコブ君は障がいのある男の子が主人公の新作出演映画「Wonder」にちなみ、周囲の人に優しさを届けることの大切さを、タケイさんは過去の日系人への差別について話し、多様な民族が共に暮らせる世界の素晴らしさを訴えた。
 幼少のころから難病と闘う女性は「自分は病気の子というだけでなくアーティストでありフェミニストでもある。一つのラベルだけを誰かに貼るのはやめよう。皆多くの可能性があるのだから」と話し、2015年にシリアからカナダに移民したHani Al Mouliaさんは爆撃に怯えて暮らした体験を話しながらカナダで家族が安心して暮らせる喜びを語った。
 BC州では昨年は920の小中高校の生徒が参加して計70万時間のボランティア活動を行い、1700万カナダドル以上の寄付金を集め、自然災害やシリア難民、いじめ問題などを解決するための支援をしている。キールバーガー兄弟は「皆で力を合わせれば何でもできると子どもたちに知ってもらいたい。身近な小さなことから始めて世界を変えていこう」とロックコンサートさながらの会場で熱く呼び掛けた。
http://vancouver.keizai.biz/headline/2311/


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白老アイヌ民博で「伝承記録展」始まる 時代映す日常品多く

2016-11-08 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2016年 11/7)

伝承展に観光客も関心を寄せる
 白老町のアイヌ民族博物館で4日、「白老アイヌの伝承記録展」が始まった。2020年開設のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」の普及活動の一環。地元のアイヌ文化を広く知ってもらおうと企画した。日常的に使用していた民具や解説パネルなどを展示しており、初日から来館者の反応も上々。担当の八幡巴絵学芸係長は「白老町の皆さんに身近に感じていただきたい」と呼び掛けている。12月11日まで。
 会場は博物館1階特別展示室。白老地方のアイヌ民族が着用したというルウンペ(木綿衣)をはじめ、イカヨプ(矢筒)、キテ(もり)など約80点のほか、装身具や古式舞踊などの解説パネル、写真を展示している。
 中でも30本以上を集めたイクパスイ(棒酒箸)は彫刻の文様などがバリエーション豊か。「デザインに遊び心があったり、当時の作り手のこだわりを感じる作品もあり、見ていても面白い」と八幡係長。写真はチセ(伝統家屋)の建設や農耕作業など大正後期から昭和の時代が中心。当時の日常生活の雰囲気が感じられるものが多い。
 期間中は毎週土曜日の午後3時から学芸員によるギャラリートークを開催。19日午後1時30分から、アイヌ文化に詳しい苫小牧駒沢大学の岡田路明教授を招き、特別講演とフィールドワーク報告会を行う。
 企画展は無料だが、通常の入館料が必要。白老町民は登録無料の町民パスポートを使えば費用は掛からない。
 問い合わせはアイヌ民族博物館 電話0144(82)3914。
http://www.tomamin.co.jp/20161144422

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トーク&ミニ家族写真展 在日朝鮮人、被差別部落、アイヌなど

2016-11-08 | アイヌ民族関連
朝鮮新報-2016.11.07 (13:39)

トークイベントは盛りだくさんの内容で進められた
マイノリティー女性の現代史
「家族写真」を通して歴史をたどり、立場や背景の異なる者同士が互いに理解を深め合う女性たちの取り組みが1冊の本にまとめられた。本には、在日朝鮮人、被差別、アイヌ、沖縄、フィリピン、スリランカ、ベトナムなどさまざまなルーツを持ち日本社会で生きる女性たち24人の「家族」の物語が収録されている。16日、東京・神保町の東京堂ホールで、御茶の水書房刊「家族写真をめぐる私たちの歴史」刊行記念トーク&ミニ家族写真展が開かれた。
語り、つながる
※この続きは会員になれば閲覧できるようになります。
http://chosonsinbo.com/jp/2016/11/07/

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函館市史、旧東部4町村史などデジタル化/13日に公開

2016-11-08 | アイヌ民族関連
函館新聞電子版 2016年11月6日 5時00分
 NPO法人スマートシティはこだて(代表理事・松原仁公立はこだて未来大教授)は、函館市史通説編や合併した旧4町村史など計9冊1万ページ余りをデジタル化し、13日に公開を始める。文章の全てがテキストデータ化され、指定したキーワードや年代での検索が可能。地域の歴史を手軽に調べることができるようになり、教育現場や地域史研究などさまざまな活用が期待される。
 自治体史のデジタル化は図書館振興財団(東京)の提案型助成事業に採択され、2500万円の助成を受け、2013年から3カ年かけて進めてきた。「TRC-ADEAC(アデアック)」が運営するデジタルアーカイブシステムを活用した。
 デジタル化したのは函館市史通説編の1、2巻、別巻の亀田市編、銭亀沢編、戸井町史、椴法華村史、南茅部町史(上、下巻)、恵山町史の計9冊。総ページ数は1万323ページとなった。TRC社に委託し、1ページごとにデータとして取り込んで、原本と照合し文章のテキストデータ化を進めた。ページのデータは、画像形式での閲覧ができるように公開される。
 複数の自治体史のデジタル化により、例えば「縄文」というキーワードで検索した場合、それぞれの自治体史ごとに何件の掲載があるかが結果として表示される。年代検索では、年表形式でも表示される。自治体史のほかにも、アイヌの資料や書画など58点の史料を高精度の画像データ化。全データは同NPOと市が保管する。
 同NPOの理事で公立はこだて未来大の川嶋稔夫教授は「一つの自治体史で1万ページを超えるデータのデジタル化は国内最大規模だろう。小学校や中学校での地域学習、観光情報の基データとしたり、メディア関係者の資料としても役立つと思う。合併した各地域ごとの特徴を知る上でも視点が広がり、面白いのではないか」と話す。
 今後、通説編3、4巻と史料編(全2巻)、都市・住文化編など残る7冊の市史のデジタル化も進めたい考え。13日に市中央図書館デジタル資料館(http://archives.c.fun.ac.jp/)内で公開になる。
 デジタル化の成果公開を記念し、13日午後1時から市中央図書館でシンポジウム「函館史料アーカイブから地域を理解する」を開く。デジタル資料の公開に続き、アデアック考案者の石川徹也筑波大名誉教授(元東大特任教授)が「地域資料の総合デジタル化事業の意義と拡充への期待」と題し講演。市中央図書館や市立函館博物館で館長を務めた長谷部一弘さんが函館の歴史について語る。入場無料。問い合わせは、公立はこだて未来大松原研究室(0138・34・6125)へ。(今井正一)
https://digital.hakoshin.jp/news/national/13517

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