先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

日本絵本賞読者賞「山田養蜂場賞」 好きな1冊に投票を

2016-11-25 | アイヌ民族関連
毎日新聞2016年11月25日 東京朝刊
 第22回「日本絵本賞」(毎日新聞社、公益社団法人全国学校図書館協議会主催)は、読者の投票で「日本絵本賞読者賞『山田養蜂場賞』」を選びます。候補絵本は、2015年10月から16年9月までに出版された絵本から、選定委員会が選んだ左記の24冊。この中から好きな1冊を選んで投票してください。読者賞に選ばれた絵本に投票された方から抽選で83人にみつばちクレヨン(6色)をプレゼントします。
 <候補絵本>「いちばーんのり」(BL出版)▽「イモリくんヤモリくん」(岩崎書店)▽「おもち!」(小峰書店)▽「くいしんぼうのクジラ」(あかね書房)▽「ココとリトル・ブラック・ドレス」(文化出版局)▽「ごはんのじかん」(ポプラ社)▽「これはすいへいせん」(金の星社)▽「女王さまのぼうし」(評論社)▽「すきになったら」(ブロンズ新社)▽「すばこ」(ほるぷ出版)▽「世界は広く、美しい 地球をつなぐ色<赤>」(新日本出版社)▽「だれといっしょにいこうかな?」(童心社)▽「たんぼレストラン」(ひかりのくに)▽「どうなっているの? だんめん図鑑」(小学館)▽「どうぶつドドド」(鈴木出版)▽「眠れなくなる宇宙のはなし」(講談社)▽「アイヌのむかしばなし ひまなこなべ」(あすなろ書房)▽「文房具のやすみじかん」(福音館書店)▽「ぼくだってトカゲ」(文研出版)▽「ボタンちゃん」(PHP研究所)▽「みずたまり」(フレーベル館)▽「みどりのトカゲとあかいながしかく」(徳間書店)▽「もう、ねるんだってば!」(そうえん社)▽「ユーゴ修道士と本を愛しすぎたクマ」(光村教育図書)
 <投票方法>日本絵本賞公式サイトhttp://dokusyokansoubun.jp/ehon/から、または、はがきに書名、氏名、郵便番号、住所、電話番号、年齢、職業(園名・学校名)を明記し、〒100-8051(住所不要)毎日新聞社「日本絵本賞」事務局まで(電話03・6265・6817)。はがき1枚に1作品のみ記入、1人何通でも投票可<締め切り>17年2月28日消印有効<発表>3月下旬、本紙紙上にて。
http://mainichi.jp/articles/20161125/ddm/012/040/062000c

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふるさとの味囲み思い出話に花 東京白老会、総会と懇親・交流会

2016-11-25 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2016年 11/24)
 白老町にゆかりのある首都圏在住者たちが集う東京白老会(会長、橋本聖子参議院自民党議員会長)は22日、第31回総会と懇親・交流会を東京千代田区の全国町村会館で開いた。郷土・白老を愛し、親睦と絆を深める集いには戸田安彦町長をはじめ、95人が出席し、”ふるさと”を懐かしみながら思い出話に花を咲かせた。
 橋本会長がアイヌ語での歓迎あいさつの後、「2020年の東京五輪・パラリンピックの開・閉会式には、先住民族のアイヌの方々を含め1000人規模で文化・芸術を世界に発信したい」と抱負を述べた。戸田町長は冒頭のあいさつを「イランカラプテ」(こんにちは)で始め、「3年前800万円のふるさと納税が今年は2億円が目標。民族共生・象徴空間の名称が5月に”アイヌ民族博物館”に正式決定し、来年末から始まる建設総事業費が約250億円に達し、地元の経済・産業振興への波及効果がある」と期待を膨らませた。来賓の堀井学衆院議員は「象徴空間完成までに、白老駅を函館発・特急スーパー北斗の停車駅にする構想や白老の国道36号2車線区間を4車線に拡張したい」との意気込みを語った。
 会場では観光をはじめ、企業誘致をPR。また、地元から取り寄せた特産品「白老牛」のローストビーフや「イクラ丼」などが振る舞われ、参加者は懐かしい味に舌鼓を打ちながら歓談の輪を広げ、旧交を温めた。展示コーナーでは虎杖浜たらこや牛そぼろが陳列・販売され、大勢の参加者が買い求めた。
 地元やゆかりの企業などから提供された特産品が当たる大抽選会も行われ、場内を大いに盛り上げた。ステージでは、白老町出身のシンガーソングライターで東京などで活躍している小山貴弘さんのライブが催された。最後は参加者で「白老讃歌」と「ふるさと」を合唱し、来年の再会を誓い合った。
http://www.tomamin.co.jp/20161144991

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016/12/10 日ロ首脳会談反対集会 ―アイヌ民族の先住権・自決権支持!

2016-11-25 | アイヌ民族関連
レイバーネット日本-2016/11/24
北方諸島の再分割を許すな!―川村・シンリツ・エオリパック・アイヌ他(大崎駅)
12・10日ロ首脳会談反対集会―アイヌ民族の先住権・自決権支持!北方諸島の再分割を許すな!―
会 場:東京都南部労政会館(品川区大崎1-11-1)
    JR大崎駅新東口・ゲートシティ大崎ウエストタワー2階
    http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/seminarform/map/?page=map_osak_nanbu
開 場:18時半
講 師:川村・シンリツ・エオリパック・アイヌさん(旭川アイヌ協議会)
    海原剛さん(北大人骨事件真相究明緊急会議・史的唯物論研究所)
主 催:「北方領土の日」反対!「アイヌ新法」実現!全国実行委員会
    (略称・ピリカ全国実)関東グループ
資料代:1000 円
 アイヌ民族無視の領土交渉反対
 12月15日、ロシア大統領プーチンが来日し安倍首相の地元山口県長門市で日ロ首脳会談が開かれようとしています。翌16日にも東京で首脳会談が予定されています。安倍首相は9月ウラジオストックで「重要な隣国同士であるロシアと日本が、今日まで平和条約を締結していないのは、異常な事態だ」、「この70年続いた異常な事態に終止符を打ち」と演説、「北方領土」交渉の打開と平和条約締結に並々ならぬ決意を見せています。
 安倍政権は1兆7千億円の対ロ経済協力をテコに平和条約・「領土交渉」の進展を図るためハボマイ(歯舞)、シコタン(色丹)2島引き渡しを最低条件とし、エトロフ(択捉)、クナシリ(国後)については平和条約締結後の継続協議とするとの方針を固めたとされています。既に、ロシア経済分野協力担当相を新設して世耕弘成経済産業相を兼務させ、6月外務次官級による平和条約締結交渉を開催しています。
 ロシアはウクライナ問題の制裁や原油安による経済停滞・不況を日本独占資本の経済協力を受けた極東開発や資源輸出先の拡大によって打開することを狙っています。プーチンは「領土交渉」で日本に対して「引き分け」による「決着」を呼びかけてきました。
 1956年10月、当時の鳩山一郎首相とブルガーニン首相による日ソ共同宣言は国交回復だけを合意して平和条約締結交渉は先送りしました。同宣言第9条<日本国及びソヴィエト社会主義共和国連邦は、両国間に正常な外交関係が解決された後、平和条約の締結に関する交渉を継続することに同意する。ソヴィエト社会主義共和国連邦は、/歯舞群島及び色丹島を日本国に引き渡すことに同意する。ただし、これらの諸島は、/平和条約が締結された後に現実に引き渡されるものとする>。プーチンの「引き分け論」はこの日ソ共同宣言をベースにしています。
 2018年・「北海道150年記念」式典に反対しよう
「4島返還」をめぐっては、「2島先行(段階的)返還論」や「面積2等分論」、「共同統治論」などが取りざたされてきましたが、「領土交渉」が本格的に開始されることは重大です。今回の日ロ首脳会談における「領土交渉」は、安倍首相が唱える「戦後レジームからの脱却」を目指し、白老への「民族共生象徴空間」・「慰霊・研究施設」建設や、アイヌ民族侵略を賛美・記念する2018年「北海道150年記念」式典と一体のアイヌ民族同化完了を狙ったものです。
 アイヌ民族のジェノサイド(強制移住)を弾劾しよう
 そもそも北方4島などクリル諸島(千島列島)・サハリン(樺太)・北海道はアイヌ民族・北方諸民族の先住の大地(アイヌモシリ)であり、日本の「固有の領土」でもロシアの「領土」でもありません。日ロ支配者は北方諸民族を侵略・支配し、1855年「日ロ通好条約」、1875年「千島樺太交換条約」、1905年「ポーツマス条約」と北方諸島分割を繰り返し、アイヌ民族をジェノサイド(強制移住)してきました。
 1875年「千島樺太交換条約」締結によりサハリンのアイヌ民族841人が対雁(江別市)へ強制移住させられ、生活様式や風土の変化、コレラなどで358人が亡くなりました。1884年にはシュムシュ島(占守島)のアイヌ民族97人がシコタンへ強制移住させられ、環境の激変などで5年間で49人が亡くなりました。対雁の遺骨は「焼き捨て」同然に埋められ、1961年火力発電所工事で出土しましたがブルトーザーで踏みつぶされ、1964年、大雨で100体余の遺骨が出土、翌年北大医学部解剖学教室は学術調査と称して約40体を略奪しました。日本の北海道・北方諸島併合はアイヌ民族同化=抹殺政策の歴史そのものです。
 白老「慰霊・研究施設」建設を阻止しよう!
 アイヌ民族は北海道(アイヌモシリ)に自治区を求め、サハリンやクリル諸島への自由往来や、「北方領土の日」廃止、「アイヌ新法」の制定を要求して闘ってきました。現在、安倍政権が白老町に建設しようとしている「慰霊・研究施設」に反対し、主権をかけて、略奪された遺骨のコタン(郷土)への返還を求めて闘っています。
 私たちはアイヌ民族と連帯し、民族の先住権・自決権を完全に無視しておこなわれる日ロの「領土交渉」・再分割に断固として反対します。政府は一貫してアイヌ民族を民族として認めず、先住権・自決権を認めていません。2008年「アイヌ民族を先住民族とすることを求める国会決議」も、実際は民族の主権を何も保証していません。
 安倍政権が戦争国家へと国家体制の大転換を進めるなか、「領土交渉」や「北方領土」返還運動は民族排外主義・領土ナショナリズムのもとに私たちを抱き込みファシズムへ動員するものです。北方諸島の「領土交渉」・再分割反対の声を上げましょう。 (2016年11月10日)
http://www.labornetjp.org/EventItem/1479959827008ylaur


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「まぎれもない戦争行為」感謝祭の最中、アメリカ先住民のデモ隊と警察が衝突

2016-11-25 | 先住民族関連
The Huffington Post  |  投稿日: 2016年11月24日 18時24分 JST 更新: 2016年11月24日 18時50分 JST
執筆者: Laura Bassett

感謝祭まっただなかのアメリカで、アメリカ先住民を含むノースダコタ州の住民と警察の間に衝突が起き、約300人が負傷した。
毎年11月第4木曜日は、「サンクスギビングデー」や「七面鳥の日」とも呼ばれる、アメリカ・カナダの代表的な祝日だ。感謝祭には約400年もの歴史がある。1621年秋、アメリカ先住民とイギリスからやってきた入植者が、共に収穫を祝い、お互いを暴力から守る目的で感謝祭は始まった。
そんな感謝祭の最中、ノースダコタ州では、先住民が主導するデモ隊と警察との間に大きな衝突が起きた。現地では、石油パイプライン「ダコタ・アクセス・パイプライン」の建設をめぐって、先住民が数カ月に渡ってデモ活動を続けていた。
スタンディングロック・スー族が率いるデモ隊は、パイプラインの建設によって水源が汚染され、彼らの聖地が破壊されると主張を続けていた。
現地時間11月20日夜、デモ隊と警察の衝突が激化した。ワシントンポスト紙によると、デモは10時間にもおよび、約300人のデモ隊参加者が負傷したという。スタンディングロック・スー族の人々は、警察による催涙ガスやゴム弾、放水銃の攻撃を受けた。26人が頭部や四肢に重症を負い、マイナス5度の気温の中で放水を受けたことによる低体温症で病院に運ばれた。
「これは、まぎれもなく戦争行為です」
スタンディングロック・スー族の代表フランク・サンチェス氏は、ハフィントンポストUS版のインタビューに対して答えた。
石油パイプラインは、ノースダコタ州からイリノイ州へ原油を輸送するために、3.7億ドル(約415億円)の予算をかけて建設される。パイプラインは、スタンディングロック・スー族の居留地近くにあるミズーリ川を横切って建設される予定だ。この開発によって水源が汚染される可能性があるとして、先住民たちは抗議デモを開始した。
アメリカ政府は、このパイプラインは最も安全かつ効率的に原油を輸送できる方法だと説明しているが、デモ隊は「スタンディングロック・スー族ら先住民の居留地を侵害しない」と約束した条約(フォート・ララミー条約)に反していると主張。
自らを「水の保護者(water protectors)」と表現するデモ隊とノースダコタの警察当局の衝突は、20日に沸点に達した。デモ隊は、パイプライン建設地付近で封鎖されていた橋の突破を試みた。押し迫るデモ隊を止めるため、武器が使用された。武器の使用について、モートン郡保安局は、デモ隊が暴力的になったためだと説明している。
長い間経済的に困窮してきたスタンディングロック・スー族のサンチェス氏は、建設工事のため封鎖されている橋は、居留地に向かうための主要な移動経路であると話す。また、抗議者たちは何世紀にもわたって維持してきた土地と水を守ろうとしているだけだと語った。
「私は自分の土地で、戦争捕虜になった気分だ」
サンチェス氏はそう語った。
「そうとしか言いようがない。私たちには狩りをし、魚を釣り、植物を採る権利がある。今までずっとそうやって生活してきた。私たちの暮らしをこれからも続けていくには、有刺鉄線のフェンスや、"立入禁止"と書かれた看板を取り除く必要がある」
サンチェス氏は今週、スタンディングロック・スー族の代表としてワシントンD.C.に赴き、アメリカ政府に対してロビー活動を行った。彼は、1851年にフォート・ララミー条約に調印した人物の直系の子孫だ。この条約で、アメリカ政府は5州の一部をスー族に譲渡し、外部の人間がスー族の領地に侵入することを厳しく制限する規制に同意した。
しかし、サウスダコタ州で金が発見された1877年、アメリカ合衆国議会はすぐさまその協定を破った。金の鉱脈が見つかったブラックヒルズ山地を政府のものにし、その後も政府による土地の収奪は続いた。
「この問題は、何年も前に決着しようと思えばできた。だが、私たちには弁護士を雇うお金もない」
サンチェス氏は嘆く。
アメリカ政府は、この問題をふまえ、パイプラインの建設作業を一時的に中断している。アメリカ陸軍工兵隊は、スタンディングロック・スー族の土地で建設を進めるかどうかの決定にはもう少し時間が必要だと述べた。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/24/dakota-pipeline-protest_n_13197362.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナジブ首相の退陣訴え、4万人以上が大規模デモ

2016-11-25 | 先住民族関連
アジア エックス-2016年11月22日
〈クアラルンプール〉
ナジブ・ラザク首相の退陣を求める民間組織が主催する大規模集会「Bersih5.0」が11月19日、クアラルンプール(KL)で開催された。
主催者側は10万人が参加したと主張しているが、警察側は1万5千人と発表。華字紙「中国報」は4万人程度と推定している。警察側は7千人の警察官を配備し、各所に通じる道路を閉鎖して対抗。マスジット・ジャメやムルデカ広場、スリアKLCC前などに黄色のTシャツを着た多数の参加者が集ってシュプレヒコールを挙げたが全般的に大きな混乱はなく、午後5時ごろには散会した。
昨年行なわれた「Bersih5.0」の50万人に比べると少ないが、参加者の約45%がブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)とみられ、ナジブ首相率いる与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)の支持層の間にも反ナジブ政権の勢力が拡大していることを窺わせた。主催者側は「華人だけが運動を支持しているわけではないことを示した」としている。
https://www.asiax.biz/news/41262/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする