先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

標津遺跡群 映像で紹介 町がドキュメンタリー制作 ポー川自然公園施設で放映

2022-04-15 | アイヌ民族関連
北海道新聞04/14 18:22

町生涯学習センターあすぱるで行われたドキュメンタリー映像の試写会=12日夕
 【標津】町は、史跡標津遺跡群を紹介するドキュメンタリー映像を新たに制作した。タイトルは「標津遺跡群~根室海峡のアイヌ文化の成り立ちを追う」。29日から今季の営業を始めるポー川自然史跡公園ビジターセンター(伊茶仁)で常時放映する。
 映像は約30分で、町が2020年から制作を始め、今年3月に完成した。遺跡群は、有史以前からのサケ漁を軸に地域の歩みを描く日本遺産「『鮭(さけ)の聖地』の物語」を構成する文化財の一つでもある。
 映像は過去40年以上の学術調査結果を踏まえ、地形の形成や、縄文時代早期からアイヌ文化に至る歴史などを紹介。サケが支えた根室海峡沿岸の人々の暮らしを伝えている。
 12日夕には、町生涯学習センターあすぱるで試写会が行われ、町民約40人が鑑賞した。映像を見た標津高3年の太田裕晴さん(17)は「遺跡の発掘を手伝ったことがある。映像で得たことを下級生に伝えたい」と話した。ドキュメンタリー映像を3分間にまとめたダイジェスト版も制作。こちらは標津サーモン科学館2階展示室で鑑賞できる。(田中華蓮)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/669524
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 知里幸恵ゆかりの地を案内 ... | トップ | こぼれ話「アイヌの伝統文化... »
最新の画像もっと見る

アイヌ民族関連」カテゴリの最新記事