赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『ケータイくんとフジワラさん』市川宣子

2017-05-02 17:46:07 | その他
ほっこりふくらんだ、気持ちのいい幼年童話と出会いました。


まず、とうとうケータイが童話の主人公になったかと驚いて手にとりました。けど、わたしが予想をしていたようなケータイの話ではなく、なんか、ほのぼのした上質な童話なんです。
こういうのを読むと、ケータイがあってよかったとも思えます。


このまま競争のようにどんどん新しい機種がでるようになったら、いったいどうなるのでしょう?
また、新しいものもどんどんすてられていくだけなのでしょうか。
ケータイくんはフジワラさんのざしきを思いうかべました。しずかで、清潔で、そしてすべてのものが十年、二十年と安心してくらしているざしき。

日曜日、おじいちゃんに会いに行きました。介護施設のまわりには、レンゲの花が!
車いすを押して、散歩しました。
   

わたしのプランターも、今が花盛りです。