第12回ポプラズッコケ文学新人賞 大賞を受賞のことさわみさんが無事、デビューされました。
まず、テンポがいい文章におどろかされました。二人が入れ替わる作品はありますが、三人でトライアングルにいれかわるって、初めてよみました。
だって、書くのがむずかしいそうでしょ? おまけに、作内では、二度、いれかわります。
そして、そして、驚きの展開がその後も……。
選考委員の健郎健郎さんが、奇想天外なおもしろさといったのがよくわかります。
文章もおおらかで、人を信じ、人のためにたちたいと作者がねがっていることも伝わってきました。
作者のことさわみは、昨年の日本児童文学学校の卒業生でもあります。協会のホームページにことさんからの言葉もでているので、あわせて読んでみてください。
これから二冊目、三冊目とがんばってほしいと思いました。デビューはスタートだからね。
さて、その日本児童文学学校ですが、23日の日曜日、今年の第三回目の講座がオンラインでありました。
講師は林けんじろうさん、最近、新作もだされたそうです。
元気で、サービス精神のかたまりで、ここまで全部伝えていいの?って思うくらい、細かくていねいに、自分の投稿について語ってくれました。
「そして創作バカになる」というタイトルもいいですよね。
作家はみんな創作バカですものね。
林さんの新作、読んでみたいと思いました。