みちのく童話会、編著の東北を舞台にしたシリーズの五冊目、『東北こわい物語』が出版されました。
今回、とくに東北らしさがよくでていると思いました。
東北6県を舞台にした作品、6冊がのっています。
仙台の縛り地蔵、遠野のマヨイガ、恐山の地獄めぐり、安達ヶ原の鬼婆、蔵王の樹氷、田沢湖の辰子姫伝説。
ちばるりこさんの『マヨイガの贈りもの』は、最後、こうきたかと驚きました。みごとなどんでん返しです。
こういうの書くの、むずかしいんですけどね。
やはり地元が舞台となると、それぞれの作家さんのいいところが倍、倍になって作品にあらわれるようです。
みちのく童話会というチームワークがあってこそ、できたシリーズなのかもしれません。
さて、今日はわたしは、ひさびさBeこどもの本の読書会にでます。
課題図書は、
:『全校生徒ラジオ』 有沢佳映著
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000393163全編、会話からなるポッドキャスト小説。新しい試みです。どんな意見がでるでしょうか?