すばらしい本を読みました。物語りが好きな人、物語りを書く人、物語りを語る人、すべてに読んでもらいたい。
産経新聞の書評で縄田一男さんがーー何と熱くずばらしい一巻であることか。全読書人必読の一冊といっていいーー
と書いていて、手にとりました。そして、それが少しもオーバーでなかったと本を閉じたのです
主人公は、動けない草である。その草どんが、こわれて昔話を語る。これがやさしい語り口で、また、おもしろい。
いくつもの民話のあと、小太郎の行くつく先でのシーンがみごとで、まいったと思いました。
けど、それは通過点で、草どんの正体がわかる章が、胸をうちます。心の底がふるえてくるような気までします。
どうして、物語りは、昔話は語られてきたのか、物語りがなくなると、どうなるのか?
すべての問いにこの小説はやさしく答えてくれています
読んでいる数日間、とても幸せで、わたしは、ケータイにも見向きもしなかった。これを書いてくれた朝井まかてさんに感謝したい。
わたしも目先のものばかりおわないで、微力でも自分の信じた世界を言葉にしてみようと思いました。
わたしは初、朝井まかて だったのですが、他の作品も評判が高いです。時間があるとき、読んでみようかと思いました。
産経新聞の書評で縄田一男さんがーー何と熱くずばらしい一巻であることか。全読書人必読の一冊といっていいーー
と書いていて、手にとりました。そして、それが少しもオーバーでなかったと本を閉じたのです
主人公は、動けない草である。その草どんが、こわれて昔話を語る。これがやさしい語り口で、また、おもしろい。
いくつもの民話のあと、小太郎の行くつく先でのシーンがみごとで、まいったと思いました。
けど、それは通過点で、草どんの正体がわかる章が、胸をうちます。心の底がふるえてくるような気までします。
どうして、物語りは、昔話は語られてきたのか、物語りがなくなると、どうなるのか?
すべての問いにこの小説はやさしく答えてくれています
読んでいる数日間、とても幸せで、わたしは、ケータイにも見向きもしなかった。これを書いてくれた朝井まかてさんに感謝したい。
わたしも目先のものばかりおわないで、微力でも自分の信じた世界を言葉にしてみようと思いました。
わたしは初、朝井まかて だったのですが、他の作品も評判が高いです。時間があるとき、読んでみようかと思いました。