「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

「野球は失敗のスポーツ」なのか

2022年07月19日 | 独り言

プロ野球「ペナントレース」の行方もセの方は早々に決着したようで昨年の日本一「ヤクルト」が独走中。

で、巨人ファンの我が家のカミさんはここ2か月あまりご機嫌がイマイチだ(笑)。

仕事から帰ってくると夕食もそこそこに自室にこもって「テレビ」(55インチ)で熱心に巨人の試合を見入っている。CS放送の「巨人全試合中継」チャンネルと契約しているので見逃すことがない。

なぜ巨人が好きなのか、面と向かって問い詰めたことはないのだが、どうやら7年ほど前に亡くなった「実姉」が巨人ファンだったのでその影響のようだ。

で、前述したように今年の巨人は投手陣も打撃陣もサッパリでヤクルトから差を開けられるばかり。

「あ~あ、また、もう!」とカミさんの憤りを込めた悲鳴がときどきオーディオルームまで聞こえてくるのがご愛嬌。

家庭円満のためには自分も巨人ファンが一番いいのだろうが、チームカラーとしては「ヤクルト」が好きなのでなるべく内に秘めるように心がけている。

いわば、これが「面従腹背」というやつですか(笑)。

そういえば、作家の村上春樹さんもヤクルト・ファンで、神宮球場での試合観戦中(外野席)にファールボールが飛んできて、ふとその瞬間に作家になろうと思い立ったことがエッセイに記されている。

また、このほど亡くなられた安倍元首相もヤクルト・ファンで有名だった。

で、野球中継の話に移るが若いころは一心不乱に観ていたのだが、だんだんと「投手と打者の対決」が間延びしているかのように感じてきて退屈感を覚えるようになってきた。具体的にはボール宣告3つとストライク宣告2つのカウントまでがどうもまどろっこしい。

歳をとって気が短くなったせいかな(笑)。

そこで登場するのが「プロ野球ハイライト」(CS放送:1時間)で、セ・パ全チームの選手の活躍ぶりがわかるし将来有望な選手の発掘もかねて毎日楽しみながら観ているが、今年はどうやら「投高打低」のようですね。

何かの本に「野球は失敗のスポーツ」という表現があったが、投攻守にわたってミスをした方が負けだし、それにどんな名選手でも10回打ったら7回は失敗するのでその通りなんだろう。

投手は「絶対に打たせないぞ」と、力を込めて投げる、その一方打者は「絶対に打ってやる」の一騎打ちだが、どちらが有利かは何しろ投手の味方がほかに8人も控えているのだから、はなっから投手の方だろう。

たとえば、投手大谷と打者大谷が対戦した場合、前者が勝つ割合が圧倒的に高い気がする。

先日の日経新聞に次のような記事があった。



「最新のテクノロジーの恩恵は打者より投手の方が受けやすい」とあり、これからも投手有利の状況が続いていくようなので、端的にチームを強くしようと思ったら、投手の方にお金を注ぎこむのが常道だろう。

かくして、日本の至宝「大谷選手」が所属するMLBの「エンゼルス」は打者ばかりにお金をかけているので一向に強くならない。

来年限りで契約が切れる大谷選手も早くこんな「おんぼろチーム」に別れを告げて新天地を求めるべきだ。

ヤンキース、レッドソックス、メッツ、ドジャースといった「金満球団」が60億円(年間)以上出すという噂がネットを飛び交っているが、はたしてどこの球団に落ち着くか、興味は尽きない。



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