「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

2泊3日の「冬の旅」

2022年12月07日 | 独り言

5日(月)から「2泊3日」の「冬の旅」に出かけて来ました。

行き先は ?

残念ながら殺風景な「病院」(検査入院)でした(笑)。

今年の(2022年)3月~4月にかけて心臓血管に「ステント」を入れて、その確認検査だった。

その結果は、最近の体調からいって自信満々だったが、1か所の血管に不安があるので1年後にもう一度確認させてくださいとのこと。

あ~あ、喜びも中くらいなり~(笑)。

(入院中は)退屈なので、ミステリーを読みふけった。



図書館の本を持って行って「行方不明」になるとたいへんなので、娘が帰省した時に置いていったもの。

両方とも読みごたえ充分だった。

「危険なビーナス」は流石に「東野圭吾」さんだけあって、読者をまったく退屈させず、面白かったの一言。「手練れ」という言葉がふさわしい。

片方の「涙香迷宮」は、まずタイトルからしてその由来を知りたくなる。

「涙香」とは明治時代に活躍した粋人「黒岩涙香」(くろいわ るいこう)から来たもので、「いろは歌」にちなんだ「謎解き」ミステリーで、少しくどいようにも思ったが、これでもかとばかり「いろは歌」が登場してきて、作者の「黒岩涙香」の薀蓄と博覧強記ぶりには驚いた。

興味のある方はご一読をお薦めしたい。

最後に、本書の中で、探偵のメンバーたちが閉じ込めらた洞窟の中で謎解きをするシ~ンがある(374頁)。

その中の一つがこれ。

「ある男が、とある海の見えるレストランでウミガメのスープを注文しました。けれどもその客は出てきたスープをひと口飲んだところでハタとスプーンを止め、シェフを呼びつけて訊きました。

「これは本当にウミガメのスープですか?」

「ハイ、これは間違いなくウミガメのスープです。」

シャフが答えると、男は早々に勘定を済ませて店を出ました。そしてそのまま岸壁に向かい、海に飛び込んで自殺してしまいました。」

どうして自殺してしまったのか、謎解きというよりも「ストーリー」をいかに組立てるかという問題です。

解答は明日のブログの冒頭で~(笑)。



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