現在、ハイブリッド車を使っているが、燃費(17.4km/1㍑)に不満はないものの冬場はどうしても悪くなってくるようだ。
たとえば11月にガソリンを満タンしたときに、フロント画面に「航続距離880km」と表示されていた。
そして昨日満タンしたときは、(前回の満タン時からの)走行燃費の自動計算により「848km」と表示され32kmも少なくなっている。
このクルマの1km当たりのコストは「10円/km」だから、単に気温のせいだけで10円×32km=320円も損した計算になる。
痛い!
外野席から「みみっちい計算をするな! オーディオには惜しげもなく金を突っ込むくせに~」、アハハ。
そういえば、つい最近使ったオーディオ経費といえばユニットの修繕代がある。
一昨日(25日)ようやく修繕を終えて戻ってきた。
ワーフェデールの「スーパー12」(口径30cm)である。
記憶力のいい方は「あれっ、ウェストミンスターに入っているユニットと同じじゃないか」。
経緯を説明しよう。
ウェストミンスターからオリジナルのユニットを外し、これまで補助バッフルを使いながらいろんなユニットを装着して試してきた。
その中で一番気に入ったのが「スーパー12」で、最難題の「分解能と量感」がうまくマッチしているのがその理由だが、それとは裏腹に「もし故障したらどうしようか」という奇妙な不安感に駆られて、伝手(つて)を頼って同じユニットを2本キープしたのは3年前だった。
とかくスぺアを準備したがるのは「小心者」の常で、真空管など枚挙に暇がない(笑)。
で、以後大切に包装して物置小屋の屋根付近に2本とも伏せた状態で一度も使わずに保管していた。
で、先日のこと気になったので引っ張り出してテストしたところ両方から盛大な雑音が出る。あれ~、3年前は大丈夫だったのに~。
さあ、修繕しようか、どうしようか・・。
現用中のユニットは故障の気配を微塵も見せないしねえ~。
しかし、オーディオ愛好家の心理としてSPユニットを故障のまま放置しておくのはもの凄く気になる・・。
やむなく、いつもの修理工房に送付した。
その結果、画像を添付したメールで「コイルとボビンが剥離していました」と無情な通告。
原因にまったく思い当たる節が無い・・、たとえば大きな音で鳴らしてもいないし、そもそもまったく使用していなかったんだから~。
つらつら考えるのに「物置の上部は夏の時期などは異常な高温にさらされているので、その高熱の繰り返しによってこういう症状が起きたのだろう」、としか考えられない。
つまり「保管場所のミス」だった。
結局、厳重な梱包のため荷物も大きくなり往復の送料もバカにならず、修繕代ともどもえらい高いものにつきました。
クルマの燃費どころではなかった!(笑)
読者の皆様、精密機器を保管するときは、周囲の環境に大いに気を付けましょうねえ~。