子供の頃、もう少し山間部に住んでいた叔父さん達が宴席に集まった時、「シシを獲りに行く」と言う話をしていて、「日本の山にもライオンがいるは怖い」と、暫くの間思っていました。
その叔父さんは鉄砲で撃つ狩猟法で、「向かってくるイノシシを出来るだけ近づけて、外さないように撃つ」とも言っていて、戦争帰りは凄いとも思ったものでした。
その頃は、イノシシが家のそばまでやって来る等とは思いもしませんでしたが・・。
ちょっとした縁で知り合ったイノシシ獲り名人から、「イノシシが獲れたので、肉は要るか?」との連絡が入りました。
「上等のロースで、塩コショウだけで焼いて食べると旨い」との事で、その通り頂きました。
何本か毛が付いていました。
「血抜きをきちんとすれば臭みは無く、脂身が旨い」と以前聞いていましたが、確かにその通りでした。
(昔食べた肉は臭みがあって、その様なイメージを持っていました。)
が、最初は食べた脂身は、その後は、さすがに身体が欲する年齢は過ぎてしまっていて、残すようになりました。
(16/11/19撮影)