キンちゃんの「マイコレ」partⅤ

果樹栽培、自然観察、・・・そして時々人間観察等です。

私の最後の羊が死んだ

2025-01-13 18:54:17 | 

《前代未聞の「羊飼い作家」誕生秘話エッセイ
最初の一頭を飼ってから、最後の一頭の出荷を見届けるまで
「羊飼い一代記」を綴った傑作エッセイ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お仕事は何を?」
「羊飼いです」
「……え?」
という、なんとなく微妙なやりとりを重ねてきたのは、ひとえに日本人は羊飼いという職業に馴染みが薄いせいであるのかもしれない。
(本文より)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
酪農家の娘として生まれたからこそ、その過酷さは身にしみており、大学卒業後も農業に関わるつもりはなかった。
だが大学時代に教授宅で催されたバーベキューで出逢ってしまったのだ、美味しい羊肉と――。
「自分でも生産してみたい」との思いから一念発起しニュージーランド実習へ。

さまざまな縁にも助けられながら、勉強を重ね、日々実直に羊を育て、出荷し、羊飼いとして収入を得られるようになった。やがてお得意先のレストランシェフに「河崎さんとこの肉はお客さんに出すのが勿体ないほど美味しい」と言われるまでに。

順調に回り始めた羊飼い生活を、それでもなぜやめる決断をしたか、そしていかにして小説を書き始めたのか。「小説家前夜」の日々を綴る。》

 

この著者の作品は、以前、数冊の小説を読みました。

この本は「小説家前夜」の日々を綴る自伝的エッセイであり、著者の逞しさの原点を感じる、興味深い本でした。

おかげで、養豚業に従事していた時の事を思い出しました。

私の最後の羊が死んだ[河崎秋子](画像借りました。)

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母の待つ里

2025-01-07 19:01:30 | 

《家庭も故郷もない還暦世代の3人の男女の元に「理想のふるさと」への招待。

奇妙だけれど魅力的な誘いに半信半疑で向かった先には、かけがえのない「母」との出会いが待っていた。

彼らが見出す人生の道しるべとは?》

 

NHKドラマにもなったようですが・・、地方生活者としては、還暦世代の都会生活者が本書のような「老後サービス」に納得する事が不思議でしたし、受け入れる側の住人(を演じる)にも違和感を感じる話でした。

やがてやって来た終わりの場面も・・、同じような、浮き上がってしまう感覚がありました。

Image(画像借りました。)

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ヴィンテージガール

2025-01-04 18:51:17 | 

《東京の高円寺南商店街で小さな仕立て屋を営む桐ヶ谷京介は、美術解剖学と服飾の深い知識によって、服を見ればその人の受けた暴力や病気などまでわかる特殊な能力を身につけていた。そんな京介が偶然テレビの公開捜査番組を目にする。10年前に起きた少女殺害事件で、犯人はおろか少女の身元さえわかっていないという。さらに、遺留品として映し出された奇妙な柄のワンピースが京介の心を捉える。10年前とは言え、あまりにデザインが時代遅れ過ぎるのだ。京介は翌日、同じ商店街にあるヴィンテージショップを尋ねる。1人で店を切り盛りする水森小春に公開捜査の動画を見せて、ワンピースのことを確かめるために。そして事件解明に繋がりそうな事実がわかり、京介は警察への接触を試みるが……。》

 

特殊能力(才能)を持つ主人公が、相棒の力を借りながら、警察の捜査と関わり合いながら・・、事件の深層を解明していく。

知らなかった技術・病気・社会の歪みが絡んだ事件であった事もあって、面白く読ませて頂きました。

余談ながら、最近は集中出来る読書時間は短くなり、記憶力の劣化も進行して・・、順次登場する人物名を直ぐに忘れるので、名前を書いたメモ用紙を栞にしたが・・、読み終える事が出来て良かった・・。

ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介(画像借りました。)

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君が手にするはずだった黄金について

2024-12-23 18:58:27 | 

《才能に焦がれる作家が、自身を主人公に描くのは「承認欲求のなれの果て」。認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの? 青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する連作短篇集。彼らはどこまで嘘をついているのか? いま注目を集める直木賞作家が、成功と承認を渇望する人々の虚実を描く話題作!》

《目次 プロローグ/三月十日/小説家の鏡/君が手にするはずだった黄金について/偽物/受賞エッセイ》

 

読み易さに濃淡はあるけれど・・、「僕」の考え方・行動選択が興味深く・・、面白い短篇集でした。

追加して数作品読むかなぁ・・。

(画像借りました。)

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詐欺師と詐欺師

2024-12-10 18:28:52 | 

《「わたしを裏切ったら許さない。絶対に」ターゲットはあの女、ただ一人。騙すなら、派手に、華麗に、堂々と――。稀代のストーリーテラーが贈る、衝撃のラストにご注意を。》

《海外で荒稼ぎして帰国した詐欺師の藍は、ある政治家のパーティーで知り合ったみちるに興味を抱く。みちるは親の仇を捜しており、そのために金がいるという。仇とは、世界的企業に成長した戸賀崎グループ筆頭株主の戸賀崎喜和子。隙だらけの復讐計画を聞いた藍は、みちるに協力することになるが……。》

 

非科学的な所や不自然さを感じる所もあったけど・・、テンポ良く展開し、主人公の広く深い知識(?)もあって、面白く読ませて頂きました。

詐欺師と詐欺師(画像借りました。)

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イッツ・ダ・ボム

2024-11-30 18:13:56 | 

《「日本のバンクシー」と耳目を集める新鋭“ブラックロータス”。彼の正体を熱心に追うウェブライター。

ストリートにこだわり続けるグラフィティライター“TEEL”。そして「落書きなんて流行らない時代」に落書きを始めた青年。

「俺はここにいるぞ」と叫ぶ声が響く、新世代のクライム・ノヴェル!》

 

バンクシ―の活動は報道により若干の見聞があるけれど、グラフィティの世界とは無縁な世界にいるので、言葉だけから実態を想像するのは困難だったけど・・、後半のブラックロータスとTEELの関わり合いは、スピード感もあって、面白く読ませて頂きました。

イッツ・ダ・ボム[井上先斗](画像借りました。)

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雷と走る

2024-11-26 18:00:13 | 

《幼い頃海外で暮らしていたまどかは、番犬用の仔犬としてローデシアン・リッジバックの「虎」と出会った。唯一無二の相棒だったが、一家は帰国にあたり、犬を連れて行かない決断をして――。》

《雷のような逆毛を背負った、美しい犬。運命の相棒を裏切った、幼い私の『罪と罰』。》

《ずっと愛がわからない。示し方も、受け取り方も、わからない。わからないのに、あれが、あれこそが愛だったと確信している。虎は、私が所有した唯一の愛だった。》

 

幼い頃の飼い犬との関係が、今の男女関係に強く影響を与えているという話?

よく理解出来ませんでした。

(画像借りました。)

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こころは今日も旅をする

2024-11-21 19:19:55 | 

《あなたの人生を柔らかく照らす、33の「生き抜くヒント」。九十歳を越えた著者が時代や加齢に微苦笑で応じる、一読痛快、五木流抱腹人生論!

第1章 老人も荒野をめざす(老人も荒野をめざす;さらば、朝の光よ;わが胸のここの底には ほか)
第2章 人生のギア・チェンジ(ままならぬ世の中;人生のギア・チェンジ;大笑いと小笑いについて ほか)
第3章 私が相続したもの(子供の頃の夢;都会の子と田舎の子;私が相続したもの ほか)》

 

面白い話も多くありました。

こういう話が出来るなら、九十歳を越えても良いか・・などと思う・・。

(画像借りました。)

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藍を継ぐ海

2024-11-14 06:54:13 | 

《数百年先に帰ってくるかもしれない。懐かしい、この浜辺に―ー。

徳島の海辺の小さな町で、なんとかウミガメの卵を孵化させ、自分ひとりの力で育てようとする、祖父と二人暮らしの中学生の女の子。

年老いた父親のために隕石を拾った場所を偽ろうとする北海道の身重の女性。

山口の見島で、萩焼に絶妙な色味を出すという伝説の土を探す元カメラマンの男。

長崎の空き家で、膨大な量の謎の岩石やガラス製品を発見した若手公務員。

都会から逃れ移住した奈良の山奥で、ニホンオオカミに「出会った」ウェブデザイナーの女性ーー。

人間の生をはるかに超える時の流れを見据えた、科学だけが気づかせてくれる大切な未来。》

 

この著者の作品が書架に並んでのに気付くと、借ります。

どの作品も、登場人物の心模様は(時に出来過ぎ感を感じても)、最終的に前向きになるので読みやすいと言うだけでなく・・、関連する自然科学的情報の広さ・深さにも感心させられ、興味深く読まさせて頂いています。

(画像借りました。)

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そして誰もいなくなるのか

2024-11-04 18:34:02 | 

《ミステリ作家デビューを夢見る小松立人は、学生時代にとある犯罪に手を染めた。家庭教師先のタンス預金二千万円を、知人同士四人でこっそり盗み出したのだ。ほとぼりの冷めた十年後、盗んだ金を掘り起こすために集まった小松たちは、崖崩れに巻き込まれて命を落とした。 ――はずなのに彼らは、死神から一週間の猶予期間を申し渡され、事故の七日前に戻る。期間中は仲間を殺害することで相手の残りの寿命を奪うことも可能だという。死までの一週間、小松はこの奇妙な出来事を小説に仕立てて新人賞への投稿を目指すことに。しかし、仲間たちは次々と……。独特な感性で描く、“特殊設定×サスペンス”長編。》

 

自分的には、相性が悪い作品でした。

(画像借りました。)

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銀色のステイヤー

2024-10-23 06:51:51 | 

《北海道・日高の競走馬生産牧場で、「幻の三冠馬」と呼ばれた父馬・シダロングランの血を引いて産まれたシルバーファーン。
牧場長の菊地俊二は、ファーンの身体能力に期待をかけつつも、性格の難しさに課題を感じていた。この馬が最も懐いている牧場従業員のアヤが問題児であることも、悩みの種である。
馬主となったのは、広瀬という競馬には詳しくない夫人。茨城県・美浦にある厩舎を擁する二本松調教師とともに牧場を見学に訪れ、ファーンの購入を決めた。不安を覚える調教助手の鉄子(本名:大橋姫菜)に、二本松は担当を任せることを告げる。
ファーンは、俊二の兄である菊地俊基騎手とのタッグで、手のかかるヤンチャ坊主ではあるものの順調に戦績を重ねていくが、あるレースで事故が起こり……。
手に汗握る競走展開、人と馬の絆。
わずか数分のレース時間には、全てが詰まっている。》

 

読みだして直ぐ、馳星周 の「フェスタ」が浮かびました。

今まで読んだこの著者の作品とは雰囲気が違いましたが・・、読みやすくて、更に競馬に興味が湧く、面白い話でした。

ちなみに「 短距離を得意とする競走馬をスプリンター(sprinter)、1マイル(約1600m)前後の距離を最も得意とする競走馬をマイラー(miler)、長距離を得意とする競走馬をステイヤー(stayer)と呼称する。」だそうです。

「シルバーファーン」も検索すると、面白い。

銀色のステイヤー(画像借りました。)

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愚か者の石

2024-10-19 07:15:57 | 

《明治18年初夏、瀬戸内巽は国事犯として徒刑13年の判決を受け、北海道の樺戸集治監に収監された。
同房の山本大二郎は、女の話や食い物の話など囚人の欲望を膨らませる、
夢のような法螺ばかり吹く男だった。

明治19年春、巽は硫黄採掘に従事するため相棒の大二郎とともに道東・標茶の釧路集治監へ移送されることになった。
その道中で一行は四月の吹雪に遭遇する。
生き延びたのは看守の中田、大二郎、巽の三人だけだった。
無数の同胞を葬りながら続いた硫黄山での苦役は二年におよんだ。
目を悪くしたこともあり、樺戸に戻ってきてから精彩を欠いていた大二郎は、
明治22年1月末、収監されていた屏禁室の火事とともに、姿を消す。

明治30年に仮放免となった巽は、大二郎の行方を、再会した看守の中田と探すことになる。
山本大二郎は、かつて幼子二人を殺めていた。》

 

この著者の作品は、重いテーマのイメージがありますが・・、目に留まると借りてしまいます。

話はどの様に纏まるのか分からないままも、興味深く読み続けていましたが・・、最後になって「愚か者の石」の意味が明らかになりました。

濃淡を別にすれば、身近でも心に秘めた葛藤はよくある事で・・、その対応も様々で・・、それが、生きると言う事か・・。

(画像借りました。)

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万、已むを得ず

2024-10-08 18:19:55 | 

《「すべての責めは私が負う。覚悟はできている」――財産税導入、預金封鎖、新円切替……日本を救うこの決断は、この男にしかできなかった。・・》

《渋沢栄一の孫にして、日本銀行総裁、そして大蔵大臣を務めた渋沢敬三。彼はなぜ、第二次世界大戦後、預金封鎖や新円切り替えなどの苛烈な経済対策に踏み切れたのか? 生物学者をめざす心優しい少年が、その人柄ゆえに経済界の要職に抜擢され、日本の財政の行方を左右する究極の決断を迫られるようになるまでの数奇な生涯を、大胆な視点で描いた長編小説。》

 

関東大震災、226事件・・、そして戦中・戦後の激烈な環境の中では、自分が望んで就いた仕事ではないが、日銀副総裁、総裁、大蔵大臣として日本経済を支え続けた渋沢栄一の孫の渋沢敬三・・、興味深く読ませて頂きました。

終戦時「国債が1,200億円・・戦時補償の債務とを足すと1,500億円を超える。・・昭和19年のGDPは、745億円・・」(「2024年3月末で、日本の政府債務残高は1,297.2兆円。対GDP比(推計値)では257.2%」)・・、インフレ抑制のために取る手段は「財産税」と「戦時利得税」、現金の保有額を把握するためには、新様式の日本銀行券を発行し、現行のものと強制的に交換(預金封鎖)。

そして、自分が強く関与した法により、三田の本宅を財産税の物納として、そっくり明け渡し・・、GHQによる公職追放も受ける。

余談ながら、名前を聞いた事のある政治家の名も多く登場していて(吉田茂 石橋湛山 池田勇人 福田赳夫 大平正芳 愛知揆一・・)、戦中・戦後の財政を支えた大蔵官僚の多くが、その後、政治家として日本のリーダーになって行ったのだなぁ・・。

万、已むを得ず[幸田真音](画像借りました。)

 

奇しくも、間もなく「政権選挙」・・、選ばれた人達は、国民をどの様に導くのだろう・・。

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あなたを待ついくつもの部屋

2024-09-28 18:49:37 | 

《いつかの記憶の扉が開く 東京、大阪、上高地3つの帝国ホテルを舞台に織りなす42の物語。》

《帝国ホテル発行の会報誌「IMPERIAL」で11年間にわたって連載した、42編のショートショートを一冊にまとめました。
幻想的な夢の世界を描くものもあれば、現実の夫婦を描いたものもあり、また過去と現在を行き来して語るものも。42編すべて趣向の違う、角田光代さんの幅の広さを思い知る短編集です。
1話5ページで読める短い文章量ながら、じんわりと心が温まり、時には泣け、時には笑えるストーリーが詰まっています。》

 

「ラグジュアリーなホテル」とは縁のない人生なので・・、理解出来てないと思います。

場面設定が限定されている為か、同類の話が繰り返されるように感じましたが・・、多くの登場人物の名前が全て異なる事に変に感心しました。

(画像借りました。)

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越境

2024-09-21 18:37:05 | 

《ロシア軍の侵攻から10年が過ぎたー北海道東北部は、反乱軍と化したロシア軍や指揮を逸脱した自衛隊の部隊、民兵などが群雄割拠している。陸自「支援飛行隊」のイリキは、ヘリ墜落から九死に一生を得る。救ってくれたヤマガタ、アンナと共に、血なまぐさい「無法地帯」を奥へ奥へと進んだイリキの前に、ついに究極の兵器が現れる!ロシアの侵攻により「無政府状態」と化した北海道。自衛官出身、『小隊』の砂川文次が圧倒的なリアリティーで描くノンストップ・ミリタリーアクション巨編!》

 

最初から最後まで、北海道各地での戦闘場面の連続で、いとも簡単に命が奪われて・・、世界各地での戦争が報道される中で、日本がそういう状況になったとしたら・・、とも思ったりしました。

併せて、理屈っぽい所も多く・・、理解出来ない所も多々ありました。

「本当は強者でもなんでもない体制なり制度なりに身を寄せることに汲々とし、それが自分にどういう結果をもたらすかも考えず、自ら進んで破滅を受け入れるゴミのような生き物。それが今の大半の日本人なのだ。」

「危地にある時、具体的な指示ほど恐ろしいものはない。どういう結果になるかより、まず指示に従って、そして自分の思考を放棄してしまいたくなるからだ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

越境[砂川文次](画像借りました。)

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