黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 我家の「よのみの木」

2012年05月25日 | 日記

 


 私が我家を此の地に立てたのは31歳の時、結婚して子供が生まれる予定が有ったので子育ては私が育った様な環境下で育てたかったので自宅が欲しいと思った。この土地は私が小学校時代に両親が畑としてサツマイモを栽培していた所、子供の頃には時々収穫時に来た事が有るが風が強く寂しい場所と思っていた。



 この場所は交通の便が悪く定住するには問題が有ったが環境は素晴らしく何よりアマチュア無線をするには格好の場所であったし定年退職後(其の当時で30年後)でも条件的にもアマチュア無線を継続できる裏付けがあった。この場所は基本的に誰もが新築できる土地でなく特例として農家の子供が新宅する場合のみ許可が下りる場所であったのでドンドン新築が増える心配が不要な場所で御蔭様でこの34年間で1軒だけ新築はあったが100m以上離れており以前から有る家とも50mくらい離れて居たので好都合であった。



 今回は写真の「よのみの木」の話 私がこの土地の下見に来た時。背丈以上の葦が鬱蒼と生えていた。家内は一緒に来たが現地を見た時「此処で生活するの?」と不安そうに聞いて来た顔には涙が流れていた(あの時の御前は何処行ってしまったのだと言いたいが)最終的に家内の了解が得られ親父と最初に此処に来た時、写真のよのみの木を指差して「この木は何が有っても切ってはいけない 今は背丈が無いがやがて大木と成り台風時に風除けに成り家を守ってくれるから又、落葉樹なので夏は日陰を作り涼しく、冬は落葉し日差しを透すので邪魔に成る事は無い。」其の当時1.5m位の背丈で幹の太さも太い所で5cm程度のか細い木であったが現在では4本ある幹が其々一抱え程度に成長して高さは12mくらい有るだろうか?其の時親父の言葉は半信半疑だったが「年寄りの言う事には万に一つも無駄が無い。」の通りである。

 

 この木の背丈が5mくらいに成った時「ツリーハウス」を考えたりしたが忙しくて出来なかったが将来の為 機会ある毎に枝打ちして四角いスペースが出来る様に作って来た。私に孫が出来たら孫の為に「ツリーハウス」を作って遣る事を今から楽しみにしている。其の小屋の中で「トムソーヤの冒険」等を読み聞かせたら孫には良い思い出になる事に違いない。


 
 今日1年振りに3.5MHzの逆Vのアンテナに邪魔に成る枝を取り除いたが(枝打ち)相手が木であっても毎回申し訳ない気持ちに成る。昨日から木の下を流れる用水の上を蛍が飛び始めた 写真の様に元中学校の空き地側が草木に覆われ蛍の生息出来る環境があり年々数は減少しているが此処1週間が見頃、孫とツリーハウス内で蛍を一緒に見れる日が待ちどうしい。



 川に架けてある梯子は我家の小太郎君の散歩道 毎日自分の縄張りを巡回する為 この橋を渡るが其の格好は思わず笑ってしまう。小太郎は我家に捨て猫として迷い込み14年くらい成ると思うが実はメス猫(避妊手術は受けているが)名前は家内が付けたので由来は解らないが大体皆さんの想像通りと思われる。とにかく息子と家内を子分にして自由気侭な生活を送っている。しかし息子や家内に対する此処一番の気使いは猫とは思えぬもの人間であれば可也の出世をしている事間違いなし、可也頭の良い猫で自分は猫だとは思わず人間と思っている様だ。

 

 此間もカツオのたたきの切り身の数が個別折衝して(私、家内、息子と個別におねだり)私より多く小太郎がご主人様常態、私とは名前が似ている割には折り合いが悪く時々私の横を通る時に私には解ら無い様にガンを飛ばしている時が有ると家内は笑っている。

コメント
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