一昨日の20時頃に家内が風呂にお湯を張る為に石油給湯器を働かせて居たら急に警告音が鳴り『急に給湯機からお湯が出無く成ったので一寸調べてくれない?』と私の所に言って来た。
警告音が鳴って居たので室内のリモコンの故障では無く外の石油給湯器側に問題が有ると思い外に出たら石油給湯器本体近くから可也の水が出て居る音がしたので最初に給湯機の前面パネルを外し本体内部を調べたが水漏れ問題は無かったので先ずは買換えや高額な修理費用が掛かるトラブルでは無い事が解り一安心した。
石油給湯器本体に問題が無いとすると後は配管廻りのトラブルと思えたので露出している配管部をチェックしたが此方も問題は無く、其れでは土の中に埋まっている配管部の問題か?と水とお湯の埋設して居る配管部をチェックして居たら湯側の土から出て居る配管部の廻りの土が確りと濡れて居て其処から水が噴き出している音がしたので理設した配管部に原因が有る事がハッキリとした。
然し此の時間帯では外は真っ暗だし寒かったの取敢えず給湯機側の止水栓を閉めて修理対応は翌日にする事にした。明けて今朝の09時頃から理設して居る配管部を掘り起こしてお湯側の配管部分が良く見渡せる状態で止水栓を徐々に開けて行くと配管の接続部分からでは無く耐熱塩ビパイプの一部からみ水が噴き出して居り耐熱塩ビパイプの劣化に寄る漏水が原因で有る事が判明した。
此の給湯機に対する『配管接続作業は素人の水道屋が遣ったのか?』と思われる程の好い加減な工事で我家を建ててから44年間の間に数回の水漏れ問題を起こし数年前に最終的に私が殆ど遣り変えて居たので『若し配管接続部からの漏水だと同類で余り偉そうな事は言えないな?』(同程度の作業)と思って居たが耐熱塩ビパイプ配管の一部に横に入った『ひび割れ』が原因で私が行った配管接続部分からでは無かった。
配管工事に必要な塩パイプやストレート、エルボ、T字ソケット部材等は手持ちの物が有ったので直ぐに配管工事を始め様としたがエスロン(耐熱塩ビパイプ用の接着剤)の手持がノリが固く成って仕舞い使用出来ない状態で!仕方なくホームセンターに買いに走る事に成った。エスロンが有れば配管作業は30分程で終わったが接着剤が十分乾くまで半日ほど放置し夕方前に石油給湯器の試運転をしたら正常に動作した。
然し急激な温度変化が無い此の時期にパイプ部分に亀裂が入ったので原因はハッキリとはしないがお湯側の配管は運転時に可也の高温に成るので此れ等の繰り返しに寄る自然劣化と此の給湯機は直圧タイプ(減圧弁が無く水道水圧が其の侭に掛かるタイプ)なので此れ等のストレスが通常タイプ(1気圧以下)とは可也違うので此れ等が重なり合って発生したトラブルだと思った。今回の此のトラブルを業者に任せると万札が軽く飛んでいく程掛かったと思われるが今回はエスロン代(1400円程度)だけでおさめる事が出来た。