共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

御出坐

2012年07月14日 21時01分04秒 | 日記
岩戸の前で天之鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞を舞い、神々がやんやと囃し立てているのを聞いた天照大御神が岩戸を少し開き、そこをすかさず天之手力男命が押し開いて、大御神が御出坐あそばしたところです。民族芸能ながら本格的な唐織の衣装で、なかなかのきらびやかさです。

こういう御神楽が残っていることは、とっても貴重なことだと思います。それを間近で見られて幸せな一時でした。ただ、この神社の主祭神である須佐之男命は天照大御神の岩戸隠れの原因を作ってしまった神様ですから、内心「いいのかな『ここ』でこの御神楽を奉納して…」と、ちょっと複雑な気持ちにもなったのでありました…(^-^;。
コメント (2)
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荘厳

2012年07月14日 20時45分27秒 | 日記
今日は厚木神社のお祭りで御神楽を奉納するということで、楽しみにやって来ました。

18時から市指定無形民族文化財の相模里神楽垣澤社中による公演が始まりました。演目は《寿式三番叟》と《天之磐扉》の二つです。先ず三番叟が場の清めの舞を舞ってから、岩戸開きの物語が幕を開けました。写真は天手力男命(あめのたぢからおのみこと)が天照大御神の篭ってしまった天岩戸を押し開こうとしているところです。

この時天手力男命が、手にしていた榊の枝を舞台上から投げたのですが、それが何とちょうど私の目の前に落ちたので、縁起物としてしっかり頂いて来ましたV(^0^)。
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