共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

御神輿

2012年08月18日 14時50分13秒 | 日記
六所神社の御神輿です。さすがに《総社》の名を戴く御社だけあって、豪奢な御神輿です。他の五社の御神輿と一緒に、5月5日の《国府祭》(こうのまち)の時に、この近くの大矢場斎場まで渡御されます。

今回、それぞれが厚木から比較的行きやすい場所にあったため、奈良・平安の古から続く相模國の主要神社を巡ることが出来ました。当ブログの『相模國一之宮・玄関口』から順に御覧頂くと、皆様方にも『相模國国府祭六社巡り』のバーチャルパワースポット巡りをして頂けます(笑)。

六所神社HP
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本殿

2012年08月18日 14時30分24秒 | 日記
参道を進み、本殿の前まで来ました。

ここに一之宮・寒川神社、二之宮・川匂神社、三之宮・比々田神社、四之宮・前鳥神社、一國一社八幡・平塚八幡宮の御分霊を合祀し、国府鎮座の総社として《相模國総社六所神社》となりました。以降、相模國の新任国司の巡拝は、ここで行われてきたわけです。

この本殿と石垣は小田原北条家に寄って造営されたもので、五間社(約9m)もの大きさを誇ります。関東大震災で、この辺りの数々の御社が倒壊しましたが、この御社と石垣はその大災害を耐え抜き、今日にその偉容を伝えています。
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境内

2012年08月18日 14時24分25秒 | 日記
この御社は崇神天皇の御代、櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)を守護神として創建され、当時は《柳田大神》と称したそうです。

あまりちゃんと写っていませんが、境内の参道の両脇には一対の池があります。この池は御守護神である櫛稲田姫命の御姿映し(鏡)の池と伝えられています。
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畏敬

2012年08月18日 14時15分55秒 | 日記
先程の鳥居を抜けて、東海道線の線路をくぐるアンダーパスを抜けた先に、目指す御社があります。

その手前の参道の両側に、2本の大きなケヤキが立っています。樹齢数百年と推定され、幹周りは5mあるということです。

御覧頂くと分かる通り、注め繩のはられたケヤキの木を避けるようにして道が整備されています。こういうことが大事にできるところは素晴らしいですね。
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相模國総社

2012年08月18日 13時56分25秒 | 日記
一之宮から八幡宮までの五社を参詣しましたが、これに加えてもう一社お参りに来ました。大磯町にある《六所神社》(ろくしょじんじゃ)です。

大化の改新(乙巳の変)以降、律令制度の整備に伴って地方には国々が再編成され、各国に中央から国司が派遣されました。国司は何年か毎に交代し、新たに赴任した国司は任国に着くと、先ず最初に『巡拝』と称して、その国の有力大社を参拝して回る制度がありました。

しかし、国司の参拝には大変な日数と人数、それに伴う莫大な費用が必要で、この一連の行事が大きな経済的負担となっていました。そこで後に、各国の国府の近くに神社を建てて、そこに巡拝する神社の御分霊を合祀して遥拝することになりました。この神社を《総社》と呼びます。

バスに乗って御社に向かっている最中ものすごい豪雨に見舞われて、はたして無事に行き着けるかどうか不安でしたが、遅れ気味ながらも何とか無事に到着したのでありました…ε~(-。-;)
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