共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

隠れたパワースポット

2012年08月21日 22時30分45秒 | 日記
社殿まで来ました。

吾妻神社の創建は第12代・景行天皇の御代と伝わります。景行天皇の皇子である日本武尊(やまとたけるのみこと)が海路で上総國(現在の千葉県)に向かったところ、海の神の怒りをかって嵐になってしまいました。その時、同乗していた日本武尊の妃・弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)が、海神の怒りを鎮めるために舟から入水し、波浪を鎮められたという伝説があります。

後に、この辺りの海岸に弟橘媛命の櫛が流れ着き、その櫛を埋めて御陵を造ったところから、この辺りの土地のことを『埋澤(うめざわ)』と呼ぶようになり、後にそれが転じて『梅沢』という地区名になったのだそうです。

無事に上総の平定を終えて再びここを舟で通り掛かった時、日本武尊は「ああ、吾が妻」と号泣されたそうです。それが『吾妻山』というこのお山の名前の由来だそうです。また、入水した弟橘媛命の小袖がこの辺りの浜辺に漂着し、これも山頂にお祀りしたことから、その海岸を『袖ヶ浦海岸』と呼ぶようになりました。

我が身を挺して愛する夫の危機を救った弟橘媛命の遺徳を偲んで創建されたこの御社は、その一途な愛の物語故に、恋愛の神様、縁結びの神様として尊崇されているそうです。山登りは結構キツいε=(*。*;)ですが、弟橘媛命の遺徳に肖りたい方は、一度訪れてみては如何でしょうか。
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二の鳥居

2012年08月21日 19時45分31秒 | 日記
一の鳥居をくぐって、東海道線を跨ぐ歩道橋を渡ると、細い登山口があります。ここから吾妻山山頂を目指して、スイッチバック式の参道をひたすら登ります。

蜩混じりの蝉時雨の中登り続けると、この二の鳥居が見えて来ます。御社まで、もうすぐです。
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吾妻神社

2012年08月21日 18時52分09秒 | 日記
火曜日、二宮町に来ました。

先週、相模國二之宮である川匂神社(かわわじんじゃ)に参詣しましたが、実はそれとは別にもう一つ古社があります。それが、町のシンボル的存在の吾妻山の山頂にある《吾妻神社》(あづまじんじゃ)です。

二宮駅から国道1号線を国府津方面に進んだところに、この一の鳥居があります。ここから山頂を目指します。
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お疲れ様です

2012年08月21日 13時56分30秒 | 日記
只今の厚木市の気温は35℃でございます…ε~(*。*;)。

そんな暑さの中、駅前のビジョンに時ならぬ人だかりが出来ていました。何だろう?と思っていたら、ビジョンの画面一杯に、どこやらで見たような女性が写っていたのです。

なんと今日、厚木の市民文化会館で、先のオリンピックで銀メダルを獲得したなでしこジャパンの大儀見侑季選手の祝賀会が行われていたのです。大儀見選手は厚木市出身らしく、今も御主人と近隣の秦野市に在住しています。

とりあえずビジョンに近寄れる限界まで近づいて写真を撮ってみました。何しろ前にタクシーのロータリーがデ~ンと幅をきかせているので、これが精一杯なのです…。画面に映る大儀見選手は、市長の長ったらしい挨拶を聞きながら、何だか疲れた表情にも見えました。そりゃあそうでしょう。日本に帰ってきてから一週間以上経っても、未だに取材やら表彰式やらであちこちに出掛けなければならないのですから。昨日だって銀座のパレードがあったばかりですし…。

かつてアトランタオリンピックで、当時14歳だった岩崎恭子さんが金メダルを獲得した時、帰りの飛行機の中で体操の池谷幸雄君から「帰ったら人生変わってんで~」と言われたそうです。最初は何のことだかあまりよく分かっていなかったそうですが、連日の取材攻勢が学校にまで及んだ時に、初めて言われた言葉の意味を知った…と語っていたことがありました。

日本人の悪いクセで、スポーツ選手でもお笑い芸人でも、一躍『時の人』となった人を擦り減るまで追いかけ回して、騒ぐのに飽きたらパタッ!と見向きもしなくなるという傾向があります。これだけ大騒ぎするのであれば、ついでに今後の育成貢献としていくらかでも寄附くらいしてあげれば、もっと選手達も喜ぶのに…と、こういう国をあげて浮かれている時に、一人冷静に世の中を見つめてしまうのでありました…。
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