共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

どうなんでしょうか…?

2013年10月28日 17時13分43秒 | 日記
本厚木の駅前に差し掛かったら、タクシーロータリーのところに仮設テントが設営してあり、何やらマガジンラックのようなものが置いてありました。何だろうと思って近寄ってみたら、こんなものがありました。どうやら今日から31日にかけて《本厚木ちょい呑みフェスティバル》なるイベントが開催されるようです。

これは、本厚木駅前を中心としたいくつかの飲食店が共同で参加しているイベントです。3枚綴りで¥2、600の『ちょい呑み券』というチケットを事前購入して、それを対象の店舗で渡して各店舗で設定した『ちょい呑みセット』というフードとドリンクのセットを飲食してもらい、それを何軒か『はしご』してもらおうという企画のようです。雑誌のYokohama Walkerがタイアップしているということで、なかなかの規模で行われるようです。

ただ…そう言ってしまっては申し訳ないのですが、厚木のこういうイベントというのが、大概どこかの自治体で上手くいったものの二番煎じだらけなのです。

この《ちょい呑み》も先日中央林間で開催されていましたし、夏にあった『街コン』なる合コンも既に小田原等で開催されていますし、先週末開催された《朝市サミット》も都市部で広がっている《マルシェ》という物産市と大して変わりませんし、ジャズの野外コンサートだってそこら中で開催されていますし、来月始めに開催される《あつぎ大道芸》も横浜の野毛の大道芸に肖ったものですし、…。要するに『これは厚木のオリジナルだ!』というイベントが無いのです。

隣の海老名市にショッピングモール《ビナウォーク》が出来てからというもの、それまで厚木にあったマルイがビナウォークに移転したり、シネコンが充実しているがために厚木の映画館が全滅したりと、いろんな意味で踏んだり蹴ったりで焦りの色が浮かんでいるのは分かります。しかし、だからと言っていわゆる『安全牌』ばかり狙っていては、いつまで経ってもオリジナリティを発揮することは難しいのではないでしょうか。

まあ、いずれにせよ31日まではこの《ちょい呑みフェスティバル》は続くようです。今週はお天気が崩れる心配もなさそうですから、涼しい秋風に吹かれながらお出かけになってみては如何でしょうか。
コメント
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